人気ヘア&メイクアップアーティスト小田切ヒロさんが説く、40歳からの逆転美容。エイジングに抗うより、月日を味方に魅力を高めて深めた方がスマートだし美しい。トレンドをほどよく取り入れ大人美をアップデートするメイクアップのTIPSと、心も姿も磨かれる本音の美容論を毎週火曜日&金曜日にお届けします。
大人のワードローブの定番「ネイビー」。ベーシックで頼れる色である一方、一歩間違えると地味で退屈になってしまうというトラップも。旬のきらめきを取り入れて、モダンにアップデートするメイク技とは?
86回目となる今回は、ネイビーを着る日のメタリックアイライナーについてお届けします。
ネイビーの鮮度を上げる、メタリックライナー×グリッターシャドウ
ネイビー服を無難に終わらせないためには、メイクで挑戦することが大切だと説く小田切さん。ハンサムなジャケットスタイルに合わせるべく手に取ったのは、メタリックな輝きを放つシルバーグレーのリキッドライナーと、プラチナカラーのグリッターシャドウ。
「アイライナーをグラフィカルに引いて、知的でモダンなイメージに。まぶた全体に黒のリキッドラインを引いてしまうと重たくなってしまうので、メタリック質感のシルバーグレーのライナーとグリッターシャドウを使って抜け感を演出。メタリックもグリッターもポイントで取り入れれば、トゥーマッチになりません」(小田切さん)
■美の提案:「中開けライン」の中央にグリッターをサンド
「太めのグラフィカルラインも、まぶたの中央を開けて引くことで、抜け感のある仕上がりに。開けた部分に、縦長にグリッターシャドウをぼかすことで、まぶたの立体感が際立ちます」(小田切さん)
目尻は跳ね上げないのが大人のさじ加減
「上まぶたの黒目の上にはラインを引かないで、開けておくのがコツ。黒目の外側から目尻に向かってラインを引きます。このとき、目尻は跳ね上げないのがポイント。次に、黒目の内側から目頭にかけてラインを引きます。最後に、黒目の上の開けておいた部分に、縦長にグリッターシャドウをのせて」(小田切さん)
\小田切さんがおすすめする「メタリックなリキッドアイライナー」/
「しなやかな描き心地のリキッドライナー。グラフィカルなインパクトと、メタリックなシルバーグレーライナーならではの抜け感が、大人の目元をモダンに引き立ててくれます」(小田切さん)
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ネイビーを着る日の鮮度をあげる、メタリックなアイライナー。一本あるだけで、いつものネイビーが見違えるはず。
次回の更新は、2020年6月26日(金)です。お楽しみに!
[モデル着用衣装]
ジャケット19,000・ワンピース¥16,000(オンワード樫山<アンクレイヴ>)、ピアス¥55,000・リング¥28,000(リンクス オブ ロンドン銀座店)、バングル[左手・太]¥23,000(HAUNT代官山/ゲストリスト<フィリップ オーディデール>)
※掲載した商品の価格はすべて税抜です。
問い合わせ先
- PHOTO :
- 中島 洸(まきうらオフィス)
- STYLIST :
- 関口真実
- HAIR MAKE :
- 小田切ヒロ(LA DONNA)
- MODEL :
- 真樹麗子(Precious専属)
- EDIT&WRITING :
- 長田杏奈