ラグジュアリー・ファッション誌『Precious』で活躍するプロフェッショナルたちが、 ひと目見た瞬間に「手に入れたい!」と心が躍ったアイテムや、 実際に使ってみて「これはすごい!」と感動したアイテムなど、独自のラグジュアリー目線で選んだ私的名品を紹介する『私の最愛名品』。ファッション・ディレクターの萩原輝美さんが選んだのは、パリの陶器ブランド、アスティエ・ド・ヴィラットのインテリアアイテムです。
シンプルだからこそアイディア次第でインテリアのオブジェにも!
パリのサントノレ通りにショップを構える陶器ブランドアスティエ・ド・ヴィラット。日本の伝統工芸である粉引きの器に似た、ナチュラルな風合いに惹かれ、コレクションの取材でパリを訪れるたびに一枚ずつ買いそろえています。
チベットの職人により、ハンドメイドで仕上げられている繊細な器は、白を基調にほんのわずかにグレーがかった色味で、どんな料理にも合わせられるところが魅力です。
最近では陶器だけでなく、カトラリーやキャンドル、ステーショナリーなど、インテリアアイテムも展開しています。なかでもお気に入りは、ドーム型のガラスケース。キャンドルホルダーとしてはもちろん、クッキーやチョコレートを入れたり、ドライフラワーを飾っても美しく、インテリアのオブジェとしても活躍しています。
■18世紀パリの手工芸技術をそのまま継承し、陶器を手づくりするブランド。最近では、陶器だけでなく、ご紹介したガラスケースなどをはじめとするインテリアアイテムも展開しています。
問い合わせ先
- TEXT :
- 萩原輝美さん ファッションディレクター
- BY :
- 『Precious7月号』小学館、2017年
- PHOTO :
- 小池 紀行(パイルドライバー)
- EDIT&WRITING :
- 小林 綾、吉川 純(Precious)
- RECONSTRUCT :
- 難波 寛彦