秋の新しい定番バッグとして注目したいのが、メタリックバッグです。上品な風合いをたたえた、輝き過ぎないメタリックカラーならば、洋服の色を選ばず、黒バッグに匹敵する活躍度を発揮します。ラグジュアリーマガジン『Precious』より、新作メタリックバッグを厳選してご紹介します。
■1:ショルダーバッグにもなる!ステラマッカートニーの「ファラベラ」
小ぶりだけれど長財布が入るうれしいサイズで、予定がある日は仕事バッグに忍ばせることも可能。肩がけもできるハンドル部分は幅広、斜めがけできるストラップは細と、2種類のチェーンがモード感をアップさせます。
内側は、物を探しやすい明るいベージュのライニング。くたんとやわらかなシルエットが、クールなシルバーにこなれ感をプラスします。
■2:2種類のストラップ付き、ジミーチュウのシルバートート
十分な収納力がありながら、とても軽量なトートバッグ。幅広と極細、2種類のストラップはどちらも着脱可能です。幅広のストラップは、ネイビーとブラックのバイカラーなので、着こなしに合わせて表面を替えることができます。
仕切りのない内側には、スリップポケットがひとつ。ふっくらとした立体感が収納力の秘密です。体に当たっても痛くないクッション効果も備えています。
■3:シャンパンゴールドがきらめく!トラベルケースの名門ブランドの箱型クラッチ
『グローブ・トロッター』を代表するトラベルケースと同じ素材を使い、創業当時と同じ技術で端正かつ頑丈に作られたクラッチバッグ。繊細な素材の洋服を傷めないなめらかさも魅力です。
マグネット仕様で、簡単にオープンできます。内側の知的なネイビーカラー、しっかりとしたシルエットが正統派の気品を醸します。
■4:ブロンズカラーの洗練力!サルヴァトーレ フェラガモの2WAYショルダー
ラミネートホイルをカンガルースキンに貼り、ボリュームとやわらかなシワ感を表現したショルダーバッグ。華奢なチェーンは、髪や洋服に引っかからないなめらかさが優秀です。フラップはマグネット仕様で簡単に開閉できます。
内側は2パートに分かれていて、ポケットがひとつ。中に入れる物に合わせて蛇腹状のマチが広がり、小ぶりな見た目以上の収納力を発揮します。
■5:ふかふかのファーをまとった、ザネラートの『ポスティーナ』
洋服の色を選ばずモード感を演出するメタリックカーキのバッグ。長さ調節ができるショルダーストラップ付きがうれしい。
シープスキンの一枚仕立てで、裏面はふかふかのファー。手を入れるたびに心癒やされるほどの心地よさです。エッジはシープスキンの切りっぱなし。毛足が遊んで、かわいらしいアクセントになります。
■6:小粋にさりげなく、エンポリオ アルマーニのやわらかショルダー
着こなしに合わせてチェンジできる、メタルとレザーの2種類のストラップを付属したショルダーバッグ。ひんやり艶めくシルバーレザーを、ダークシルバーの留め具とチェーンがぴりりと引き締めます。
大小2パートに分かれた内側は、開けるたびに気分が華やぐピンクベージュのライニング。小脇に抱えたときに体のラインにフィットする形が魅力です。
■7:上質レザーのクールビューティ!フェンディの『セレリア レイ』
手作業の技が光るふっくらとした「セレリア」ステッチが高級感の決め手。長さ調節できる幅広ストラップ付きです。
内側には熟練した職人がひとつひとつ手がけたことを物語る、シリアルナンバーを刻印したプレート入り。ハンドルよりも前側に配したダブルジップが特徴です。
■8:これぞ持つアクセサリー!ペラン パリの横長クラッチバッグ
パーティ仕様のハンディな横長クラッチバッグ。ブロンズカラーレザーに透明感のある樹脂パーツを配した、アクセサリー感覚のデザインが魅力です。前面の筒型状パーツは、手を入れたときに親指だけサイドに出せるつくりでしっかりホールドできます。
マグネット開閉のフラップで、内側はごくシンプル。程よい厚みは、手になじむように計算されています。
以上、人気の高いラグジュアリーブランドのメタリックバッグを8つご紹介しました。今秋はシックカラーの装いに、メタリックをプラスする着こなしがよさそうです。そのほか、Preciousのエディターやスタイリストが選んだ使い勝手のいい秋バッグは、発売中のPrecious9月号によりたくさん掲載されています。
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※掲載した商品の価格は、すべて税抜きです。
- PHOTO :
- 宗髙聡子(パイルドライバー)
- STYLIST :
- 富岡百合子
- EDIT&WRITING :
- 川村有布子、岡本治子、川口夏希、望月琴海・遠藤智子(Precious)