ビスポークの本場、英国やイタリア仕立てのスーツはいつの時代であっても男たちの憧れである。いつか現地に訪れてオーダーしたいと考えている方も多いだろう。いつかは本場のオーダースーツに袖を通したいと思うが、海外だけに目を向けるのはもったいない。今や日本は世界に誇るファッション大国であり、テーラー文化が深く根付いている。ここでは注目したい日本のテーラーを3つ紹介するとしよう。
日本テーラーの有望株はこの3つ!
■1:「サルトリアイコア」
ナポリの巨匠ヌンツィオ・ピロッツィ氏や、新時代のテーラーとして一世を風靡した「平林洋服店」のもとで腕を振るった職人、石津健太氏のテーラー「サルトリアイコア」。ナポリ仕立ての軽さややわらかさと都会っぽい清冽な仕立てを併せ持つ彼の服は、東京の街に映えるクラシックだ。
問い合わせ先
- サルトリアイコア mail:sartoria.icoa@gmail.com
- 住所/東京都中央区新川1-11-10 明祥ビル2-B
■2:「ブライスランズ」
ビスポークではないが、禁酒法時代を彷彿させるアメリカンクラシックなスーツを手に入れたいなら、「ブライスランズ」のメイド・トゥ・メジャーを。ゴリッとしたヴィンテージ風の生地を使い、特別なパターンでナポリのテーラー「ダルクオーレ」に縫製させたそのスーツは、潔いほど男らしい。
問い合わせ先
- ブライスランズ TEL:03-6721-0133
- 住所/東京都渋谷区神宮前3-15-4
■3:「サルトリア カヴート」
フィレンツェで修業し、2015年から石川県七尾市で活躍するテーラー、甲祐輔氏。優雅なフロントのカーブを特徴とするフィレンツェ式のカッティングを、驚くほどに精密な手縫いで仕立てる彼のスーツは、国内外からの注目が絶えない。美しいボタンホールだけでも、一見の価値ありだ。
問い合わせ先
-
サルトリア カヴート mail:cavutosartoria@gmail.com
住所/石川県七尾市木町19-1
※2020年春号の情報です。営業時間などの詳細は、店舗HPなどでご確認ください。
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- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
- BY :
- MEN'S Precious2020年春号より
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- 渡辺修身(SAMMY STUDIO)
- STYLIST :
- 四方彰敬