おしゃれであること以前に、T.P.O.にふさわしい着こなしを楽しむことは大人にとって不可欠。いつも同じバッグを使い回すのではなく、シーンを想定したバッグ使いを披露すれば、センスのよさだけでなく、知的な印象まで与えることが可能になります。今回は、そんなビジネスシーンにふさわしいバッグを合計5つお届けします。
■知的なクリーミーグラデーションを完成、グレージュのバッグ
こっくりとしたグレージュのバッグは、控えめに個性を発揮するステッチワークのデザイン。テーラードジャケットでつくるキャリアスタイルに合わせれば、こなれ感がプラスされます。晩夏から初秋は、ホワイトの分量を多めにすることで、さわやかな印象に。バッグの上部にあるスナップを外し、左右に広げると、ボックス形から台形シルエットに変化。A4サイズが入る大きさになります。
■オンスタイルに映える!ホワイトのトリミングが目を引くバッグ
愛せずにはいられない、黒×キャメルの着こなし。バッグをリンクさせて、オンスタイルの完成度を高めましょう。ホワイトのトリミングが、装いにクリーンな印象を与えてくれます。サイドのスナップを外すと、さらに容量がアップ。出張などにも活躍しそうです。
■スマートに出し入れ可能!ダブルハンドルを採用したバッグ3選
開閉しやすいダブルハンドルのバッグは、忙しく働くキャリア女性の絶対的な定番。こちらの3つは、大切なタブレットを守ってくれる、しっかりとしたつくりや、機能性を基準にチョイスしたもの。さりげないデザインが、シンプルな装いにアクセントを加えます。
【上】『パスパトート』¥435,000(ヴァレクストラ・ジャパン)、素材:カーフレザー×カシミアファー、サイズ:縦21×横26×マチ16cm
シーンに合わせて3通りの持ち方ができる機能派バッグ。上部のジッパーを閉じれば、マチが広がり、ボックス形に。外側の付属ポケットは取り外し可能で、クラッチバッグとしても使えます。
【中央】『ソメ』¥170,000(バリー 銀座店)、素材:カーフレザー、サイズ:縦25×横35×マチ18cm
ダメージが目立ちにくい、シボ感のあるグレインレザーを使用したバッグ。ちらりとのぞく真紅のライニングが、思わずため息をついてしまうくらいの美しさ。フラップ部分を内側に折り込めば、書類など荷物が出し入れしやすいトート型に変身します。
【下】『ラリー』¥130,000(ピエール アルディ 東京)、素材:キャンバス×カーフレザー、サイズ:縦21×横30×マチ17cm
アイコニックな幾何学柄でもある「キューブ パースペクティブ」バッグ。ボルドー×ブラック×ホワイトが奏でるトリコロールが、秋の装いに映えます。シンプルスタイルにも難なく取り入れられるでしょう。
今回紹介したバッグは、デザイン性だけでなく、ビジネスシーンにもプライベートにも使える機能性を兼ね備えた優秀なものばかり。秋に向けバッグを新調して、気分も一新してみてはいかがでしょうか?
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※掲載した商品の価格は、すべて税抜きです。
- PHOTO :
- 川田有二(人物)、小池紀行(パイルドライバー/静物)
- STYLIST :
- 望月律子
- HAIR MAKE :
- TOMO Tamura(Perle/ヘア)、島田真理子(UM/メイク)
- MODEL :
- LIZA
- EDIT&WRITING :
- 川村有布子、岡本治子、川口夏希、望月琴海・遠藤智子(Precious)