今回は、2020年1月から6月までの上半期に「Precious.jp」でご紹介したヘアアレンジの中で、人気を集めた上位10スタイルをご紹介いたします。

ゴム1つで簡単にできるシニヨン、大人の女性が悩みがちな白髪が目立たないポニーテールがランクイン! それぞれご提案いただいた、ヘアスタイリストの方たちのアドバイスとともにお届けしますので、ぜひご覧ください。それでは、10位からチェック!

2020年1月~6月のヘアアレンジ人気ランキング、ベスト10を発表!

【第10位】広がる髪がおしゃれにまとまる「ハーフアップ」

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毛束を交差させるひと手間でメリハリのあるスタイルに!

広がって収まりの付かない髪を抑えるのにぴったりなアレンジの1つが、ハーフアップ。結び方によっては、真っ平らな後頭部が目立ってしまうことも。

後頭部の丸みは、見た目印象の若々しさと華やかさに欠かせないポイント。この丸みを活かしたアレンジを教えてくれるのが、FIX-UP銀座店の店長、西村直人さん。

「ただ束ねるだけでは後頭部がつぶれてしまうので、結び目を包むように2本の毛束を交差させます。結び目のゴムが隠れるだけでなく、膨らませたい部分にボリュームが出る大人のハーフアップになるんですよ」

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【第9位】いや〜なくせ毛が「パーマ風」に激変!梅雨時期におすすめのハーフアップアレンジ

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クセ毛にツヤを与えてパーマっぽく仕上げるとこなれた印象に!

梅雨の髪悩みを解消できるアレンジ術を教えてくれるのは、GARDEN Tokyoトップスタイリスト本木亜美さん。「うねりやクセをそのまま活かせるのがハーフアップアレンジの利点。アレンジ前にスタイリング剤をしっかりとなじませれば、ツヤとまとまりが生まれ、広がりやボリューム感を抑えることもできます」(本木さん)

ハーフアップは、やり方を間違うと「おばさんっぽい古臭い印象」になってしまうこともあるので注意が必要!

「古臭く見える原因のひとつが『きちっと感』。ハチ上の髪は、できるだけゆるくまとめ、根本から少し離した下めの位置で結ぶと一気に今っぽい雰囲気になります。あとは、シンプルなヘアアクセを利用するとアレンジ上級者の装いに。ゴテゴテしたアクセサリーではなく、バレッタなどシンプルなものを選んでください」(本木さん)

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【第8位】湿気で広がる髪対策に!パールのマジェステを使った「夜会巻き」

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着物や浴衣など和装の際にも活躍する、パールがアクセントの「夜会巻き」。

ヘアアクセサリーブランド「France Luxe(フランスラックス)」のPRを務める西村カナコさんがおすすめする、簡単なのに素敵に見える「大人の夜会巻き」。

髪全体を後ろでまとめ、毛束をねじってピンで留めたあと、パールのマジェステで固定するだけの簡単アレンジ。大人もしっくり似合う上品な仕上がりに。

そして、髪表面の毛束を引き出したり、耳上の髪をピタッとせずに耳に少しかぶせるというひと手間も、おしゃれに見せるコツです。

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【第7位】前髪が伸びてもおしゃれに決まる「ひとつ結び」アレンジ

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中途半端な前髪も気になるクセも、カールアイロンで巻き込むだけで映え髪に。

美容院へ行くのもまだちょっと心配…という方も多いこの頃。前髪がちょっと伸びてきて、処理に困っている方も多いのでは?

「実は私も前髪を伸ばしかけているので、その気持ちよく分かります。汗や湿気でクセが出やすい前髪のお悩みも、このアレンジなら一気に解消できます」(MINX 青山店のトップデザイナー・田中美有里さん)

「こちらのひとつ結びは、前髪が伸びかかっている人や、汗や湿気でクセが出やすい人にお勧めのアレンジです。前髪など、あえてアイロンでクルクルにするので、クセのある人は、それを活かしながらアレンジしていきましょう」(田中さん)

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【第6位】【美容師直伝】驚くほど簡単にできる、梅雨時期に重宝する「シニヨン」

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きっちりまとめないのがルール。後れ毛で上品さと女性らしさをプラス。

GARDEN Tokyoトップスタイリスト 本木亜美さんが、「うねり」「クセの広がり」「髪表面のホワつき」などを解消できる、とっておきの「シニヨンアレンジ」を直伝。

「シニヨンの場合、きっちりまとめ過ぎてしまうと老けた印象になることも。後頭部の髪をゆるっと引き出したり、こめかみの後れ毛を残すことで、今っぽい、こなれ感のある印象に仕上がります。

「そして、髪をまとめるゴムはシリコンゴムではなく、太く大きいヘアゴムを使用すると仕上がりが安定します。お団子をつくるときに、毛先をあえて逃すとこなれ感がさらにアップ。無造作に仕上げることで、大人らしい涼しい印象になれます」(本木さん)

さらにヘアアクセサリーを加えるのもおすすめ!シンプルな「マジェステ」などをプラスすると、いつものアレンジがより華やかに。

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