雑誌『Precious』スタイリスト高橋リタさんが伝授する、大人の「きれいベーシック」の着こなしルール

モード感やトラッド感を絶妙にかけ合わせる、リタさん流「きれいベーシック」は、マンネリになりがちな夏の装いの救世主!

おしゃれの腕が上がる、とっておきのルールをレクチャーします。

ルール:「麻のシャツ」は辛口ビターなダークカラーを選んでマスキュリンに遊ぶ

シャツ_1,パンツ_1,ストール_1,バッグ_1,サンダル_1,アクセサリー_1
ダークブラウンの麻のシャツ¥33,000(マディソンブルー)、パンツ¥25,000(Theory)、サングラス¥47,000(グローブスペックス エージェント〈ロバート・マーク NYC〉)、ネックレス¥82,000(チェルキ〈ギャレッタ〉)、時計¥1,300,000(LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス)、ストール¥40,000(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、バッグ¥216,000(トッズ・ジャパン)、サンダル¥52,000(アマン〈ペリーコ〉)

濃色の「麻のシャツ」に合わせるボトムは、本場のイタリア男性のおしゃれ哲学にならって白のくるぶし丈パンツに。

ダークトーンのボトムに頼りがちな人こそ、逆転配色に挑戦してみると格別の洗練度に気がつくはず!

辛口なダークトーンが顔周りの印象を引き締め、ボトムの白が全身にリッチな明るさを与えます。

しっかりと出したデコルテは最高のアクセサリーですが、オンスタイルではパールネックレスで白い艶を足すとフェミニンさが増します。

そでをたくし上げた手首にも男前な時計をのせて知的に

時計_1
上と同じ。

茶のレザーストラップのクラシカルなラウンドウォッチ。気高い雰囲気の機械式時計が、シャツスタイルをシックに格上げ。ピンクゴールドのケースなら女性らしいリッチ感も漂います。

シャツのチョコ茶と白のパンツをつなぐ上品なベージュ小物

サンダル_2,バッグ_2
上と同じ。

「麻のシャツ」は小物しだいでオンにもオフにもコーディネートが可能。オンなら、茶と白をつなぐベージュ小物が活躍。トラッドなバッグを中心にテイストをそろえると全体がまとまります。

「麻シャツを粋に着こなすイタリア男性がイメージソース。女性の男前なシャツスタイルはどきっとするほど色っぽい」(髙橋リタさん)

「私のベーシックスタイルを構成する重要なエッセンスにメンズのおしゃれがあります。何を隠そう、私はイタリアの"おやじスタイル"が大好き(笑)。ミラノの街角やピッティ・ウォモに集う粋な男性たちの着こなしにはいつも注目していて、スタイリングのヒントを得ています。

ピッティのスナップより
ピッティのスナップより。

イタリアの伊達男たちのサマールックも、インスピレーションの宝庫。特に、日に焼けた肌に『麻のシャツ』をさらりと着こなすスタイルは品があって清々しくて、色気もあって…

そんな知的なセクシー感を落とし込んだ男前なシャツスタイルも、私の夏の定番となっています。『麻のシャツ』を軸としたマニッシュな着こなしに、フロントのボタンの開け方やそでのまくり方で女性らしい色っぽさと奥行きを与えます。

このように、『麻のシャツ』は適度に着くずすのがマイルール。なので、シャツのデザインは、ゆるっとしたシルエットよりも、レギュラーカラーやバンドカラーの端正なデザインのほうが、かえって女らしさが引き立ちます。

2020年夏、『麻のシャツ』を新調するならチョコ茶やカーキ、ネイビーなどのマニッシュなダークカラーが断然おすすめ。質感がマットだとほっこり感が出てしまいだいなしなので、程よい艶感も大切です。

着こなし方のルールは、フロントのボタンは2個、できれば思いきって3個…開けても大丈夫、男前だと不思議といやらしくなりませんから!

辛口なセクシーさがVゾーンに品のいい迫力を与えます。ボトムは白にすると、ぐっと洗練度がアップします。

風が心地よく通り抜ける『麻のシャツ』は、蒸し暑い日本の夏にも最適。男前に着こなすシャツの秘めた色っぽさが、『きれいベーシック』に変化をもたらしてくれます。」(リタさん)

シャツ_2
『Precious』 2015年7月号 撮影/竹内裕二(BALLPARK)
シャツ_3
『Precious』 2016年8月号 撮影/水田 学(NOSTY)
シャツ_4
『Precious』 2018年8月号 撮影/生田昌士(hannah)

※掲載した商品は、すべて税抜です。

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この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
BY :
『Precious7月号』小学館、2020年
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PHOTO :
生田昌士(hannah)、佐藤 彩
STYLIST :
髙橋リタ
EDIT&WRITING :
下村葉月(Precious)