金曜22時よりTBS系で放送中で、多くの人の心を掴んでいる『MIU404』は、綾野剛さん&星野源さんのW主演で放送中のノンストップエンターテインメントドラマです。タイムリミットがある中で、事件の早期解決を目指す初動捜査のプロフェッショナルである「機動捜査隊」(通称:機捜)の活躍が1話完結型で描かれています。

第6話では、星野源さん演じる志摩一未の過去が明らかになるストーリーが展開。綾野剛さん演じる伊吹藍とのバディ感が高まる感動的な物語となりました。まずは、第6話のあらすじをおさらいしてみましょう!

志摩が「相棒殺し」と呼ばれるのはなぜ?第6話ふり返り

ネタバレを含みますので「これから観る予定」という人、気になる方はこの部分を飛ばして、次回のあらすじからお楽しみいただければと思います。
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伊吹(綾野剛さん)と九重世人(岡田健史さん) ©TBS

志摩(星野源さん)が「相棒殺し」という噂話を聞いた伊吹(綾野剛さん)は、九重(岡田健史さん)から、志摩のかつての相棒である香坂(村上虹郎さん)が、自宅があったビルから転落死しており、第一発見者は志摩だったという話を聞きます。

香坂刑事の遺体は靴を片方しか履いておらず、もう一足は屋上。そしてお酒を飲めないはずだったのにウイスキーの香りが遺体から香るほどだったと言う不審な点があったことも判明。

志摩から真相を聞き出そうとする伊吹でしたが、「刑事だったら自分で調べろ」と焚きつけられ、九重と共に過去の事件を調べることに。

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成果があげられず追い詰められていく香坂(村上虹郎さん) ©TBS

事件当時を知る人間によると、香坂刑事が亡くなった日は、タリウムを使った連続殺人事件の犯人の逮捕日で、志摩たちもその事件を追っていたとのこと。さらに、その日の夕方、志摩が香坂にすごい剣幕で迫っており、犯人逮捕にも駆けつけなかったと言います。

次の日の朝、香坂の遺体を見つけた志摩は通報。初動捜査を行ったのは志摩と旧知の中である、陣馬耕平(橋本じゅんさん)と桔梗ゆづる(麻生久美子さん)。当時のことを話したがらない陣場でしたが、お酒の勢いで「香坂は最後に手紙を残していた」とこぼします。

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意外と息の合う伊吹と九重 ©TBS

伊吹は「志摩と全力で走るのに必要なんすよ」と桔梗に想いを伝え、部外秘である資料を九重と共に読み始めます。

タリウム事件を追う志摩と香坂は、被害者の同僚だった女性が不倫相手で事件を引き起こしたのでは、と捜査を進めていました。しかしその女性が不倫関係だった証拠は掴めず、追い詰められた香坂は休みの日も単独で女性を調べ始めます。どうにかして証拠を掴みたい香坂は、彼女の誘いに乗り、自宅に入って捜査を行います。

ある日、女性と同じ住所にフリーアドレスからタリウムを注文した証拠があがります。志摩は「お前が注文したのか?」と疑問をぶつけ、「それは権力の暴走だ」とたしなめますが、必死な香坂は志摩の言葉を聞き入れません。

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香坂(村上虹郎さん)に話を聞く志摩(星野源さん) ©TBS

ふたりが言い争っていたところ、真犯人が確保されます。香坂が追っていた女性は、事件を引っ掻き回して楽しんでいただけだったのです。

そして、香坂の転落死は確かに単なる事故でした。

事件の真相を知った伊吹は、「香坂を救えるスイッチはいくつもあったけど、それを全部見過ごした」と志摩から電話で打ち明けられます。香坂が残していた手紙は退職願で、志摩は香坂の異変に気付きながらも手を差し伸べなかったことをずっと悔やんでいたのです。そんな志摩の話を聞いていた伊吹は、あるものを見つけて電話を切り走り出します。

伊吹に「今すぐ来い」と言われた志摩は事件現場のビルに向かうことに。そして、伊吹はあの日起きた事実を志摩に伝え始めます。

香坂はあの日、志摩を待つ中で、別マンションに不審な男が入るのを見つけ通報。現場に向かおうと急いで、転落したのでした。少し前から、通報してくれた人を探したいと考えていた女性が、垂れ幕を下げていたことから、この事実が判明したのです。

「刑事やめたりしないよね?」と問われ「今辞めたら、俺は一生自分は許せない」と続ける意思があることを伝えた志摩。その夜、桔梗の家に呼ばれるふたりでしたが、外には怪しい人影があり……。

志摩を救った伊吹の行動力と台詞に涙!

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左から、志摩と伊吹 ©TBS

伊吹が過去の事件を追い始めたことで、香坂が死亡前に何をしていたのか知ることとなった志摩。視聴者からは「伊吹に出会えて少しでも救われたのかなと思ったら、涙がでてくる」「伊吹が志摩の相棒でよかった」など伊吹の行動や言動に心を揺さぶられる人が多数。

電気のライトが付いている印象的なシーンは、志摩が選択しなかった、実際には起きなかった過去の演出でした。「切ない」「今後の志摩の人生には明かりが灯るといいなぁ」など、志摩の今後について思いを馳せる方も多かったようです。

志摩と伊吹の相棒感がアップした第6話でしたが、「自分が使えないやつだって、認めるのは怖いですよ」と言った九重に陣場が投げかけた「間違いも失敗も言えるようになれ」という台詞に泣いてしまったとの感想も多く見られました。

バディの絆が深まるシーンの数々に引き込まれる回でしたよね。

そしてまた気になる展開が!

ストーリーの最後では、桔梗の家でバーベキューを楽しむ桔梗親子、伊吹、志摩、羽野麦(黒川智花さん)の会話を何者かが聞いているシーンが写し出され、「伊吹の電話がなければ、志摩は盗聴器に気づいたのかもしれない」と、志摩に新たな後悔が生まれないことを願う声も。「志摩は、実は気づいているのでは?」などの意見も寄せられ、このシーンも新たなスイッチとなるのではないかとの声が寄せられていましたよ。

また香坂の検死報告書にドラマ『アンナチュラル』の三澄ミコトの名前があったことも話題に。細かな演出を見逃さないために2度3度とドラマを観ているという方もいらっしゃるようです。

さて、第7話ではどんなストーリーが展開するのでしょうか。気になるあらすじを先取りしてお届けします!

トランクルームになぜ遺体が?第7話あらすじを先取り

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第7話での志摩と伊吹。バディ感がアップしたふたりの活躍が楽しみ! ©TBS

トランクルーム内に男性の遺体があると通報を受け、伊吹(綾野剛さん)と志摩(星野源さん)は、初動捜査にに当たることに。

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ジュリ(りょうさん)と家出少女のスゥ(原菜乃華さん)とモア(長見玲亜さん) ©TBS

死体は、トランクルームの中で猫砂の山に埋まっており、微笑むような穏やかな顔をしているのが特徴でした。自殺のように見える状況でしたが、「ただの自殺とは思えない」と、他のトランクルームの利用者であるジュリ(りょうさん)と、家出少女のスゥ(原菜乃華さん)とモア(長見玲亜さん)に事情を聴取を聞くことにします。

さらに、トランクルームに違法に住んでいる男・倉田(塚本晋也さん)の証言で、死亡した男についてある事実が判明します。

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デリバリー配達員(井口理さん)を介抱する陣馬と伊吹、志摩 ©TBS

一方、陣馬(橋本じゅんさん)は、結婚が決まった長男の両家顔合わせに出席するため会場に向かっていました。しかし、その道中で偶然にも指名手配犯と遭遇し、急遽後を追うことになり……。


第7話では、りょうさん、塚本晋也さんのほか、King Gnuの井口理さんがメロンパンのデリバリー配達員として出演。ドラマは初出演となる、井口さんの演技にも注目が集まります。

さらに、予告動画では謎の男を演じる菅田将暉さんも写っており、豪華すぎるキャスト陣に視聴者からは「楽しみすぎる!」と歓喜の声が上がっていましたよ。

今回も見逃せないシーンばかりとなりそうな第7話の放送は、8月7日(金)22時からですのでお見逃しなく!

番組詳細

  • MIU404
  • 2020年8月7日(金)22時よりTBS系にて放送