「グレージュ×白で、爽やかなエレガンスを意識してみました」
先日、久しぶりに、ドレスコードのある発表会に
出席させて頂きました。
昨年末に傷めた右足首がなかなか治らず、
スニーカー生活を余儀なくされて半年強。
すっかりきれいな格好のカンが鈍っていた私は、
「スマートエレガンス」というドレスコードに
前の晩、かなり頭を悩ませてしまいました。
そこで、せっかくグレーヘアになったのだから、
最愛カラーのひとつ、グレージュがどう映るかを
実験してみることに…。選んだのは数年前に出合った
グレージュのノースリーブワンピースでした。
ワンピースは、“ロロ・ピアーナ”の繊維の細い
ウール素材を、バイアスに使って仕上げたもの。
ほのかなツヤがあり、身体のラインに自然に沿って、
肩の力の抜けたドレッシー感が漂います。
そこに、タキシードなどでよく見られるヘチマ襟の
白のジャケットを重ねてみました。
バッグや靴まで白でまとめたら、グレーヘアも含め
全身が明るめのワントーンに。
秋冬の印象が強いグレージュも、×白だと
夏っぽく、爽やかに仕上がるようですね。
「バッグの中身も、グレージュベースに進化しました」
使いやすくて愛用していた名刺入れが、
長年の酷使でボロボロになってしまったことから、
同じ型の色違いに代替わりさせました。
そのとき選んだのが、大好きなライムカラー。
そこから私の「バッグの中身改造計画」が
スタートしたのですが、数年を経て、ようやく
この春、一応の完結をみたかな…と思っております。
完結に導いてくれたのは、ライムカラーと
グレージュという、私の想像を超えた
新鮮な配色の、二つ折りの財布でした。
長財布からのチェンジは、収納力の観点からも
ためらわれたのですが、そんなときにグレージュの、
とても薄手のマルチケースと出合いました。
PRの方が「私も領収書入れにしようかしら」と
おっしゃったことに、なるほど~と強く納得。
かさばりがちな領収書やクレジットの控えを
別のケースに収めることで、念願だった
お財布のダウンサイジングも実現したのです。
グレージュ×ライムカラーのバッグの中身は、
シックなのに軽やか、そしてフレッシュな気分を
私にもたらしてくれました。
それにしてもグレージュって、服でも小物でも、
季節を問わず活躍してくれるだけでなく、
合わせる色で表情を変えてくれる、希有な色ですね。
(写真/エディターH&J 文/エディターJ)
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