伝説の雑誌『MADE IN USA CATALOG』からはや45年。この社会においては、もはや生産国にこだわる考え方は、時代遅れなのかもしれない。しかし最も生産のグローバル化が進んだスニーカーという分野においても、いまだに男たちの幻想を搔き立ててくれるブランドがある。
英国製のスニーカーはどこが違う?
ニューバランスの『М576』
それがアメリカや英国に工場を持つニューバランスだ。英国北西部のフリンビーという、かつて革靴生産の拠点として栄えた街に、ニューバランスが工場を建設したのが1980年代初頭。そこではヨーロッパから調達した上質なレザーを使い、熟練した職人技を生かしたスニーカーをつくっている。
1988年に登場したランニングシューズ『M576』こそは、この英国工場のクラフツマンシップを最も堪能できるオールレザー製。はいて磨くほどに風合いを増す、革靴感覚で愛せる一足だ。
関連記事
- 東京デザインスタジオ ニューバランスより、あの「完売スニーカー」の新バージョンが発売開始!
- ニューバランスがアメリカ工場でマスク製造を開始
- フラット靴感覚でONにもOFFにも使える!大人向け最新「黒スニーカー」5選
- ボルボ・XC40に大人のカジュアルスタイルを見た!
- コーデの外しテクはスニーカーにあり! ファッションプロも実践する足元アレンジ術
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
- BY :
- MEN'S Precious2020年春号より
Faceboook へのリンク
Twitter へのリンク
- PHOTO :
- 戸田嘉昭(パイルドライバー)
- STYLIST :
- 石川英治(tablerockstudio)
- EDIT :
- 山下英介(本誌)