朝はかっちりメイクをして若々しい肌を作り出せても、夕方になると老け感が漂い始める……。40代からの大人肌には、そんなお悩みが頭をもたげてきます。その老け感の発信源は、目元肌のくすみとシワ。老け感払拭には、目元肌のベースメイクがカギになります。

くすみ対策には足し算、シワ対策には引き算が効果的。「アイベースメイク三種の神器」を上手に使って4つの目元肌メイクの鉄則をクリアすれば、もう“夕方5歳老け”におびえる必要はありません。すぐに実践できる鉄則をマスターして、明日からは美しい目元を一日キープしましょう!

■鉄則1:メイク前に「アイクリーム」を“足し算”して乾燥ぐすみ&シワよれを阻止

アイクリームは眼尻から円を描くように置き、指先で軽く抑えるようになじませる

午後以降の老け感を生む“くすみ”の原因は乾燥です。また、粉類の“シワよれ”も乾燥が一因。夕方まで目元を乾かさないための朝ケアは、大きな課題です。

「アイベース三種の神器」のひとつめは「アイクリーム」。大人世代用のラグジュアリーな成分のアイクリームを、目尻から矢印の方向にくるりとなじませましょう。特にシワやキメが目立ちやすい部分は、指先で軽く押さえるようにしてしっかり浸透させるのがコツ。

【左】コスメデコルテ AQ ミリオリティ インテンシブ アイクリーム(20g ¥30,000)、【右】ヘレナ ルビンスタイン ライフ パール セルラ アイ&リップ(13.95g ¥27,000)

アイクリームは、毎日の基本ケアとして定着させること、そして、メイクの上から使える“日中重視”で選ぶことが大切。朝のメイク前に心地よく使えるテクスチャーのものを選んで。

コスメデコルテ(「AQ ミリオリティ インテンシブ アイクリーム」(写真左)やヘレナ ルビンスタイン「ライフ パール セルラ アイ&リップ」(写真右)など、朝だけでなく夜にも絶大な威力を発揮するマルチ効果のアイクリームなら、日常ケアは万全です。

■鉄則2:「ゆるコンシーラー」を“足し算”して明るさとツヤをプラス

コンシーラーは化粧下地のあと、下瞼にやや多めにつけ、目のキワまでなじませる

目の周りの影を隠して明るさとツヤをプラスするのが「三種の神器」ふたつめのアイテム「コンシーラー」。化粧下地をつけたあと、下瞼は写真を参考にやや多めにつけ、目の際までなじませます。

塗りにくい場合は、コンシーラー用のブラシを使うと便利。目尻や上瞼までぐるりともれなくつけましょう。パウダーを重ねるので、白すぎる?と思うくらいがベスト。頬に使うコンシーラーやファンデーションとの境目は上手にぼかして。

【左】ラ・プレリー セルラー ライトファンタスティック アイトリートメント 20(¥7,800)、【右】キッカ ラディアントライト(¥4,000)

コンシーラーはいわば「目元専用ファンデーション」。厚く塗って隠すのではなく、粉類は控えめに、光で肌のアラを目立たなくするゆるめのテクスチャーのものがベターです。ファンデーションよりも1~2段階明るいものを選びましょう。

ラ・プレリー「セルラー ライトファンタスティック アイトリートメント 2」(写真左)やキッカ「ラディアントライト」(写真右)は、くすみを隠してシワを目立たせず、ツヤのある目元肌に整える名品。くまの下から目尻、瞼までぐるりと大きめになじませて。

■鉄則3:シワ対策にはファンデーションを“引き算”して正解

目の周りのシワを「塗って隠す」発想は捨てましょう

さあ、老けの印象をもたらす“くすみ感”は【鉄則2】のコンシーラーで隠せました。それ以上のベースメイクが厚くなるほど、時間の経過とともにヨレてシワを目立たせる原因に。目元の余分なファンデーションはシワやキメの溝にたまり、笑っていないときでも表情ジワを強調します。

そのため重要になってくるのが“引き算”の発想。カバー力があるファンデーションは重ねません。例外は、お粉のように薄くつくパウダータイプをブラシ使いでのせるときだけ。シワ対策では粉類を最小限にとどめるよう心がけて。

■鉄則4:極薄フェースパウダーをふわりと重ね、ツヤ&明るさを“足し算”

極薄フェースパウダーをブラシ使いで重ねれば汗くずれ防止効果も(写真のブラシはパルファム ジバンシイ アイシャドウ ブラシ M ¥2,500)

アイベースメイク「三種の神器」3つめは「極薄フェースパウダー」。コンシーラーだけでも十分に美しいのですが、選りすぐったパウダーをブラシでまとえば、質感がグレードアップ!

また、オフィスやパーティの会場によっては微妙に汗ばむ可能性も。極薄パウダーを重ね、汗くずれを防ぐ効果を狙いましょう。注意点は「目のキワまできちんとつける」ことだけ。ここを塗り残すと野暮ったくなり、目ヂカラが半減してしまいます。

【左】ランコム「ベル ドゥ タン 01」(¥6,200)、【右】パルファム ジバンシイ「ル・プリズム 81」(¥6,800)

フェースパウダーは、ラグジュアリーな光とツヤ感のあるものを選んで。実際に試して好みのものを見つけられれば、アイメイクの強い味方に。ふわりとした薄づきの仕上がりにするには、ブラシも必須です。

ランコム「ベル ドゥ タン 01」(写真左)、パルファム ジバンシイ「ル・プリズム 81」(写真右)は、ツヤともちをプラスするコンパクトパウダー。極薄ながら色味をのせて、明るさを増す効果も。特に多色タイプは、混ぜて最適な色をつくれるからとても便利!

 

以上、夕方5歳老けを阻止するアイメイクの鉄則をご紹介しました。“足し算”と“引き算”を上手に使い分けて、メイクしたての仕上がりを一日キープしましょう。

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