2020年Precious9月号の「好きなコーディネート」1位~10位を発表します

ラグジュアリーファッション誌『Precious(プレシャス)』9月号をお読みいただいた方へのアンケート調査(ネットアンケート&郵便はがき)にて、「好きなコーディネート」に選ばれた着こなしを、その理由とスタイリングのコツを交え、ランキング形式でご紹介します。

Precious9月号表紙
Precious9月号(8月6日発売)の表紙、カバーモデルは大政 絢

今回10位~1位に選ばれたコーディネートは、風に美しくなびくスカートやワンピース、上質感のあるすっきりとしたパンツスタイルが目立ちました。足元もフラットサンダルやスニーカーを合わせたコーデが多数。季節が秋へと移り変わるとともに、動きやすく、お出かけ気分が盛り上がる着こなしが注目されたようです。

それではさっそく、10位から順を追って1位まで見ていきましょう(※)。このなかに、あなたがこれからの着こなしに取り入れてみたいコーディネートはありますか?

※1位は4つ、5位は3つのコーデが同順位のため、2位、3位、4位、6位、7位は存在せず

【10位】あでやかロングスカート×フラットサンダル

10位 P72右
スカート¥220,000・トップス¥20,000(ミカコ ナカムラ 南青山サロン〈M・Fil〉) サングラス¥39,000(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) ペンダント¥118,000・バングル¥148,000(ホアキン・ベラオ) バッグ¥113,000(トッズ・ジャパン) 靴¥76,000(ジャンヴィト  ロッシ ジャパン) [Precious2020年9月号72ページ]  撮影/佐藤 彩

「スカートの色合わせが素敵」「華やかさとシックなムードのバランスが絶妙」と、あでやかな彩りのスカートに視線が集中したこちらのコーディネート。トップスとバッグの黒で引き締めることで、スカートの魅力が引き立っています。

また、フラットサンダルとジュエリーのゴールドもポイント。「夜のお出かけにぴったり」という読者のコメントが表すような華やかさを添えるとともに、シャープなデザインを選ぶことで着こなしの辛口度が高まり、こなれ感がアップします。

【9位】チェック柄のマキシワンピース

9位 P70
ワンピース¥98,000(ebure) ピアス¥79,000・ネックレス[ブレスレットにして使用]¥158,000(ホアキン・ベラオ) バッグ¥115,000(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 靴¥76,000(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) [Precious2020年9月号70ページ]  撮影/熊澤 透

スカート派の「休日カジュアル」として提案したマキシワンピースが、9位にランクイン! ポイントは存在感を軽やかにする薄手素材にあり、大人の女らしさが漂うモノトーンのチェック柄がラフな気分の装いに仕上がります。

こちらのコーディネートには、「スタイルがよく見える理想的なワンピース丈!」「軽やかな素材感で着心地もよさそう」という声が寄せられました。また、胸元やウエストに入ったタックやショルダーラインなど、「シルエットがきれい」と注目した方も。

涼感がありながら色合いはシックなワンピースは、初秋の装いにもぴったりですよね。

【8位】紺ブレザー×デニムパンツ

8位 P98
¥19,000(リーバイ・ストラウス ジャパン〈リーバイス® ビンテージ クロージング〉) ジャケット¥98,000・カットソー¥9,000(ebure) スカーフ¥37,000・ペンダント¥75,000・時計¥904,000・バッグ¥389,000・靴¥103,000(エルメスジャポン) [Precious2020年9月号98ページ]  撮影/石倉和夫

女優の板谷由夏さんがジェーン・バーキンのように着こなしたデニムスタイルは、「トラッドなジャケットを上手に使っている」「ベーシックなアイテム同士の組み合わせだけど、どこか新鮮」「上品な大人デニムのお手本」などが人気の理由に。

紺ブレ×デニムという昔ながらの王道スタイルを新鮮に変えるのは、最旬シルエットのデニム選びと、モダンなプリントスカーフやこなれ感のあるバッグを合わせた小物使いにあります。

フレンチシックなデニムスタイルが注目される今、程よくクラシカルな雰囲気のなかに、どこか品のいい女っぽさもあるコーディネートを、ぜひ参考にしてみてください!

【5位】黒ディテールスカート×黒ノースリーブニット

5位(7位) P109
スカート¥74,000(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉) ニット¥20,000(Theory luxe) サングラス¥47,000(グローブスペックス エージェント〈ロバート・マーク NYC〉) ピアス¥135,000・ブレスレット¥395,000・バングル¥1,040,000(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) バッグ¥329,000(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) [Precious2020年9月号109ページ]  撮影/生田昌士(hannah)

夏→秋の季節の狭間をつなぐ「スライド黒」を提案する企画からランクインしたコーディネート。斜めにフリルを配した黒のタイトスカートが、「フリルがシックな黒に華を添えている」などと高く評価されました。肌寒さを感じる日にはハイゲージニットと合わせるなど、トップスしだいで気温に合った快適さも旬エレガンスもかなえてくれます。

全身黒でまとめた着こなしには、「エレガントなだけじゃなく、かっこよさも感じさせる」「ちょっとしたお出かけに最適なきちんと感」などの反響が。カジュアルな装いに票が多く集まった今号でも、こちらの辛口エレガンスなスタイルは多くの人の印象に残ったようです。

【5位】黒スキニーパンツ×ブルーシャツ

5位(6位) P82
デニム¥33,000(トレメッツォ〈ピーティートリノデニムウーマン〉) ロングシャツ¥125,000(三喜商事〈アニオナ〉) ノースリーブカットソー¥14,000(マディソンブルー) イヤリング¥1,245,455・リング¥1,090,909・バングル¥836,364(ブシュロン) バッグ¥76,000(ピエール アルディ 東京) 靴¥117,000(クリスチャン ルブタン ジャパン) [Precious2020年9月号82ページ]  撮影/生田昌士(hannah)

「何気ないコーディネートのようでいて、とてもかっこいい」「靴のアクセントがきいている」など、支持を集めたパンツスタイル。定番の細身デニムに、ロング丈のシャツをはおりもの感覚で合わせることで、こなれた印象の着こなしに仕上がっています。

顔色が冴えて見えるサックスブルーのシャツは、上質なオーガニックコットン特有のナチュラルな艶が魅力。「シャツの着こなし方を真似してみたい」というコメントも多数寄せられました。

【5位】白カシミアニット×白パンツ×白スニーカー

5位 P39
カシミアニット¥160,000・パンツ¥208,000・スニーカー¥128,000・ストール/参考商品(ブルネロ クチネリ ジャパン) 帽子¥66,000(ボルサリーノ ジャパン) 時計『オーヴァーシーズ・クォーツ』¥2,700,000(ヴァシュロン・コンスタンタン) その他/私物 [Precious2020年9月号39ページ]  撮影/熊澤 透

オフ白〜ベージュという、Precious読者にも人気カラーの濃淡でつくったクリーミーなグラデーションコーデが5位に。「微妙にトーンが異なる白の組み合わせがおしゃれ」「素材のよさが際立つ大人のカジュアルスタイル」などが、お気に入りの理由として多く見受けられました。

また、「スニーカーの抜け感と、ジュエリーや時計の高級感とのバランスが素敵」「帽子によってかっこよさが増している」と小物使いも好評! 洗練されたこなれコーデが大人の女性のハートを射止めたようです。

【1位】白の細身パンツ×グレーのロングシャツ

1位(4位) P80
パンツ¥25,000(グルッポタナカ〈リビアナ コンティ〉) シャツワンピース¥48,000(ebure) プルオーバー¥28,000(wb) ピアス¥26,000・ネックレス¥33,000(エスケーパーズオンライン〈クレッシオーニ〉) バングル¥108,000(ホワイトオフィス〈ジジ〉) バッグ¥60,000(ロエベ ジャパン) 靴¥69,000(アパルトモン 青山店〈ジョゼッペザノッティ〉) [Precious2020年9月号80ページ]  撮影/生田昌士(hannah)

「大人っぽい爽やかコーデ」「スタイルをすっきりと見せてくれる」という回答が多かった、くるぶしがのぞく細身パンツと、ひらりとすそが舞うロングシャツの組み合わせ。豊かなドレープを描くグレーのシャツは、メタルボタンがさりげないリッチ感を演出します。

風がふわりと吹き抜ける心地よい装いで、秋の休日を身も心も軽やかに! 「手持ちの服でも真似できそう」という声があるように、すっきりとした取り入れやすいバランス感も魅力ですよね。

【1位】ティアードロングスカート×白スニーカー

1位(3位) P68
スカート¥130,000(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉) トップス¥19,000(ebure) ピアス¥66,000・ペンダント¥49,000・バングル¥128,000・リング¥55,000(ホアキン・ベラオ) バッグ¥99,000・スニーカー¥79,000(ピエール アルディ 東京) [Precious2020年9月号68ページ]  撮影/熊澤 透

旬の「透け感ロングスカート」は今号も大人気! 繊細なフリルが何段にも重なったこちらのティアードスカートは、動くたびにシアーな素材が揺らめく心躍るアイテムですが、ともすると甘くガーリーになりがち。

それを大人の装いに仕上げるために重要なのが、足元です。白スニーカーでカジュアルかつスポーティな気分を加え、小気味よく華やがせるのが正解。さらにトップスをネックラインが詰まった端正なデザインにすることで、甘さが抑えられ、洗練されます。

「エレガントカジュアルの理想形!」「ふんわりスカートにスニーカーを合わせるコーデが今っぽい」「異なるテイストをミックスしているのが新鮮」と反響の大きかった着こなしです。

【1位】チュールロングスカート×黒のノースリーブブラウス

1位(2位) P63
スカート¥680,000・ブラウス¥210,000・ブレスレット[2本のセット価格]¥65,000・バッグ¥480,000(クリスチャン ディオール〈ディオール〉) [Precious2020年9月号63ページ]  撮影/熊澤 透

続いてのコーディネートも、ふんわりと軽やかな「透け感ロングスカート」が主役。「上半身のコンパクトさとスカートのボリュームでスタイルアップできそう」「可愛さときちんと感がうまく両立されている」など、多くの共感を呼びました。

トップスも小物もブラックで引き締めて凛とした着こなしにまとめることが、「とにかくスカートが素敵!」と読者を魅了したアイテムの魅力を引き立てるワザ。ぜひ覚えておきたいコーデバランスではないでしょうか?

【1位】白Tシャツ×黒のエレガントパンツ

1位 P51
Tシャツ¥59,000・パンツ¥186,000・バッグ¥150,000・ピアス¥293,000・靴¥168,000・ベルト/参考商品(ブルネロ クチネリ ジャパン)  [Precious2020年9月号51ページ]  撮影/浅井佳代子

「シンプルで真似しやすいのに、ちゃんとおしゃれに見えるポイントが満載」「スポーティな雰囲気を上手に取り入れている」といった回答が多数届いた、モノトーンのコーディネート。

ベーシックな白Tシャツをタックインしたボトムは、実はパンツ。美しいドレープがロングスカートのような優雅なシルエットを生み出しています。幅広のサッシュベルトでウエストマークし、かっちりとしたシューズで重めの足元にすることで、旬のムード漂う着こなしに。

さらに存在感のあるドロップイヤリングも、コーデを完成させる重要なアイテム。マンネリになりがちなモノトーンの鮮度アップに貢献していることが、おわかりいただけるかと思います。

以上、ファッション誌「Precious(プレシャス)」2020年9月号の読者アンケート調査で、好きなコーディネートに選ばれたスタイリングを10スタイル、お見せしました。

このなかに、あなたが真似してみたいスタイリングは、ありましたか?

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ぜひお手に取っていただき、ご活用いただけたら幸いです。


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