スタイリスト・犬走比佐乃さんが手掛ける、ドラマ『SUITS／スーツ』の幸村チカのキャリアファッションが、マンネリになりがちな仕事スタイルを一新してくれると、働く女性たちの間で一大ブームに。街中では、幸村チカファッションに身を包む女性の姿を見かけるようになりました。
雑誌『Precious』11月号では、幸村チカを演じる女優・鈴木保奈美さんをモデルに、『SUITS／スーツ』な女のコートの着こなしを特集。オンとオフの計10コーディネートを、犬走さんにご提案いただきました。
9着目は、本物志向の女性から支持されているAGNONA（アニオナ）のケープをクローズアップ。雑誌『Precious』11月号P135 で鈴木保奈美さんが着用されたコートの魅力を、webでは紐解いていきます。
厳選素材で最上級の着こなしを実現。大人女性の休日を上品に彩る「アニオナのケープ」
ケープ￥219,000・パーカー￥239,000・Tシャツ￥129,000・パンツ￥145,000／アニオナ（三喜商事） ブーツ￥331,000／エルメス（エルメスジャポン）
アニオナの2020年プレフォールコレクションは、フィンランドのアーティスト、ヘレン・シャルフベックの抽象的で静謐なポートレートからインスパイアされています。北欧のエレガンスが取り入れられたリッチな質感や暖かみが感じられるコレクションには、大人の女性の休日に取り入れたいアイテムが多数ラインナップされています。
そのなかから犬走さんが選んだのは、アニオナらしいニュアンスカラーを使用した、柔らかなケープでした。グレーをベースに、トリミング部にあしらわれたヴィキューナカラー（グレージュ）とホワイトが見事に融け合っています。
「アニオナのケープは暖かくて驚くほど軽くて、これぞ名品といったアイテム。今回は、ラインがアクセントになったデザイン性の高いものを選んでみました。ストールも良いですが、やはりケープのようにある程度フォルムがつくられていた方が、体にまとった時に形が決まりやすいですね」（犬走さん）。
大判ストールを格好良く巻くのは、意外に難しいもの。せっかく上手く巻けたと思っても体を動かすと崩れてくるから、なんだか肩などに力が入って疲れてしまう…。そんな“お洒落疲れ”を体験したことがある人もいるのでは？ ソフトで軽いケープなら、ストレスフリーに身体に巻くことができます。羽織るとエレガントに揺れ動き、着る人の所作もクラスアップ！
内モンゴル産の最上級のカシミア素材
素材は、最高級といわれる内モンゴル産のカシミアを使用。アニオナでは、最も貴重で長い繊維のみをカシミアと認定しています。とろけるようになめらかな肌触りと温もりは、身にまとうだけで幸せな気持ちでいっぱいにさせる究極の癒し。「ブランドが心を込めてつくった上質なもの」の価値を再認識させられます。
初秋から真冬まで幅広く活用できる、上品なリラックスコーデ
アニオナのケープは、シャツの上に合わせる初秋のコーディネートから、厚手のタートルニットやコートの上に重ねる真冬まで、幅広く活用できます。
犬走さんが本誌で提案したのは、コージーなパーカーとパンツを合わせたコーディネート。「少しメンズっぽい雰囲気のファッションに、ガサッと上質なケープを羽織るのが、ラフだけど大人な感じがしてカッコいいと思いました！」（犬走さん）。
今回は、とろけるような肌触りで、装うたびに高揚感に浸れるアニオナのカシミア素材のマントをご紹介しました。室内、屋外どちらのシーンでも活躍します。コーディネート次第で、タウンユースにも、リゾートユースにも変化させせられます。「秋冬の癒やされファッションアイテム」として、手に入れてみるのはいかがでしょうか？
vol.10では、カーディガンスタイルでさらりと羽織ることができる、AKRIS（アクリス）のカシミア素材のニットコートをクローズアップします。そちらもお楽しみに！
※掲載した商品はすべて税抜き価格です。
問い合わせ先
- エルメスジャポン TEL：03-3569-3300
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- TEXT ：
- Precious.jp編集部
- BY ：
- 『Precious11月号』小学館、2020年
- PHOTO ：
- 小林美菜子
- STYLIST ：
- 犬走比佐乃
- WRITING ：
- 高橋京子
- EDIT ：
- 石原あや乃
