スタイリスト・犬走比佐乃さんが手掛ける、ドラマ『SUITS／スーツ』の幸村チカのキャリアファッションが、マンネリになりがちな仕事スタイルを一新してくれると、働く女性たちの間で一大ブームに。街中では、幸村チカファッションに身を包む女性の姿を見かけるようになりました。
雑誌『Precious』11月号では、幸村チカを演じる女優・鈴木保奈美さんをモデルに、『SUITS／スーツ』な女のコートの着こなしを特集。オンとオフの計10コーディネートを、犬走さんにご提案いただきました。
6着目からは、オフシーンの着こなしをクローズアップ。今回は、根強いファンが多いBARBOUR（バブアー）のワックスドジャケットをクローズアップ。雑誌『Precious』11月号P126 で鈴木保奈美さんが着用されたコートの魅力を、webでは紐解いていきます。
コンパクトサイズならレディーに着こなせる「バブアーのワックスドジャケット」
コート￥49,000／バブアー（バブアー 銀座店） Tシャツ￥14,000／ボリオリ（三崎商事） スカーフ・手袋／スタイリスト私物
英国発アウトドア・ライフスタイルブランド、BARBOUR（バブアー）のアウター。バブアーは、1894年、イングランド北東部のサウスシールズで創業。北海の不順な天候の元で働く水夫や漁師、港湾労働者のために、ワックスドクロスを提供したのが始まりでした。真摯なものづくりの姿勢がロイヤルにも認められ、イギリス王室御用達となっています。もちろん、英王室のファッションアイコン、キャサリン妃も愛用中とのことです。
鈴木保奈美さんが本誌で着こなしたのは、ブランドを代表するベストセラー「BEDALE（ビデイル）」のレディースモデル。ラグランスリーブ、サイドベント、ハンドウォーマー、袖口に施されたリブなど乗馬用コートのディテールが特徴のワックスドジャケットです。女性の身体を美しく見せるコンパクトなサイズ感も魅力的。
「ゴールドのジップアップも素敵な一着。裏地のチェックをチラ見させるようにして着こなすと可愛いです！」（犬走さん）
高い耐久性を兼ね備えた機能的な素材が、長年愛される理由
最高級のエジプト綿に独自の防水オイルを施したジャケットは、防水性と通気性を両立。化学繊維では真似できないアウトドアでの激しい使用に対応した機能性と、1894年より何世代にもわたって英国のアウトドアーズマンに愛されてきた高い耐久性を兼ね備えています。
裏地のチェックもアイコニック
定番のタータンチェックが、クラシックで高貴なムードをまとわせてくれます。あえてフロントを開けて、ちらっと見せるスタイリングを楽しむのも良さそうです。
オフシーンで挑戦したい。こなれたムードをまとわせる「アースカラーのコーディネート」
ワックスドジャケットといえばカジュアルなイメージがありますが、そこは英国王室御用達ブランド！ スーツやジャケット、ドレスアイテムともマッチします。シンプルなパンツスタイルはもちろん、柄のロングワンピースなどのフェミニンなアイテムとも合う、着こなしの幅が広い一着です。トレンドのクラシカルなチェック柄スカートなどとのコーディネートも素敵です。
「小物で遊んでみると洗練された雰囲気になります」と、犬走さんは、ジャケットの色にリンクさせるように、グリーンのスカーフとブラウンのグローブ＆バッグを投入。アースカラーでまとめた心癒される優しい雰囲気で、大人の休日にぴったりです！
今回は、英国発アウトドア・ライフスタイルブランドのバブアーより、キャリア女性のオフにぴったりのワックスドジャケットを紹介しました。コンパクトで持ち運びしやすく、タウン、リゾート、小旅行、ドライブなど様々なオケージョンに対応し、さりげない品格をプラスしてくれます。
vol.7では、CELINE（セリーヌ）の職人技術が際立つコートをクローズアップします。そちらもお楽しみに！
※掲載した商品はすべて税抜き価格です。
問い合わせ先
-
エルメスジャポン TEL：03-3569-3300
三崎商事／ボリオリ TEL：03-5520-5011
JIMMY CHOO TEL：0120-013-700
関連記事
- 女優・鈴木保奈美さんが着る！日常を豊かにしてくれる「アクリスのカシミア素材のニットコート」
- 女優・鈴木保奈美さんが着る！本物志向の女性が選ぶ「アニオナのカシミア素材のケープ」
- 女優・鈴木保奈美さんが着る！ひと目で上質とわかる「ブルネロ クチネリのリバーシブルコート」
- 女優・鈴木保奈美さんが着る！ 職人が手作業で完成さた「セリーヌのエクスクルーシブな新作コート」
- 女優・鈴木保奈美さんが着る！驚くほど軽くて上質な「ミラ・ショーンのダブルフェイスのコート」
- TEXT ：
- Precious.jp編集部
- BY ：
- 『Precious11月号』小学館、2020年
- PHOTO ：
- 小林美菜子
- STYLIST ：
- 犬走比佐乃
- WRITING ：
- 高橋京子
- EDIT ：
- 石原あや乃
