どんなに忙しいときも、食事は充実させたい。そんなかたにおすすめなのが、手軽で満足感もある「ご飯もの」です。店によってはブランド牛などの高級食材を使用しており、贅沢な気分もしっかり満喫できます。この記事では、駅から本当に近い、おすすめのお店だけをご紹介。「エキナカ」や「地下街」はじめ、駅周辺では「丸ビル」などのランドマーク施設から厳選しているので、急いでいるときも迷うことなくアクセスできます。日々頑張る自分へのご褒美に…ちょっと特別な「ご飯もの」で、一服の贅沢をお楽しみください。
(プレステージなレストランの予約を得意とする『一休.comレストラン』内で口コミ評価が高いお店、ラグジュアリーメディア『Precious.jp』で取材したレストランの中から、計7軒を厳選)
【目次】
- とにかく『肉』!~あの銘柄牛の牛丼も
- とにかく『海鮮』!~ご飯を覆いつくすキラキラの海鮮丼
- 誰もが好きな『カレー』~エキナカから高級ホテルまで
- やみつきになる『各国料理』~パエリアやエスニック
- 番外:ちょっと足を伸ばして…水と緑を眺める癒しのランチ
とにかく『肉』!~あの銘柄牛の牛丼も
【1】米沢牛黄木 東京駅黒塀横丁店|構内レストラン街(改札外)
東京駅の八重洲側と丸の内側を結ぶ「北地下自由通路」。その途上にあるのが、黒い塀に囲まれたレストラン街「黒塀横丁」です。和の趣漂う一帯は、周囲と一線を画す落ち着きを感じさせます。この飲食街の中にあるのが、ご紹介する「米沢牛黄木 東京駅黒塀横丁店」です。
こちらは大正12年に山形に創業した「米沢牛」の専門店。店内は黒が基調の落ち着いた色合いで統一されており、仄かに灯る明かりが安らぎを演出します。奥には10名対応の個室も完備。「駅構内」という便利なロケーションにありながら、ゆっくり腰を落ち着け美味を楽しめます。
大正より受け継がれる目利きの力を活かし、社長自ら食材を厳選。一頭買いで仕入れる「米沢牛」を、多彩な調理法で提供しています。
名物料理は、秘伝の味噌だれ仕立ての「すき焼き」。そのほかにも「ステーキ」「しゃぶしゃぶ」など、米沢牛尽くしの品書きとなっています。ランチタイムは、「丼もの」「お重」など、手軽なメニューをラインナップ。ランチならではの気軽さで、日本が誇るブランド牛を堪能しましょう。
ランチメニューの一例として、「米沢特上牛カルビ丼¥1,850」、「米沢牛極とろ炙り丼¥2,300」、「米沢牛すき焼き重¥2,100」、「米沢牛ステーキ重¥2,900」、「米沢牛サーロインステーキ重¥4,800」など。それぞれのメニューに、小鉢・みそ汁・お新香がセットになっています。
問い合わせ先
- 米沢牛黄木 東京駅黒塀横丁店
- 営業時間/11:00~15:00、17:00~22:00
定休日/なし
予算/ランチ ¥6,000~7,999、ディナー ¥6,000~7,999 -
席数/42席(個室1室)
喫煙可否/全面禁煙
TEL/03-3201-2915
住所/東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅八重洲北口 B1F 黒塀横丁内
米沢牛黄木 東京駅黒塀横丁店 の詳細・Web予約はこちら >>
とにかく『海鮮』!~ご飯を覆いつくすキラキラの海鮮丼
【1】田中田式海鮮食堂 魚忠|構内レストラン街(改札内)
東京駅の改札周辺に広がる「グランスタ東京」。いわゆる「エキナカ」と呼ばれる商業施設で、改札内を中心に、多彩なレストランやショップが軒を連ねます。その規模は大きく、JR東日本の中では最大級。そしてその一角にあるのが、ご紹介する「田中田式海鮮食堂 魚忠」です(改札内)。
こちらでは、豊洲市場から仕入れる新鮮な海鮮を味わえます。画像は、生ウニ・まぐろトロ・いくらを乗せた「ぜいたく丼」。ご飯を覆い隠すほどの海鮮は、見ているだけで心満たされそう。これだけでも充分贅沢なのに、なんと具を1.5倍にした「具の極み」もラインナップされているんです。
すべてのメニューに、小鉢・味噌汁・茶碗蒸し・お漬物付き。またご飯の大盛り&おかわりも、無料で対応してくれます。8時から11時限定で朝食メニューも展開しているので、出発前に立ち寄るのもおすすめです。
メニューの一例として、「ぜいたく丼¥3,680」、「具の極み¥4,580」、「生うにいくら丼¥3,780」、「五種盛り丼¥1,980(サーモン・鯛・いくら・まぐろ中落ち・玉子焼き)」。
問い合わせ先
- 田中田式海鮮食堂 魚忠
- 住所/東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅1F・地下1F グランスタ東京 ※改札内
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【2】SUSHI&SAKE いぶき 東京駅 TEKKO avenue|周辺商業施設(八重洲側)
「SUSHI&SAKE いぶき 東京駅 TEKKO avenue」は、熟練の職人が握る本格鮨と日本酒を中心とした和食のレストラン。東京駅八重洲北口より徒歩1分。大丸東京店のすぐ隣にある「鉄鋼ビル」の、地下レストラン街に位置します。
店内に足を踏み入れると、高級感あふれる和の空間がお出迎え。広めのカウンターでは、職人による握りの技を目の前に楽しむことができます。パーテーションで仕切られたテーブル席は落ち着きがあり、12名対応の個室も完備。東京駅周辺での集まりにも適した、何かと頼れる1軒です。
熟練の職人が握る鮨を中心に、旬の食材を使用した創作和食を提供。鮮魚は全国選りすぐりの漁港より、その朝とれたてを直送で仕入れています。自慢のマグロは、愛媛県宇和島市日振島のブランド食材 「だてまぐろ」。そのまろやかな旨みで、生の本マグロが持つおいしさを教えてくれます。
ランチタイムにはビジュアルも美しい「海鮮丼」が登場。自家製たまり醤油につけ熟成させた「漬けマグロ山掛け丼」や、人気食材を集めた「ねぎとろ・雲丹・いくら丼 」など、豊富なバリエーションを楽しめます。
ランチメニューの一例として、「おまかせ握り盛り合わせ(5貫+巻物)¥1,450」、「おまかせ握り盛り合わせ(7貫+巻物)¥2,000」、「海鮮ひつまぶし御膳¥1,250」、「漬けマグロ山掛け丼¥1,150」、「ねぎとろ・雲丹・いくらの海鮮丼¥1,850」、「オーロラサーモンといくらの親子丼¥1,250」。
問い合わせ先
- SUSHI&SAKE いぶき 東京駅 TEKKO avenue
- 営業時間/11:00~14:30、17:00~22:30 土日祝/11:00~14:30、17:00~22:00
定休日/年末年始・ビル休館日に基づく
予算/ランチ ¥4,000~4,999、ディナー ¥6,000~7,999
席数/60席(個室4室)
喫煙可否/全面禁煙
TEL/03-6268-0063
住所/東京都千代田区丸の内1-8-2 鉄鋼ビル B1F
SUSHI&SAKE いぶき 東京駅 TEKKO avenue の詳細・Web予約はこちら >>
誰もが好きな『カレー』~エキナカから高級ホテルまで
【1】東洋軒|構内レストラン街(改札内)
「東洋軒」は三重に本店を置く西洋御料理専門店。明治22年に創業し、宮内省御用達として名声を残す名店です。
この老舗西洋料理店が「エキナカ」に初出店(グランスタ東京・改札内)。食すべき名物は「ロイヤルブラックカレー¥3,080」です。それはその名の通りの黒いカレー。ブラックルーの黒さの秘密は、松坂牛脂と小麦粉、秘伝のスパイスを、真っ黒になるまでじっくり炒めているためで、そうすることで香ばしさと旨みが存分に引き出されているのです。ひと口食べると、その見た目からは想像できないほど甘くまろやかな風味が広がり、松阪牛本来の旨みをしっかり感じられます。ビジュアルとのギャップがあり、辛いのが苦手な人にもおすすめ。老舗の老舗たる所以を感じる、手間ひまかけた逸品です。
問い合わせ先
- 東洋軒
- 住所/東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅1F・地下1F グランスタ東京 ※改札内
【2】Bar & Cafe Camellia(バー&カフェ カメリア)|東京ステーションホテル
東京駅舎の中に大正4年に誕生して以来、駅とともにその歴史を歩んできた「東京ステーションホテル」。駅舎に見られるドーム部分には、駅構内を一望する客室があるなど、他では決して味わえない、唯一無二の空間となっています。
レストランへの入り口は丸の内南口のドーム部分にあり、改札からわずか30秒でアクセス可能。そして館内2階にあるのが、ご紹介する「Bar & Cafe Camellia(バー & カフェ カメリア)」です。バータイムはもちろん、昼どきにはランチも提供しており、重要文化財という特別なシチュエーションにありながら、気軽に利用できるホテルバーとして人気を集めています。
バーカウンターの反対側には、片面ソファのテーブル席。また店を出たところには、通路を利用したパサージュ席があり、縦長の大きな窓から丸の内の景色を望みます。
ランチタイムは、伝統の「ビーフシチュー」など、ホテルのトラディショナルメニューを提供。その中でもおすすめのプランは、「【再開記念】東京ステーションホテル特製ビーフカレー+乾杯ドリンク¥3,672」です。特製の「ビーフカレー」は、国産黒毛和牛と香味野菜をじっくり煮込んだ、深い味わいを楽しめます。
問い合わせ先
- Bar & Cafe Camellia
- 営業時間/11:30~14:00(L.O.)、17:00~24:00 土日祝/11:30~15:00(L.O.)、17:00~24:00
定休日/なし
予算/ランチ ¥3,000~3,999、ディナー ¥6,000~7,999
席数/40席
喫煙可否/全面禁煙
TEL/03-5220-1951
住所/東京都千代田区丸の内1-9-1 東京ステーションホテル2F
Bar & Cafe Camellia の詳細・Web予約はこちら >>
やみつきになる『各国料理』~パエリアやエスニック
【1】CITACITA(チタチタ) 丸の内店|周辺商業施設(丸の内側)
東京駅の正面に位置する「丸の内ビルディング(丸ビル)」。エリアのランドマーク的存在であるこの施設は、駅から地下通路でもアクセス可能です。
「CITACITA(チタチタ) 丸の内店」は館内5階にあるエスニック料理のレストラン。アジアンリゾートをイメージした店内には優しい灯りがともり、窓の外に広がる赤レンガの駅舎とともに、幻想的な時間を演出します。
タイを代表する料理「トム・ヤム・クン」はじめ、オリジナルスパイス香る「タンドリーチキン」など、アジア各国料理をコースやアラカルトで楽しめます。
ご飯ものな気分なら、タイの家庭料理であり、日本でも人気の「ガパオライス」がおすすめです。甘辛く炒めた鶏そぼろのご飯は、たっぷり加えたバジルの風味がやみつきになります。
「グリーンカレー」は、ココナッツミルク仕立てのまろやかな味わい。パイマックル(こぶみかんの葉)、生姜、レモングラスなどを煮込んだ自家製カレーに、カラフル野菜が彩を添えます。
ご飯ものメニューの一例として、「ガパオライス¥1,280」、「やわらか鶏もも肉と野菜のグリーンカレー¥1,380」、「ナシゴレン¥1,380」など。
問い合わせ先
- CITACITA 丸の内店
- 営業時間/11:00~15:30、17:00~23:00
定休日/丸ビル休館日に準ずる
予算/ランチ ¥2,000~2,999、ディナー¥4,000~4,999
席数/116席
喫煙可否/全面禁煙 ※施設内の喫煙スペースを利用可能
TEL/03-5220-2011
住所/東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング 5F
CITACITA 丸の内店 の詳細・Web予約はこちら >>
番外:ちょっと足を伸ばして…水と緑を眺める癒しのランチ
【1】和田倉噴水公園レストラン
お時間に余裕のあるかたは、駅から少し足を伸ばし、別世界のように優雅なひとときを楽しんではいかがでしょう。
駅前のビル群を抜け、皇居のほうへ向かうと、都心とは思えないほど空を広く感じられます。外苑の一角にある「和田倉噴水公園」は、豊かな水を湛えるまさに都会のオアシス。大噴水が躍動する、変化に富んだ水と緑の風景は、いくら見ていても飽きるということがありません。
公園の中には、隣接するパレスホテル直営の「和田倉噴水公園レストラン」があり、噴水を眺めながらランチやティータイムを楽しめます。その外観はまるでシドニーのオペラハウス。天井高8mの空間は開放感にあふれ、はるか頭上まで伸びる一面のガラスに、癒しの風景を映し出します。
レストランでは国産牛の「ローストビーフ」を使った、多彩なメニューを提供しています。たとえばサンドイッチにバーガー、カレーや丼もの…。ローストビーフは食べ応えのある厚めのスライスで、各料理にたっぷり使用されています。
おすすめはランチプラン「【ローストビーフ丼セット】~スープ・リーフサラダ付~+乾杯ドリンク特典+デザート&コーヒー¥3,630」。目の前に広がる優雅な景色とともに、贅沢な時間を満喫しましょう。
問い合わせ先
- 和田倉噴水公園レストラン
- 営業時間/11:00~14:00、ティー 14:00~17:00
定休日/なし
予算/ランチ ¥3,000~3,999
席数/50席
喫煙可否/全面禁煙
住所/東京都千代田区皇居外苑3-1 和田倉噴水公園
※本記事で紹介したプランの価格はすべて税込です。 ※本記事は2020年10月16日(金)時点での情報をもとに作成しています。メニューや営業時間などは随時、変更になる場合があります。ご了承ください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部