雑誌『Precious』キャリアのおしゃれエッセンシャル・アイテム3選 | 「NEC」グローバルファイナンス本部長 青山朝子さんの場合
昨今、「自分にとって本当に価値あるものを考える機会が増え、ワードローブが厳選された」という声が聞かれるようになりました。そんな譲れないアイテムを、働く『Precious』読者に大調査。「必要」「大切」「好き」の視点から選んでいただきました!
「オンリーワンの自分を目指し、成長のステージをともに歩いてきた逸品です」
今回、お話しを伺ったのは、「NEC」グローバルファイナンス本部長の青山朝子さん。
「ほとんどの会議がオンラインになったので、欠かせなくなったのが、仕事スイッチになるティファニーの大ぶりピアスです。ちょっと華やかで人と違う雰囲気を出せるところが気に入っています。
長く愛用しているアルマーニのスーツやヴァンクリーフ&アーペルのジュエリーも、人と重なりにくく、適度な個性があるのが共通項。『出すぎた杭は打たれない』が私のモットー。オンリーワンなスタイルをつくるものに惹かれるんです。振り返ると、それらが仕事と家庭の成長のステージを、思い出深く彩っていますね。
と、語る青山さんの必要/大切/好きなアイテムをご紹介いたします。
■1必要:ティファニーの大ぶりピアスとエルメスの『アップルウォッチ』
リモートワーク中心の今は、このふたつで仕事モードにスイッチ
「仕事とプライベートの境が曖昧になりがちなので、あえて気持ちが切り替わるよう、決まったアイテムを装着。『ティファニー ハードウエア』のピアスは、広告でレディ・ガガがかっこよく身につけていたのに惹かれて購入。娘がN.Y.の学校に進んだ際に訪れた、五番街の本店で求めたのが懐かしい。
今はパソコンで時間がわかるので、時計そのものは不用ですが、『アップルウォッチ』も仕事モードになるための必需品になっています」(青山さん)
■2大切:ヴァンクリーフ&アーペルの 『アルハンブラ』
きちんとにもカジュアルにも映える絶妙なデザインに惚れ込んでいます
「結婚5周年や10周年などの節目に夫に贈ってもらい、ワードローブになっている『アルハンブラ』のジュエリー。クラス感がありつつ、カジュアルな装いにもドレスアップをするときにもぴったりきまり、ブレスレットやペンダントなどもそろえ愛用しています。
特に、このオニキスとマザーオブパールのロングネックレスは、一連でも二連でも華やかで存在感も格別。それぞれ、贈ってもらった時期の家族の思い出とも重なり、愛着深いもの」(青山さん)
【実際、こう使っています!】
「自宅でのリモートワークの様子。今は、移動時間がないので、会議がぎっしり入りやすい。『必要』の2点をつけて、朝7時半のブラジルから、アメリカ、日本、シンガポール、中近東、アフリカ、イギリス、デンマークと会議で世界一周し、夜10時だったことも」(青山さん)
■3好き:アルマーニ・コレツィオーニのスーツ
これぞというプレゼンを成功に導いてくれた必勝服
「20年ほど前にアルマーニの黒のスーツを買って臨んだプレゼンがとても好評だったので、以来、味をしめて(笑)、アルマーニの服を探すようになりました。
なかでもこのスーツは、ネイビーやシルバーが複雑に織られたジャケットの色合いを気に入っています。無地のテーラードのスーツとは違った、オンリーワンな感じが好き。確かな仕立てで着心地もよく、袖を通すたびにシャキッと気持ちが引き締まるパワーアイテムです」(青山さん)
※紹介したアイテムはすべて私物です。各ブランドへの問い合わせはご遠慮ください。
- PHOTO :
- 小池紀行・池田 敦(パイルドライバー)
- EDIT&WRITING :
- 長瀬裕起子、小林桐子(本誌)