『東京タワー』のライトアップ、限定カラーの日があること、ご存知ですか?
本日12月23日は、『東京タワー』が完成した日です。
1958(昭和33)年のこの日に完成した『東京タワー(正式名称:日本電波塔)』の高さは333m、パリのエッフェル塔より13m高く、当時、世界一高い建造物となりました。
2020年現在、完成している世界一高い建造物はドバイの『ブルジュ・ハリファ(828m)』で、
2番目に高いのが日本の『東京スカイツリー(634m)』です。
『東京スカイツリー』の完成後も、『東京タワー』のシンボリックな姿は愛され続けていますよね?
夜にはライトアップされ、「いかにも東京の夜景」という美しさが見事です。
令和元年からはライトアップに『インフィニティ・ダイヤモンドヴェール』と呼ばれるカラーLEDライトによるパターンが加わり、2020年12月中は、毎週月曜の日没から0時まで『インフィニティ・ダイヤモンドヴェール』の美しいきらめきを鑑賞することができます。
さて、本日は『東京タワー』にちなんで、「塔」という字の入った難読漢字クイズをお送りします。
【問題1】「塔頭」ってなんと読む?
「塔頭」という日本語の読み方をお答えください。
ヒント:「大きな寺院の、本寺を補佐する小さな寺院」のことです。
<使用例>
「清水寺は、塔頭寺院も美しくて見ごたえがあるのよ!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 塔頭(たっちゅう) です。
大きなお寺には、確かに、本寺の周囲に小寺院が点在していたりしますが、あの小寺院は「塔頭(たっちゅう)」と呼ぶのです。ご存知でしたか?
初詣はお寺に、という方には、タイムリーな話題ですよね?
さて、2問目も「塔」の入った難読漢字クイズです。
【問題2】「卒塔婆」ってなんと読む?
「卒塔婆」という日本語の読み方をお答えください。
ヒント:「個人の追善供養に用いる、墓の後ろに建てる、上部を塔形にした細長い板。」を指す言葉です。
「先日、祖父の13回忌に、卒塔婆を建てたの。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 卒塔婆(そとば/そとうば) です。
サンスクリット語の「ストゥーパ(仏塔)」に由来する言葉です。
卒塔婆を建てるタイミングは特に決まっていませんが、一般的に、例文のような法要の時に建てる事が多いようです。故人の冥福を祈る追善供養なので、たとえば、なかなか行かれない遠方のお墓参りに行った際など、「この機に丁重なご供養を」と卒塔婆を建てる、などもOKです。
一般的に、事前に菩提寺や霊園の管理者に依頼すれば、必要な日に卒塔婆を受け取ることができ、費用の相場は3千円~1万円程度、とされています。
本日は、『東京タワー(日本電波塔)』のトリビアと、「塔」という漢字の入った難読熟語
・塔頭(たっちゅう)
・卒塔婆(そとば/そとうば)
をおさらいしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『東京タワーホームページ』/株式会社TOKYO TOWER
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱