2021年も華やかで想いの詰まったショコラがズラリ!「サロン・デュ・ショコラ」パート2の注目商品をチェック

毎年、多くの来場者でにぎわうサロン・デュ・ショコラ。2021年は初めてパート1、パート2に分かれての開催になります。

パート1は「TASTE OF CACAO」(2021年1月21日(木)から25日(月)まで)と銘打ち、ビーントゥバー(カカオ豆からチョコレートバーになるまで一貫して製造を行うこと)のみにとどまらず、カカオ豆から手掛けられるボンボンショコラ(ビーントゥボンボン)やお菓子(ビーントゥガトー)、またカカオをキーワードに生み出される会場限定のイートインなど、幅広くカカオの世界を楽しめるラインナップに。

そしてパート2は「The  Artisans」というテーマで、2021年1月28日(木)から2月3日(水)までの開催となります。「Artisans」とは、「職人たち」という意味。パート2では、ショコラをつくり上げる職人たちに注目しながら楽しみたいですね。

本記事では、パート2「The  Artisans」に登場するセレクションボックスのほか、注目の初登場ブランドをご紹介します。セレクションボックスは、2021年の「つながりは、はじまり。」というコンセプトに合わせてつくられた特別なもの。さっそくチェックしてみましょう。

■1:溢れる想いを詰め込んで「“Emotion”想い~想いをつなぐ~」

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「“Emotion”想い~想いをつなぐ~」16個入 ¥8,424

「“Emotion”想い~想いをつなぐ~」では、ジャン=ポール・エヴァン、トゥルビヨン バイ ヤン・ブリス、パティスリー・サダハル・アオキ・パリなど、全16人のつくり手たちがそれぞれ大切にしている素材や人に宿る「想い」や、つくり手たちの情熱の源になっている「想い」を、ショコラとして具現化したもの。まさに彼らの想いが溢れるボックスとなっています。

ローズ風味のパートドフリュイとカラマンシーのガナッシュを2層に重ね、酸味がアクセントとなっている「フィリップ・ベルのローズ・カラマンシー」、サクサクとした歯ごたえのスペキュロスとキャラメル風味のガナッシュ「オリヴィェ・ヴィダルのイヴェルナル」など、16人のつくり手による16種の個性的なショコラが楽しめます。

■2:人と大地をつなぐ「“Terroir”大地~大地とつながる~」

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「“Terroir”大地~大地とつながる~」12個入 ¥6,480

つくり手がそれぞれ影響を受けた大地――心の奥にずっとある大切な場所や大好きな故郷、忘れられない思い出の地――から感じ取ったエッセンスを詰め込んだショコラとなっています。

パティシエ エス コヤマ、ル ショコラ ドゥ アッシュなどのつくり手12人による12種のショコラが入っています。ミックスしたエピスと蜂蜜風味のアーモンドのプラリネ「フランク・ケストナーのアルダン」、炒ったお米のガナッシュ「フレデリック・アヴェッカーのリ グリエ」などが詰め合わされており、素材からどのような場所のどのような想いが込められているのか、考えてみるのも面白そうです。

世界がつながりひとつになり、ハートに包まれる幸せな世界観を表現した、「サロン・デュ・ショコラ」の主催者のひとりであるフランソワ・ジャンテ氏のイラストが描かれたパッケージも、プレゼントに好適ですね。

■3:大切な瞬間を閉じ込める「“Instant”瞬間~時をつなぐ~」

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「“INSTANT”瞬間~時をつなぐ~」9個入 ¥5,400

「アンスタン(INSTANT)」とは、フランス語で「瞬間」のことを言います。

つくり手たちが自分たちの人生を振り返ったときに、「この瞬間を未来につないでいきたい」と思った大切な瞬間を切り取り、ショコラとして具現化しています。

タイム風味のレモンガナッシュ「ショコ オ キャレのル ロジェ」、バニラとふわりと薫るラム酒風味のマジパン、パッションフルーツのコンフィを使った「カンタン・パイィのフリュイテ パッション」など、9種が入っています。

■4:ブルターニュの息吹が感じられる「オー プティ プランス」

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「オー プティ プランス」のショコラ

今回初登場となる「オー プティ プランス(AU PETIT PRINCE)」。シェフのマエリグ・ジョルジュラン氏は、ブルターニュの四ツ星ホテルなどでの勤務を経て、2009年のブルターニュのエテルに1号店をオープン。現在は4店舗を経営しています。

ジョルジュラン氏は、ブルターニュのバターやそばの実などといった素材を大事にしていることや、彼自身が旅好きということでいろいろな場所で出会った素材を積極的に取り入れているのが物づくりの特徴でもあります。

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「オー プティ プランス」のショコラ

フランス・ブルターニュ出身のショコラティエで世界唯一のキャラメリエ(キャラメル職人)であるアンリ・ルルー氏のもとにいたこともあり、キャラメルを使ったボンボンショコラも。

■5:ノルマンディーのリンゴを詰め込んだ「アルバン・ギルメ」

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「アルバン・ギルメ(Alban GUILMET)」のショコラ

パリのピエール・エルメや、フォションで経験を積んだアルバン・ギルメ氏。2011年にフランス・ノルマンディーでパティスリー・ショコラトリー「アルバン・ギルメ(Alban GUILMET)」をオープンさせました。

サロン・デュ・ショコラではノルマンディーの特産品であるリンゴを使ったショコラが登場。ノルマンディーのリンゴ果汁と、リンゴのエッセンスがぎゅっと詰まったアイスシールドを合わせたジュレを包んだボンボンショコラは、日本で先行発売となります。

また、ギルメ氏はプラリネがとにかく大好きということで、いろんなお菓子とプラリネを組み合わせているのも特徴のひとつです。


今回のサロン・デュ・ショコラはオンラインでも購入することができます。会場でショコラの香りで胸をいっぱいにするのもいいですし、自宅でゆっくりとショコラ選びをするのもいいですね。それぞれのスタイルでぜひ2021年のサロン・デュ・ショコラを楽しんでみてはいかがでしょうか。

※価格はすべて税込です。

問い合わせ先

  • サロン・デュ・ショコラ2021
  • 一般会期/2021年1月28日(木)~2月3日(水)
    開催時間/10:00~20:00(※最終日は18:00終了)
    ※新型コロナウイルス感染拡大防止、会場混雑緩和の観点から、一部の混雑時間帯については、事前発行の入場整理券を持つ方のみの入場となります。詳細は公式ホームページにてご確認を。
  • TEL:03‐3352‐1111(大代表)
  • 住所/東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿本店6F催物場

この記事の執筆者
大阪府出身。大学卒業後、フリーランスのライターとしてゲームシナリオを中心に執筆活動を開始。夫とたれ耳のうさぎと暮らしている。好きなもの:料理、文房具、うさぎ、夏フェス、小説、アクセサリー
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EDIT :
小林麻美