「物臭」ってなんと読む?「ぶっしゅう」ではありませんよ!…う~ん、盲点!?
今年の干支は「丑(うし)」ですね。
「丑」は、十二支が作られた古代中国の時代から使用されていた漢字の名残で、現代では干支以外にはほとんど使われておらす、通常は「牛(うし)」と書きますね。
本日は、縁起物でもある「牛」の入った漢字から、難読漢字クイズをお送りします。
さっそく1問目と参りましょう。
【問題1】「特」って1文字でなんと読む?
「特」という漢字の、1文字で単語として成立する読み方をお答えください。
ヒント:「雄の牛」を意味する言葉です。
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 特(おうし) です。
「まぁ!『特』にそんな読み方があったの!?」と驚きますよね!
「特」といえば「とりわけ/ぬきんでる」などの意味を持つ漢字ですが、
この字の成り立ち「牛」+「寺」は「ひときわ大きな雄牛」を意味しており、
そこから「とりわけ/ぬきんでる」という意味で使われるようになったのだそうです。
恋慕の情を表す時に「あの方は特別な人」というような言い方をしますが、もともとは「とりわけ大きな牛のごとく、別格の人」という意味なのですね…(笑)。
とはいえ、今年の年始の話題にふさわしいトリビアではないでしょうか?
…さて、2問目は「牛」の入った漢字「物」の熟語クイズです。
【問題2】「物臭」ってなんと読む?
「物臭」という日本語の読み方をお答えください。
ヒント:「めんどうくさがること。また、そのような性質の人。」という意味を持つ言葉です。
「今年は寝正月で、すっかり物臭に慣れてしまったわ。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 物臭(ものぐさ) です。
実は単純な訓読みなのですが、「物臭」と漢字二文字が先に出て来ると、「難しい熟語かしら?」と構えて、わからなくなってしまった…という方もいらっしゃるのでは?
年末年始のゆるやかモード、時に、こうしたクイズに挑戦して、楽しくリフレッシュしてくださいませ!
本日は、「牛」の入った漢字から
・特(おうし)
・物臭(ものぐさ)
という、難読漢字クイズをお送りしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱