以前より、やわらかな着こなしが求められるようになってきた今、だからこそ、きちんと感やモチベーションをどう高めるかも重要に。そこで、雑誌『Precious』では、最新2月号で「ニューノーマル時代の『理想の仕事服』」特集を展開中。

この記事では、その中から、これからの着こなしの核になるアイテムの1つ、しなやかな「セットアップ」の着こなしを5つご紹介します。

スーツより気負わず、仕事の場に必須の端正な女らしさを表現できるセットアップ。

ニットやブラウスなど、堅苦しさのないしなやかな風合いのタイプであれば、出勤時にもリモートワークにも活躍し、まさに今の働き方にぴったり。顔立ちを知的に見せるキレのいいえり元デザインと、長時間の着席も快適なボトムに着目して選ぶのがおすすめです。

■1:出勤日に欲しい品格と穏やかさを上品ベージュのヘリンボーンが表現

ピアス_1,パンツ_1,時計_1,バッグ_1,靴_1
プルオーバー¥38,000・パンツ¥42,000(ADORE)、ピアス¥69,000(エスケーパーズオンライン〈ソフィー ブハイ〉)、時計¥700,000(オメガ)、バッグ¥38,000(ジャンニ キアリーニ 銀座店)、靴¥92,000(リエート〈サントーニ〉)

ウールベースのきれいめ素材が、ビジネスらしいきちんと感を演出するひとそろい。ソフトなシルエットながら、シャープなVネックトップスとセンタープレス入りのパンツが、程よい緊張感をもたらし仕事へのモチベーションをアップ。

■2:優しく揺れるプリーツやえり元のボウが気負いのない女らしさを伝えて

ブラウス_1,スカート_1,ピアス_2,時計_2,バッグ_2
ブラウス¥230,000・スカート¥259,000(三喜商事〈アニオナ〉)、ピアス¥88,000(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉) 時計¥2,360,000(ジャガー・ルクルト)、バッグ¥147,000(セラピアン 阪急うめだ本店〈セラピアン〉)

知的なブラウスセットアップなら家でも会社でも心地よく着映え、シーンレスで美しい!

ソフトなピンクに気持ちも華やぐブラウスセットアップは、しなやかなシルエットがひときわ美しいシルクポリエステル素材。きちんとしたボウやプリーツのデザインでも、やわらかなニュアンスのあるアイテムが、今の働き方にしっくりくる。

■3:きちんと感が必要なシーンにも臨める凛としたネイビーのワントーンスタイル

シャツ_1,パンツ_2,ピアス_3,バッグ_3,靴_2
シャツ¥68,000・パンツ¥65,000(トヨダトレーディング〈アスペジ〉)、ピアス¥37,000・バングル¥108,000(ホアキン・ベラオ)、バッグ¥240,000(トッズ・ジャパン)、靴¥79,000(ジャンヴィト ロッシ ジャパン)

しなやかなウールのパンツセットアップで自然体のかっこよさに

程よくゆるやかなシルエットが今の気分にちょうどよく、そろえて着るとこなれたコンビネゾン風になるバンドカラーシャツとセミワイドパンツ。薄手のウール素材は、優しい着心地と上品なネイビーの発色が魅力。ブラウンの靴&バッグでリッチに味つけ。トレンドのバンドカラーが、顔立ちをすっきりと知的に魅せてくれます。

■4:優しくウォーミーな風合いを楽しみながら、配色でシャープな仕事モードに

スカート_2,ニット_1,ピアス_4,指輪_1,バッグ_4
プルオーバー¥45,000・スカート¥53,000・ニット¥26,000(ebure GINZA SIX店〈ebure〉) ピアス¥340,000・リング¥237,000/ともに予定価格(TASAKI) タイツ¥4,200(ステッラ〈ピエールマントゥー〉) バッグ¥480,000(ヴァレクストラ・ジャパン) 靴¥80,000(JIMMY CHOO)

クリーンなアイボリーに身を委ねて、スマートに女らしく

上質ウールを心地のいいビーバー仕上げにした、ダブルフェースのセットアップ。Vネックトップスの襟元には、ビターブラウンのタートルニットをのぞかせ、キレのいい印象に着こなし。アシメトリーに入ったタックが、モダンなセンスを印象づけます。

■5:顔映りもいい光沢カーキのひとそろいで、たおやかな女らしさを演出

ブラウス_2,スカート_3,ピアス_5,指輪_2,ネックレス_1,バッグ_5
ブラウス¥21,000・スカート¥21,000(プルミエ アロンディスモン)、ピアス¥145,000・リング¥200,000(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉)、ネックレス¥105,000(ホワイトオフィス〈ジジ〉)、タイツ¥4,200(ステッラ〈ピエールマントゥー〉)、バッグ¥109,091(SMYTHSON)

多忙を極める日もワンピース感覚のよそおいが自信とゆとりを心に授けて

リモートワークで以前より忙しくなったという声も多い今、セットアップはその手軽さも大きなメリット。シンプルなプルオーバーブラウスとタイトスカートのセットアップは、そろえて着るとワンピースのように見え、簡単にサマになるのがうれしい。シックなカーキ色ながら、上品な光沢感があり、肌映りも万全です。

※掲載した商品はすべて税抜です。

問い合わせ先

PHOTO :
黒沼 諭(aosora)
STYLIST :
望月律子(KIND/ファッション)、来住昌美(インテリア) 
HAIR MAKE :
川原文洋(UM)
MODEL :
RINA、石川亜沙美
COOPERATION :
新宿パークタワー
EDIT&WRITING :
長瀬裕起子、小林桐子(Precious)