身体を締め付けず、快適に過ごせるジョガーパンツはリモートワークの際に愛用している人も多いアイテム。
コンビニへ行くときなど「ちょっとそこまで」のワンマイルウェアとしても活躍しますが、きちんとしたアウターやシューズを合わせれば、出社日にも通用するようなエレガンスを併せ持つ、旬のムードいっぱいのスタイルに。3名の海外セレブのフレッシュな着こなしをチェックしていきましょう。
■1:ダニエル・バーンスタインは…赤を効かせてベーシックをクールに格上げ
NYにてキャッチされた、デザイナーでファッションサイト『WeWoreWhat』のファウンダーであるダニエル・バーンスタイン。赤のラインが効いたジョガーパンツにシックなアイテムを合わせ、洗練された着こなしに昇華していました。
足元はポインテッドトゥのブーツを合わせて、モードな雰囲気をプラスし、スポーティーを回避。パンツと同じホワイトを選ぶことで脚のラインをつなぎ、スタイルアップ効果も。
アウターに羽織ったベージュのクラシカルなチェスターコートがリラクシングな雰囲気をキリッと引き締めています。袖口と襟元から、グレーのタートルネックに重ねたジップアップトップスの赤が少量みえることで、フレッシュな表情を完成。スポーティーシックのお手本のような旬度の高い着こなしです。
■2:カーリー・クロスは…リラクシングなシルエットをブラックでまとめてスリークに
モデルのカーリー・クロスは、コート、タートルネック、ジョガーパンツをブラックで統一し、モノトーンのコーディネートで存在感を放っていました。
ウエストが調整できるうえ、ワイドなシルエットのジョガーパンツは着心地抜群。それでも決してだらしなく見えず、むしろ上品にみえるのはブラックという色の持つ威力かもしれません。羽織ったチェスターコートがきちんと見えを実現し、クール&ミニマルな着こなしに仕上げています。
■3:アマンダ・ホールデンは…品格バッグを取り入れてラグジュアリーシックに
英国女優のアマンダ・ホールデンはジョガーパンツを取り入れた、リラクシングなブラウンコーデを披露。
スウェットよりもスポーティー要素が低いニット素材のジョガーパンツは、大人の女性も取り入れやすいおすすめアイテム。トップスには同じトーンのチェックが印象的なニットを選んで着こなしにリズムを加えています。コートも同系色を選んでまとまりよく。
柔らかな素材で心地よさは確保しながら、手にした型押しのバッグで一気にラグジュアリーカジュアルにグレードアップしています。
ドレスアップの機会が失われがちなコロナ禍。セレブたちの着こなしを参考に、「ご近所スタイル」でない、ワンランク上のコンフォート・カジュアルを取り入れて、おしゃれのモチベーションを上げていきましょう。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子