ラグジュアリーファッション誌『Precious』の読者アンケートでは、読者に毎号さまざまな質問を投げかけ、その生の声をリサーチし、その後の誌面をつくる上の参考にさせていただいています。

そのなかに、「今月号に掲載された商品のなかで、実際に購入したいと思う商品はありましたか?」という質問があります。

Preciousで掲載された商品は、ブランドへのお問い合わせが非常に多く、特にこのアンケート項目で1位になる商品だと、注目が集まり、完売に至ることもたびたびあるそうです。

1月号(2020年12月7日発売)で「購入したいもの」第1位に選ばれたのは、「心に優しさと豊かさをもたらす!ニューノーマル時代の『新名品』」という企画で紹介されたザ・ロウのバッグ『マルゴー』でした。

本記事では、この1位に選ばれた、ミニマルなフォルムと上品なソフトレザーの風合いが美しいバッグの魅力を分析するとともに、これから購入できるザ・ロウの新作バッグをご紹介します。

Precious1月号の「購入したいものNo.1」は上質レザーと丁寧なつくりが際立つバッグ、『マルゴー』

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4サイズ展開とバリエーションが豊富になり、春のカラーはブラック、アイボリー。バッグ[縦17.8×横25.4×マチ19cm]¥321,000(ザ・ロウ・ジャパン) 撮影/池田 敦

ザ・ロウは無駄をそぎ落としたシンプルで美しいシェイプを特徴とするウィメンズウエアから人気が出ましたが、イタリア製の本格的なバッグとシューズも展開し、品質の高さを誇る仕上がりに。
写真の『マルゴー』は、熟練の職人がふたりがかりで製作し、4日間かけてひとつのバッグが完成するそうです。

PR担当者にお話を伺ったところ…

「もともと『THE TRENCH』という名前で生まれたシグニチャーバッグで、デイウエアとして永遠の定番といえるトレンチコートからインスピレーションを得ています。
ヴィンテージのトラベルバッグやラゲージを思わせるシルエットはしなやかで、サイドのバックル使いは、トレンチコートのディテールを取り入れたものです。

2020年秋の伊勢丹STAGEを開催して以来、『マルゴー』の知名度がぐんと上がった感じがします。
売り上げも、ここ1年で約3倍になりました。
2020年春夏コレクションから、通常の『マルゴー』に使われたものよりソフトなサドルレザーを使った『マルゴー エアー』が登場。
こちらにはキャンバスライニングが施され、より軽量化され、日常にフィットする存在として注目されるようになりました。いちばん人気は15のサイズで、[縦27.9×横38.1×マチ22.8cm]です」とのことでした。

見るからに上質でやわらかなレザーは、「実際に持ってみたい」と思わせるほど、写真でもしなやかさを表現しています。
時代を超えてシーンを選ばずに使いこなせる、飽きのこないシンプル美が光るデザインが、「購入したい」と心を動かしたのではないでしょうか。

では、これからまだ購入できるザ・ロウのバッグをご紹介いたしましょう。

■1:黒の着こなしの完成度を高めるのは肩に沿う上質レザーのショルダー

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『ミディアム エブリデイ ショルダー』[縦41.9×横45.7×マチ4.5cm]¥321,000(ザ・ロウ・ジャパン)

2020年秋冬に登場したザ・ロウらしいクラシックな美学を反映した『エブリデイ ショルダー』に、使いやすさ抜群のミディアムサイズが登場。
柔らかなグレインレザーは、肩へかけやすいだけでなく、艶感ある表情が迫力の存在感に。

■2:モードニュアンス十分なクラッチなら装いが軽快にクラスアップ

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『ボース』[縦16.5×横26×マチ6.35cm]各¥189,000(ザ・ロウ・ジャパン)

イタリア製のしなやかなスモールグレインレザーが使われたクラッチバッグは、コーディネートに切れのいいかっこよさを加味。
付属のレザーストラップをつければハンズフリーになり、アクティブな印象にチェンジできるマルチな2WAYタイプ。


以上Precious1月号で購入したいもの第1位に選ばれたバッグ『マルゴー』をご紹介しました。
上質なレザーが品よく際立ち、サイドのバックルが知的なアクセントになっていました。
新作の2型もザ・ロウらしいシンプル美が光り、タイムレスに愛用できるバッグです。
ぜひこの機会に、クオリティの高さが宿る上質モードなバッグをチェックしてください。

※掲載された商品はすべて税抜です。

問い合わせ先

ザ ・ロウ・ジャパン

TEL:03-4400-2656

この記事の執筆者
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EDIT&WRITING :
佐野有紀