「胡桃」「梅桃」「桜桃」…「桃」のつく植物名、読めますか?
明日・3月9日は、ファッションドールとしてお馴染み「バービー」のお誕生日です。
1959年3月にマテル社から発売されたこのドール、今も世界中で親しまれていますよね。
子どもの頃、色とりどりの素敵な衣装を着せ替えて楽しんだ思い出のある方も、
コレクタブルなモデルを今も愛でている、という方もいらっしゃるでしょう。
バービーのテーマ・カラーと言えばピンク=桃色ですので、本日は「桃」という字の入った難読クイズに挑戦していただきます。
【問題1】「桃」のつく植物名3つに挑戦!
「胡桃」「梅桃」「桜桃」…それぞれの読み仮名をお答えください。
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 胡桃(くるみ) 梅桃(ゆすらうめ) 桜桃(おうとう/さくらんぼ) です。
「胡桃(くるみ)」は正解率が高そうですが、「梅桃(ゆすらうめ)」はちょっと難問でしたね。
「梅桃(ゆすらうめ)」は、桃色の花をつける落葉低木で、小ぶりの赤い実は食用にもなり、あまずっぱく美味しく、姿も可愛らしいことから、ガーデニング用の樹木としても人気です。
「桜桃(おうとう)」は、文豪・太宰治の忌日「桜桃忌(おうとうき)」も有名ですので読めた方が多そうですが、もう一つの読み仮名「桜桃(さくらんぼ)」まで読めましたか?
…さて、2問目は更に難易度が上がります。
【問題2】「桃花鳥」ってなんと読む?
「桃花鳥」とも表記される、鳥の名前をお答えください。
ヒント:学名Nipponia nippon。別表記「朱鷺」「鴇」。
さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 桃花鳥(とき) です。
3文字の漢字表記を、読み仮名2文字で読む当て字ですが、薄紅色の、花のような羽根を持つ鳥の姿を愛でる気持ちが感じられる、素敵な表記ですね。
ヒントにも書いた桃花鳥(とき)の学名「Nipponia nippon」から、日本の国鳥とカン違いされる方も多いようですが、日本の国鳥は雉(きじ)です。
桃花鳥(とき)の個体数は日本よりも中国に多いのですが、
「Nipponia nippon」という学名がついた背景には、1828年、シーボルトが日本で採集し、オランダに送った標本の中にこの鳥が含まれており、その当時に現在の学名の原型がつけられたから、だと言われています。
本日は、「桃」という字の入った難読漢字クイズ
・胡桃(くるみ)
・梅桃(ゆすらうめ)
・桜桃(おうとう/さくらんぼ)
・桃花鳥(とき)
などをお送りしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱