大人の女性にとって、サングラス&眼鏡はおしゃれの仕上げとして欠かせないアイテム。特に紫外線が気になりだす今の時期、眼や肌をダメージから守ってくれるうえ、かけるだけでパッと旬顔になれる1本をアップデートするのに絶好のタイミングです。
そこで多彩なラインナップを揃える伊勢丹新宿店にリサーチ。【サングラス編】に続き、本記事では「眼鏡」について、本館7階 メガネサロンと、本館1階 雑貨/メガネ・サングラスの各バイヤーに、今年のトレンドや、それを踏まえたおすすめ新作アイテム、そして購入を失敗しないためのポイントについてうかがいました。
伊勢丹新宿店バイヤーが伝授!今年のトレンド&おすすめ新作眼鏡4選
トレンドメイクを楽しむように、旬のカラーやフォルムを取り入れて、気分やシーンで雰囲気を変えて楽しみたい眼鏡。いま注目すべきはどんなスタイルなのでしょう。
「ラウンドや多角形メタル、細セルフレームのクラシックな眼鏡が引き続きトレンド傾向です。クラシックは3年ほど前から、細セルはここ1年ほど、多角形メタルは直近から人気。そして『ウェリントン』や『ボストン』などのデザインがリバイバルブーム中です。定番のスクエアのデザインも、マスクとの組み合わせに相性がいいと思います」(本館7階 メガネサロン)
「素材としてはメタル、クリアがトレンド。顔周りが華やかで上品に演出できるメタルフレームは、マスクと組み合わせると、薄いメイクで外出したり、リモート会議などの仕事にも対応できるため特におすすめです」(本館1階 雑貨/メガネ・サングラス)
クラシックなフォルムやメタルフレームは大人の女性に知的な印象と品格を授け、ビジネスシーンでも活躍しそう! それらのトレンドを踏まえて、セレクトしてもらった新作眼鏡をご紹介します。
■1:控えめながら主張あるテンプルで横顔を華やかに!
「さりげないミル打ち加工と七宝で飾られたアクセサリーのようなテンプルと六角形のレンズシェイプが特徴。トレンドの多角形メタルを女性向けに上品に仕上げています」(本館7階 メガネサロン)
眼鏡を主役にメイクや着こなしを考えたくなる、個性的なテンプルとレンズシェイプ。主張はありつつも、悪目立ちしない品のよさが特徴です。
■2:どんなファッションにも合う、細身メタルフレーム
「ヨロイ(リムからテンプルにつながるメガネの両端部分)には1930年代のヴィンテージフレームから着想を得たパーツを、ブリッジには半マンレイタイプを配したこだわりの1本です」(本館7階 メガネサロン)
着る服を選ばないスリムなデザインが知的な雰囲気。軽いかけ心地で長時間使用でも快適に過ごせます。
■3:シンプルだけどラグジュアリー!大人の洗練を表現
「シックでミニマルなデザインが特徴のラグジュアリーブランド『THE ROW(ザ・ロウ)』とのコラボアイテム。バカンスから普段使いまでオールマイティに使える万能な一本」(本館1階 雑貨/メガネ・サングラス)
洗練を極めたアイテムたちが常に話題を集めるザ・ロウの眼鏡は、ヴィンテージ感とモダンさを併せ持ち、かけるだけでモードな雰囲気を演出してくれます。
■4:肌馴染みよく、目元を明るく輝かせるカラー
「ラウンドに近い形のメタルフレーム。ピンクベージュに近いソフトなカラーで顔周りを明るく、かつ華やかに彩ります」 (本館1階 雑貨/メガネ・サングラス)
目元のメイクが控えめなときにも、ピンクゴールドのリッチな輝きが自信を授けてくれそうです。
眼鏡の購入を失敗しないためのポイントとは?
かけるだけで顔の雰囲気を変えてくれる眼鏡は、気分やシーンに合わせて様々なデザインを楽しみたいアイテム。せっかくなら自分にしっくりなじみ、気分が高まるものを揃えていきたいですよね。そこで伊勢丹新宿店バイヤーに購入する際に気を付けたい点をアドバイスしてもらいました。
「デザインは、眼鏡でお顔全体の重心を修正し、顔の縦横比を黄金比に近づけるよう意識するのがポイントです。横幅は黒目の位置がレンズ中央に位置する程度のものを、縦幅は顔の縦横のバランスをより美しく見せる深さ(眼鏡の天地幅、高さ)のもので、一般的には丸顔の方は深さが「浅め(短め)」、面長の方は深さが「深め(長め)」のデザインがよいとされています。
度数については、運転やパソコンはするか、使用場所が屋内や屋外かなど使用目的に合わせた度数合わせを行います。運転の時は遠方の見え方を重視し、パソコン使用には近方の見え方を重視。屋内では近方から3m程度の範囲の見え方を、屋外では1m程度から遠方の見え方を重視します」(本館7階 メガネサロン)
マスク必須の新しい時代を迎え、大人の女性の目元に知性を添える眼鏡は、さらなる注目を集めそう。似合う一本を味方につけて、おしゃれの幅を広めてはいかがでしょうか。
※掲載された商品はすべて税抜です。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 神田朝子
- EDIT :
- 谷 花生