女性初の欧州銀行総裁としてさまざまなシーンに登壇することも多いChristine Lagarde(クリスティーヌ・ラガルド)さん。気品と知性があふれる佇まいや洗練されたファッションなど、全てがキャリア女性たちの憧れの的となっています。
オフィシャルなシーンではダークカラーのパンツスーツを着用する事が多い彼女ですが、“スカーフ”で華を添えるのが、ラガルド流。色鮮やかなスカーフを巧みに操るテクニックをチェックしていきましょう。
■1:【ループノット】あえてラフに添えて抜け感を演出する、フューシャピンクのスカーフ
緩やかに開いたネックラインに添えたのは、フューシャピンクがベースのスカーフ。黒と鮮やかな色のコントラストが効いて顔まわりが明るい印象に。巻き方は結び目をフロントに作り端を短く垂らすループノット。あえて首まわりにゆとりを持たせ、すっきり感を演出しています。
ガウン風のワンピースは柔らかな素材感。ウエストベルトや大きめなアウトポケットが印象的なデザインです。緩やかに開いたネックラインに鮮やかカラーのスカーフが映えています。
■2:【アスコットタイ】メンズライクなスーツに知的でラグジュアリーなムードを灯すプリントスカーフ
絢爛なプリントスカーフは、裾を垂らしたアスコットタイノットに。裾にボリュームを持たせることによってスカーフのプリント面積が広く露出するので、華やぎが増します。
シックなチャコールグレーのパンツスーツも、ボリュームあるスカーフ使いでフェミニンな印象にスイッチ。日常に取り入れたくなるテクニックのひとつです。
■3:【シンプル巻き】カラフルなスカーフを操り視線を上に引き上げる。コンパクトなスカーフのあしらい
ポップなマルチカラースカートは、タイトめに巻いてコンパクトな仕上がりに。定番のバイヤス折りではなく、蛇腹折りにして巻けば裾も短めになります。スカーフのプリントの露出の分量を、結び方で調節するテクニックは、ぜひ参考にしたいところ。
マニッシュなネイビーのパンツスーツも、スカーフの効果で一気に華やいだイメージに。シンプルな引き算おしゃれは、ラガルドさんの卓越したファッションセンスだから成せる技。
■4:【ライニング使い】同系色スカーフを寄り添わせる。テクニックいらずのライニング使い
グレージュのパンツスーツには、同系色でシックな柄のスカーフをライニング使いで。バイアス折りにして首から垂らすだけの簡単アレンジは、何かもうひと味プラスしたい日のコーディネートに最適です。
■5:【プレーン巻き】白ベースなのに表情豊かに魅せる。ベーシックなスカーフアレンジ
スカーフの結び方を何通りも心得ているラガルドさん。この日は蛇腹折りで結び目をつけたプレーンな巻き方に。裾に白部分を多く出した結び方で顔まわりを明るく演出しました。
ジャケットのボタンはトップだけを留めた少しラフな着こなしに、きちんとしたスカーフ使いがマッチ。シックなパンツスーツに、男性のネクタイ感覚でスカーフを投入するおしゃれセンスは、ぜひともチェックを!
今回は、知的でエレガントなスタイルに定評のあるラガルドさんの、巧みなスカーフ使いに注目しました。ラガルドさんのスカーフアレンジは今すぐ取り入れられる簡単なテクニックなので、ぜひ明日からのコーディネートの参考にしてみてください!
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 阿部有希
- EDIT :
- 石原あや乃