「関聯」ってなんと読む?読み方をネット検索している方が多いようです!

明日3月19日は『カメラ発明記念日』です。

1839年(日本は江戸時代)のこの日、フランスのルイ・マンデ・ダゲールが「ダゲレオタイプ」と呼ばれる写真機を発明しました。当時、さまざまな方式の写真撮影技術が各所で研究されていましたが、実用的写真撮影法としては「ダゲレオタイプ」が初。

当時のフランス政府は、この画期的な発明の特許を買い上げ、ただちにパブリックドメイン化しました。この英断が、その後の写真撮影技術の改良に大きく貢献した、と言われています。

技術の発展の歴史には、さまざまな人々が、さまざまな形で関連しているのですね。

…というところで、本日1問目のクイズです。

【問題1】「関聯」ってなんと読む?

「関聯」の読み方をお答えください。

ヒント:「ある事柄と他の事柄との間につながりがあること。」という意味の言葉で、最近、ネット検索でこの言葉の読み方を調べている方が多いようです。

<使用例>

「1940年代に歴史的な肖像写真が多いのは、ダケレオタイプが早急に普及して人気を博したことに関聯していたのね!」

「○○○○」と読み仮名4文字です。
「○○○○」と読み仮名4文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に!!
正解は↓に!!

正解は… 関聯(かんれん) です。

「関連」と同じ読み仮名…?
「関連」と同じ読み仮名…?

実は「聯」は「連」の異体字で、つまり「関聯=関連」です。

調べものをするとき、その事項に関連する事柄を、だんだんとたどっていく…という方法、皆さまもなさいますよね?

昔の資料などを調べると「関連」ではなく「関聯」という表記を使用しているケースがあり、「読めないけれど、どうも、大事な情報について書いているらしい」という文脈なので「関聯」という熟語を検索する方が多い…という事象が起きているようです。筆者がネットの検索窓に「関聯」と入力してみたところ、検索ワード予測に「関聯 読み方」と候補が上がって参りました。一定数以上の人が「関聯」という言葉に疑問を持ち、読み方を検索している…という事ですので、今回、クイズにしてみました。

…というところで、2問目のクイズです。

【問題2】「連荘」ってなんと読む?

「連荘」の読み方をお答えください。

ヒント:「(マージャンに由来する言葉で)俗に、同じ物事が何回も続くこと。」という意味です。

<使用例>

「明日は会議が3連荘で、資料の準備もめっちゃ大変!」

「荘」の読み方が、ちょっと特殊なのです。
「荘」の読み方が、ちょっと特殊なのです。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に!!
正解は↓に!!

正解は… 連荘(れんちゃん) です。

中国語的な読み方のようです。

こんな表記をするのですね!

「同じ物事が何度も続くこと=連チャン」という俗語は、皆さまご存知だったかと思います。

この言葉、もとはマージャンのゲーム上「『親』と呼ばれる役割を、同じ人が担当するゲームが複数回続く」という意味で使われている言葉で、「連荘(れんちゃん)」と表記するのだそうです。

俗語ですが、知識として知っているに越したことはありませんので、ご紹介させていただきました。

本日は、3月18日『カメラ発明記念日』に関するトリビアをお送りしながら、

・関聯(かんれん)

・連荘(れんちゃん)

という言葉の読み方をおさらいしました。

この記事の執筆者
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ILLUSTRATION :
小出 真朱