
ラグジュアリーマガジン『Precious』で活躍するプロフェッショナルたちが、 ひと目見た瞬間に「手に入れたい!」と心が躍ったアイテムや、 実際に使ってみて「これはすごい!」と感動したアイテムなど、「私的名品」を紹介する好評連載。今回は、テーブルコーディネートやインテリアのスタイリングを手がけるChizuさんが信頼をよせる「アルネ ヤコブセン」の時計に注目します。「たとえ時計の針が止まってもブレスレットとして愛用していきたい」というChizuさんに、その魅力を教えていただきました。
シンプルながら計算された洗練美
昔からメンズライクな大ぶり時計を好んでつけているという、スタイリストのChizuさん。「この時計もユニセックスタイプの大きめフェースですが、よけいな装飾をすべて省いたシンプルなデザインだから、女性が身につけても違和感がありません」。
![デンマークにあるオーフス市庁舎のシンボルとしてデザインされた壁かけ時計のフェースを、そのまま腕時計として再現した『ローマン』。クリアな白い文字盤にクラシカルなインデックスと針、ステンレススチールの艶めきが相乗効果となってモダンな美しさを放っています。時計 [ケース:ステンレススチール ケース径:40㎜ クオーツ] ¥35,000](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/9/d/720mw/img_9da678af58b79d212deb9d3ac6beaec174657.jpg)
「たとえ、ベーシックなニットでも、手首にこの時計があればこなれて見える。私にとって時計とは、コーディネートにインパクトを与えるアクセサリーのようなもの」と、Chizuさん。「何もないとさびしい、でもシンプルな装いに過剰な装飾は必要ない。そんな大人の女性が求める絶妙なバランス感をかなえてくれるのが、この時計の魅力」と語ってくださいました。
建築家が手がけた完璧なプロポーション
デンマークの建築家、アルネ・ヤコブセンがデザインした時計だけあって、プロポーションが美しく、佇いが完成されているところも魅力的。Chizuさんも頷くそのディテールへのこだわりとは?


シンプルながら存在感のある、着けた瞬間にスタイリングが洗練されるような時計は、忙しく働くキャリア女性の日常をもっと豊かにしてくれることでしょう。女性らしいスタイルに、あえてハンサムな時計を合わせて、独自のセンスを光らせてみては。
問い合わせ先

- TEXT :
- Chizuさん スタイリスト
- PHOTO :
- 小池 紀行(パイルドライバー/静物)、小川久志(GIF)
- EDIT&WRITING :
- 小林 綾、小林桐子(Precious)
- RECONSTRUCT :
- 石原あや乃