“三密”を回避して絶景を楽しむ！崖のふちに佇む一棟貸しコテージ「崖の家」で古民家ステイ

ラグジュアリーマガジン『Precious』の連載「Precious eye」では、毎号、話題のアイテムやアドレスをピックアップして、その魅力をご紹介しています。

今回ご紹介するのは、 都心から2時間で「三密」回避のマイクロツーリズムを楽しめる「NIPPONIA 小菅 源流の村」。多摩川源流の里山の中、崖のふちに佇む一棟貸しコテージ「崖の家」は、表情豊かな緑の絶景を眺めながらのステイが魅力。自由に過ごせる自炊スタイルにも注目です。

多摩川源流の山里、崖のふちに佇む「絶景ヴィラ」で古民家ステイ！

「KONAGATA 1」は2階がリビング＆ダイニング、1階が寝室。

春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の雪景色…。日本画家・東山魁夷の代表作『緑響く』を連想させるとの評もある景観を堪能できる「絶景ヴィラ」が誕生。

多摩川源流部に位置する小菅村は、総面積の95％が森林（約3分の1が東京都の水源涵かん養よう林）。その水源の森を守る活動が100年以上も前から続いており、天然記念物のニホンカモシカや野鳥、山野草が自生する豊かな自然と日本の原風景が残る美しい村です。

その小菅村の特徴的な地形、急峻な崖の上に佇むのが一棟貸しコテージ「崖の家」。築100年以上の古民家をモダンにリノベーション、どの部屋の窓からも表情豊かな緑の絶景を望め、自由に過ごせる自炊スタイル。温泉や散歩、収穫体験など、村の方と一緒に楽しめるアクティビティも充実しています。　

「KONAGATA 1」は2階がリビング＆ダイニング、1階が寝室。

「KONAGATA 1」は2階がリビング＆ダイニング、1階が寝室。

最大の特徴は自炊スタイル。村の清流で育った川魚や甲州地鶏、徳川将軍家への献上米「武川米」、旬の野菜などの食材に、勝沼醸造のワインや小菅村の地ビール、レシピなどがセットに。

川魚のカルパッチョほか甲州地鶏のグリルや炊き込みごはん、小菅じゃがいものサラダなど、簡単に楽しみながら料理が完成！

実はこのホテル、深刻な過疎高齢化に直面する小菅村の自然と文化を後世に残すためのプロジェクトのひとつ。その土地ならではの食や文化、自然を学び、味わい、楽しみながら滞在する旅は、これからの新たな旅のスタイルとなりそうです。

「崖の家」は２棟。敷地内にはすでに開業している「大家」（地元名士の「細川邸」を改装した古民家ホテル）やレストランも。

■ NIPPONIA 小菅 源流の村 
住所／山梨県北都留郡小菅村大久保3155番地1  
電話／0428-87-9210（受付／9:00～18:00）  
施設構成／1棟貸し 2棟（キッチン・トイレ・バスルームあり） 
料金／「KONAGATA 1」70㎡、大人4名定員（添寝可）￥44,000〜  
「KONAGATA 2」40㎡、大人2名定員（添寝可）￥29,700〜 
※共に1泊2日、2名1室利用時1名料金、朝夕食付き 
※2020年8月開業 

※新型コロナウイルスによる緊急事態宣言下では一部情報が変更となる可能性があります。公式HPなどでご確認ください

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