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40代からの白デニムパンツの着こなしのポイントは?


エレガントできれいめなスタイリングに程よいこなれ感を与えてくれる白デニム。ベーシックカラーゆえどんな色とも合わせやすいけれど、大人はあえて色を使いすぎずモノトーン配色やニュアンス配色などの洗練した雰囲気で着こなすのが今の気分。華やかな輝きや色は小物で差して、シンプルコーデを盛り上げて。

ネイビーのトップスと合わせたシンプルコーデはパールネックレスで華やかに

ネックレス『ヴォワラクテ』(シャネル)、デニムパンツ(エム&アソシエイツ〈シンメ〉)、ブラウス(REYC) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2017年
ネックレス『ヴォワラクテ』(シャネル)、デニムパンツ(エム&アソシエイツ〈シンメ〉)、ブラウス(REYC) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2017年

ネイビー×白の組み合わせは、普遍的な好印象配色。あえて色を使わずにその2色で統一するのと洗練されたかっこいい雰囲気に仕上がります。神秘的な美しさが漂う白い輝きのネックレスを、一連でさらりと。ホワイトデニムとリンクして、装いに軽やかなメリハリが生まれて。地味にならないよう小物で盛り上げていくのも白パンツコーデのルール。

「春夏」おすすめはジャケットと合わせる白デニムパンツコーデ


薄手になる春夏は、ニュアンスカラートップス×白デニムの女性らしい爽やかなコーデにもトライしたいところ。どうしても薄手で淡い色のワンツーコーデをするとシルエットがぼやけてしまいがちですが、輪郭をはっきりとさせてくれるジャケットがあれば、白デニムコーデにもメリハリがを与えてくれます。春はもちろん、夏もサマージャケットをさらりと肩に掛けて、涼しげに着こなして。

上質シンプルカットソーにグレーのジャケットを合わせて大人の風格を

カットソー(スローン)、デニム(ゲストリスト〈レッドカード〉)、ジャケット(マディソンブルー)、ピアス・ネックレス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(モワナメゾン GINZA SIX)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious6月号』小学館、2018年
カットソー(スローン)、デニム(ゲストリスト〈レッドカード〉)、ジャケット(マディソンブルー)、ピアス・ネックレス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(モワナメゾン GINZA SIX)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious6月号』小学館、2018年

上品な光沢とソフトな風合いをもつコットン素材のノースリーブカットソーは、ラフすぎずに夏の休日に理想のこなれ感をもたらす一枚。ホワイトデニムとの清々しい装いに、ジャケットを合わせて大人の風格を。

ネイビーのダブルジャケットを合わせて艶やかなIラインを!大人の洗練マリンコーデ

ジャケット(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ〉)、背中がニット地になったサテンのノースリーブトップス(三喜商事〈アリュード〉)、ラメ加工したデニムのパンツ(スプレンダーズ アンド カンパニー〈ロレーナ アントニアッツィ〉)、ネックレス(アルテミス・ジョイエリ)、時計(DKSHジャパン〈ベダ&カンパニー〉)、バッグ(三喜商事〈ボルボネーゼ〉)、靴(バリー 銀座店) 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious4月号』小学館、2017年
ジャケット(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ〉)、背中がニット地になったサテンのノースリーブトップス(三喜商事〈アリュード〉)、ラメ加工したデニムのパンツ(スプレンダーズ アンド カンパニー〈ロレーナ アントニアッツィ〉)、ネックレス(アルテミス・ジョイエリ)、時計(DKSHジャパン〈ベダ&カンパニー〉)、バッグ(三喜商事〈ボルボネーゼ〉)、靴(バリー 銀座店) 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious4月号』小学館、2017年

グレイッシュな白を、ジャケットのネイビーで挟んだ洗練のⅠラインですっきり。光沢のある素材を選び、モードな小物で鮮度アップして。夏はこんなマリン配色もおすすめ。

サファリジャケット×鮮やかな色のストールで華やか白パンツスタイル

ジャケット『トラベラー』・シルクコットンのニット・デニム・カシミアシルクのストール『ラ・ジラリア・ショール』・バッグ『ミルキーウェイ グランデ』(ロロ・ピアーナ 銀座並木通り本店)、その他/私物 撮影/石倉和夫 BY:『Precious6月号』小学館、2018年
ジャケット『トラベラー』・シルクコットンのニット・デニム・カシミアシルクのストール『ラ・ジラリア・ショール』・バッグ『ミルキーウェイ グランデ』(ロロ・ピアーナ 銀座並木通り本店)、その他/私物 撮影/石倉和夫 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

リネンのジャケットに白デニムを合わせれば、洗練された都会のサファリコーデが完成。ジャケットは前を閉めてトップス感覚で着るのも◎。色鮮やかなプリントストールで華やぎを添えたい。バッグのすっきりとした配色も、清潔感漂うアクセントに。

「秋冬」色合わせで楽しむ!おすすめ白デニムパンツコーデ


たくさん着込む秋冬シーズンは、色の掛け合わせが楽しい季節。白デニムで抜け感をつくったり、違った素材で白の重なりを楽しんだり。ダークトーン一辺倒になりがちな秋冬のコーディネートのマンネリを白デニムで打破しましょう。

ロイヤルブルーのダッフルとグレージュのトップスで新鮮な色合わせを

ニット(ウィム ガゼット 青山店〈アルダニー〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、コート(ブラミンク)、デニム(ヤコブコーエン GINZA SIX)、手袋(キートン)、ピアス(ザ・ショーケース GINZA SIX店〈シェイスビー〉)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2018年
ニット(ウィム ガゼット 青山店〈アルダニー〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、コート(ブラミンク)、デニム(ヤコブコーエン GINZA SIX)、手袋(キートン)、ピアス(ザ・ショーケース GINZA SIX店〈シェイスビー〉)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2018年

ダッフルコートのラフな雰囲気も、グレージュのニットとストールが醸し出すしなやかな上品さと組み合わせれば、大人の余裕あふれる着こなしが実現。そこにホワイトデニムがリッチな抜け感をつくってくれます。黒のパンツでは叶わない冬の軽やかなスタイリングが完成します。

淡色ホワイトデニムコーデで上級カジュアルを完成させる

デニム(サザビーリーグ〈マザー〉)、ラッピンノットのニット・ノース ワークスのバングル(UTS PR)、カーディガン(showroom SESSION〈ADAWAS〉)、サングラス(プロポデザイン)、ピアス(エスケーパーズオンライン〈TAPLEY〉)、バッグ(アマン〈ア ヴァケーション〉)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious10月号』小学館、2020年
デニム(サザビーリーグ〈マザー〉)、ラッピンノットのニット・ノース ワークスのバングル(UTS PR)、カーディガン(showroom SESSION〈ADAWAS〉)、サングラス(プロポデザイン)、ピアス(エスケーパーズオンライン〈TAPLEY〉)、バッグ(アマン〈ア ヴァケーション〉)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious10月号』小学館、2020年

秋の着こなしにリッチ感を授けるホワイトデニムを中心に、淡色ワントーンでセンスよくまとめたコーディネート。足元にはバッグと同系色のブラウン系スニーカーを合わせ、白コーデを程よく引き締めて。異素材を重ねてつくる白のレイヤードが、着こなしに奥行きを感じさせます。

40代からの白デニムパンツコーデのおさらい


大人の白デニムは、きれいめな装いの延長ではくと風格のあるこなれ感が完成します。Tシャツやカットソー、パーカーなどのゆるっとカジュアルにプラスするのではなく、きれいめなスタイリングに抜け感を与えるようなイメージで取り入れてみて。ジャケットや、きちんとしたブラウスなど、割とフォルムがしっかりとしたもので輪郭を描くのがエレガントに見せるポイントです。纏うアイテム数が多くなる秋冬は、何にでも合って重たく見えるのを回避してくれる白デニムが色合わせの助っ人的な役割も担ってくれます。コツを押さえて、大人の白デニムコーデをオールシーズン楽しんでみてくださいね。

この記事の執筆者
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