2021年6月7日(月)に開業35周年を迎える「ANAインターコンチネンタルホテル東京」。港区赤坂という好立地ながら、都会にいることを忘れるようなくつろぎのひとときを提供するラグジュアリーホテルです。

現在、ホテル3Fにある本格派炭火焼きを特徴とするアメリカンスタイルのステーキ専門店「ザ・ステーキハウス」では、新メニューの「シーフード・ブースト」を提供中です。

スイーツを中心とした「アフタヌーンティー・ブースト」の姉妹メニューとして登場したこちらは、海の幸をメインにしたセイボリーを主役にしたもの。ライターが試食し、その魅力をレポートします。

シーフードのアフタヌーンティー!?ANAインターコンチネンタルホテル東京「ザ・ステーキハウス」の「シーフード・ブースト」

■1:エディブルフラワーを浮かべたオリジナルドリンクでお出迎え

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オリジナルのノンアルコールのウエルカムドリンク「アップルジンジャー」

まずは、ノンアルコールのウエルカムドリンク。南国の海をイメージさせるブルーのドリンクにジンジャエールが注がれます。色鮮やかなエディブルフラワーを浮かべたグラスを傾けながら、料理への期待が高まります。

■2:専用ボックスで提供されるワクワク感も魅力のひとつ

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「シーフード・ブースト」専用ボックス。蓋のイラストは、スタッフが手描きしたものをプリントしたそうです

登場したのは、海の幸が描かれた白いボックス。蓋を開けると……。

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「シーフード・ブースト」ホテル開業35周年記念 特別価格¥8,701(税・サービス料込) ※数量限定

目に入るのは小棚に配された色とりどりのアイテム。思わず、「わあ、かわいい!」と声をあげてしまいました。シーフードを使った10種類のセイボリーに5種類のスイーツ。これに、ドリンクが付きます。

すべてのアイテムが手でつまめるくらいのサイズのため、色々な味を少しずつ食べたい人にぴったりです。

価格にもうれしい秘密があります。じつは、「シーフード・ブースト」の通常価格は¥9,944。これに開業35周年記念特別価格が適用され、¥8,701となっているそうです。

■3:牡蠣、イクラ、カニ、ハマグリ…豪華食材を使ったセイボリー

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お皿に盛り付けてみました

配置を考えながら、料理をお皿に並べるのも楽しいひとときです。

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「カキフライ」と「クリスピーチップ マスのイクラ添え」

広島県産の牡蠣を使用した「カキフライ」は、旨味たっぷりの牡蠣とさわやかなライムヨーグルトソース、バジルの香りと奥行きのある味わいです。

見た目もかわいらしい「クリスピーチップ マスのイクラ添え」は、プチプチとした食感と塩味を感じられるイクラとサワークリームの酸味、ほんのり甘くサクッと軽い食感のクリスピーチップがよく合います。

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カニの甲羅に入った「イカ墨コロッケ」

「イカ墨コロッケ」は、中にイカ墨のリゾットが入ったもの。サクサクッとした衣とクリーミーなライスコロッケで満足感のあるアイテムです。

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「海老のガスパチョ」

メロン果汁を加えた「海老のガスパチョ」は、メロンのほのかな甘みを感じられるさわやかなスープ。コロンとしたエビフライの衣は、なんとフライドポテト! 遊び心が感じられる料理に、思わず笑顔になってしまいます。

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マリンブルーをイメージしたという色鮮やかな「フィッシュバーガー」

見た目のインパクトも大きい「フィッシュバーガー」は、タラのフライを海藻エキスを使用したバンズで挟んだもの。ふわふわとしたタラの食感と甘辛いチリソース、紫蘇の香りの組み合わせが絶妙です。

このほか、「サーモンとクリームチーズのにぎり」「蟹肉のホットドッグ」「タコのセビーチェ」「蒸しハマグリ 柚子ドレッシング和え」「シラスのタルト」とさまざまな海の幸を存分に堪能できます。

味はもちろんのこと、ひとつひとつのアイテムに発見や驚きがあり、エンターテインメントのような楽しさもあります。

■4:レモン、マロン、マスカルポーネチーズ…風味も食感も異なる5種類のスイーツ

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左から、「モンブラン」「レアチーズケーキ」「ウーピーパイ」「レモンクリームパフ」「ミニアップルパイ」

料理を食べ終えたあとは、スイーツに移行します。

「モンブラン」は、フランス産の濃厚なマロンクリームの中にマロンが入ったもの。上に飾られたチョコレート製のスプーンがかわいらしく、先に食べようか後に取っておこうか迷ってしまいます。

「レアチーズケーキ」は、コクのあるマスカルポーネチーズと“いちごそのもの”を食べているかのような甘酸っぱいストロベリーゼリーのバランスが絶妙です。

ココア風味の生地でカスタードクリームを挟み、甘酸っぱさとカリッとした食感も楽しめるいちごクランチをまぶした「ウーピーパイ」や、果肉がゴロリと入ったリンゴのコンポートを程よい塩味とサックサクの歯ざわりのパイ生地で包んだ「ミニアップルパイ」など、さまざまな食感や風味を楽しめます。

ANAインターコンチネンタルホテル東京の「シーフード・ブースト」
レモン好きは必食の「レモンクリームパフ」

個人的におすすめなのが、「レモンクリームパフ」です。レモンクリームとカスタードクリームを入れたシュー生地の上にレモンのアイシングを施し、レモンゼスト(レモンの皮)を飾ったまさにレモン尽くしのスイーツ。

レモンの甘酸っぱさをしっかりと感じられるレモンクリームとシャリッとしたアイシングの食感、レモンゼストの歯応え、さまざまな表情をしたレモンの魅力を味わえます。

■5:ノンアルコールカクテルをはじめ、15種類から選べるフリードリンク

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ノンアルコールカクテルの「ティー モヒート」

ドリンクの豊富さも魅力のひとつ。紅茶やコーヒー、フレバーティーに加え、4種のノンアルコールカクテルなど計15種類から好きなものを好きなだけ楽しめます。

筆者が選んだ「ティー モヒート」は、グレープフルーツティーにミント、ジンジャーエール、レモンを加えたもの。すっきりとさわやかな味わいで、暑い日にぴったりです。

現在サービスを休止していますが、オプションで「コエドビール」4種類を楽しめるメニューやスパークリングワイン・白ワイン・日本酒のフリーフロープランもあります。実施状況は公式HPでご確認ください。


「シーフード・ブースト」の予約は、利用日前日21:00までに電話またはオンラインで受け付けています。目で舌で楽しめる上質な料理を、非日常を感じられる空間でいただく……まさにそんな至福のひとときを、この夏「ANAインターコンチネンタルホテル東京」で体験してくださいね。

※新型コロナウイルスによる緊急事態宣言下では一部情報が変更となる可能性があります。公式HPなどでご確認ください。

問い合わせ先

  • ANAインターコンチネンタルホテル東京 
  • 「シーフード・ブースト」
  • 提供期間/〜2021年8月29日(日)
  • 提供場所/3F「ザ・ステーキハウス」
  • 営業時間/1部 11:30〜13:30、2部 14:00〜16:00、3部 16:30〜18:30
  • TEL:03-3505-1185(9:00〜21:00)
  • 住所/東京都港区赤坂1-12-33
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この記事の執筆者
フリーランスのライター。企業の採用サイトやパンフレット、女性向けの転職サイト、親向けの性教育サイトなどで取材記事を執筆。好きなもの:中村一義、津村記久子、小川洋子、マンガ、古いもの、靴下など
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