2025年 Precious 7月号の「好きなコーディネート」1位~10位を発表します

今回10位~1位に選ばれたコーディネートは、ビジネスシーンで活躍するジャケットスタイルやワンピース、非日常を謳歌したい旅先でのドラマティックな装い…と、厳しい夏の暑さを軽やかに美しく乗り切る着こなしが多数ランクインしました。
それではさっそく、10位から順を追って1位まで見ていきましょう。このなかに、あなたがこれからの着こなしに取り入れてみたいコーディネートはありますか?
【10位】フラワープリントのシフォンワンピース

「シルエットがエレガント」「女性らしく優しく華やか」「遠目からも目を引く」などのコメントが寄せられたのは、クリームの地色にピンクとレッドでシーガーデンのモチーフを描き出したシルクシフォンのロングワンピース。襟と袖口にスモッキングを施し、ウエストにドローストリングを配して豊かなボリュームを出したシルエットが、エレガントな雰囲気を生み出します。
十分な華やぎをたたえたワンピースだから、ジュエリーはバングルタイプのブレスレットをひとつだけ。引き算の美学で控えめにするのが、洗練コーデの正解です。
【9位】グレーのシアージャケット×白のタンクトップ×ライトベージュのパンツ

日差しの厳しい屋外でも、エアコンがききすぎた室内でも頼りになる長袖ジャケットは、プレシャスキャリアの夏に欠かせないアイテム。きちんと見えて程よくリラクシーなデザインに、大人のセンスが光ります。
オーガンジー素材のシアー感が見た目も着心地も涼しげで、知的な印象を失わないグレーのジャケットは、適度なハリがある素材感や肩をマークした端正さのあるデザインも理想的。色調を抑えたパンツスタイルに合わせた着こなしは、「爽やかなメンズライクコーデが素敵」「クールな色合いがかっこいい」と好評でした。
【8位】セージグリーンのトップス×同色のパンツ×同色のカーディガン

シルバーのニュアンスを秘めたセージグリーンでまとめたワントーンコーデは、「ニュートラルな色調だけど新鮮に感じる」「エレガントな軽快さが素敵」など、色に注目した方が多数。リゾートシーンにぴったりのリラクシーな装いにリュクスなムードが漂います。
シルクニットと艶感のある織り素材で切り替えることで、柔らかな陰影が生まれたノースリーブのトップスや、天然石などナチュラルな素材のボリュームアクセでリズム感を演出しているのもポイント。「ワントーンでもメリハリが感じられてスタイルがよく見える」というコメントもいただきました。
【7位】サンドベージュのマクラメニットワンピ×同色のリネンシャツ

「テイストミックスのバランスが新鮮」「ボリューム感がありながらも涼しげな印象」などの声が寄せられたのは、シックでありながら、爽快なムードを醸し出すサンドベージュを重ねた着こなし。
手作業で結び目を連ねるマクラメ技法で編み上げ、マイクロスパンコールの刺繍を施したニットワンピースは、上質なクラフト感と繊細な輝きが共鳴し合う一着。フリンジから覗く足元にはトングサンダルを合わせて軽快に。マニッシュな雰囲気のリネンシャツとつばの広い帽子で切れ味を加えれば、洗練されたリゾートスタイルに仕上がります。
【6位】黒のワンピース

真夏といえども、格式高い料亭やレストランを訪れる際などは品位のある装いが必要不可欠。そんな場でも間違いがないのは、エレガントな黒のワンピースです。ウエストを絞った上半身がふんわりとしたシルエットを描きつつ、プリーツスカートがスタイルを引き締めるシルクデシン素材の一着は、襟元のタイとゴールドカラーのボタンが、着席でも着映えるポイントに。
足元はシンプルな黒のパンプス、さらに黒をリンクさせつつ白が多めにカラーリングされたバッグを合わせれば、「凛としたきちんと感に惹かれる」「シンプルシックなデザインだけどゴージャスな雰囲気」と支持された着こなしが完成します。
【5位】ライトブラウンのシルクジャケット×グレーのキャミソール×グレーのパンツ

シックなニュアンスを含んだライトブラウンが今年らしいジャケットは、なめらかでリュクスなシルクサテンの一枚仕立て。ブラウスのような軽やかさで着こなせます。
インとボトムはグレーで統一し、落ち着いたインテリジェンスを感じさせるコーディネートは、「ジャケットの光沢感が上品」「スマートなエレガントさで仕事ができる人という印象」と高評価。夏のビジネスシーンをアップデートしたい人におすすめです。
【4位】オフホワイトのジャケット×白のタンクトップ×白のパンツ

「膨張しがちな白でも縦長シルエットが強調されている」「清潔感があって仕事にもフォーマルにも使える」と反響を呼んだのは、清々しい美しさを導く知的でクリーンなオールホワイトのコーディネート。
主役は暑い日にも爽やかに映える、クリーミーな白のリネンジャケット。ゴールドボタンが華やぎを添えるダブルブレストデザインで、さっと羽織っても、袖をたくし上げてラフに着てもOK。白のストレートパンツと合わせれば、スマートな印象が引き立ちます。
【3位】ハーバリウムプリントのブラウス×ライトグレーのハーフパンツ

「夏らしい柄と程よくシックな配色が素敵」「心地よく風を通しそうなブラウスがきれい」などのコメントが寄せられたのは、大政 絢さんが表紙で披露したコーディネート。自然界に満ちた美しさをヒントにしたハーバリウムプリントのカフタンブラウスは、シルク素材が軽やかにひらめき、リラクシーな美しいシルエットを描きます。
ボトムはカジュアルなハーフパンツで軽快に。マクラメニットのバッグとつば広の帽子を合わせれば、洗練されたリゾートスタイルの完成です。
【2位】白のタンクトップ×アースカラーミックスのプリントスカート

カーキやブラウンなど、さまざまなアースカラーをカレイドスコープのような大胆なプリントに落とし込んだスカートは、アイキャッチ効果絶大。スポーティな白のタンクトップとのコーディネートが、「アクティブなムードがあって気分が上がる」「着こなしはシンプルだけど夏らしい華やかさ」などと票を集めました。
手首を飾るトライバル調のシルバージュエリーが辛口なスパイスとなり、足元のシルバーサンダルと共に着こなしをきりりと引き締めます。
【1位】黒のクロップドトップス×シアーな黒のロングスカート

『Precious』7月号の好きなコーディネート1位を獲得したのは、リゾート旅の幕開けとなる空港を舞台とした、モードが香るブラックスタイル。「スカートがドラマティックで素敵」「こなれた上品さが漂っている」「黒でも重たくならない素材感とバランス」と注目されました。
質感の異なる黒のかけ合わせや、ゴールドのアクセント、程よい肌見せ感の掛け合わせにより、リッチな抜け感が実現されているのがポイントです。
以上、ファッション誌『Precious(プレシャス)』7月号の読者アンケート調査で、好きなコーディネートに選ばれたスタイリングを10スタイル、お見せしました。
このなかに、あなたが真似してみたいスタイリングは、ありましたか?
現在発売中の『Precious』2025年8月号の<ファッション大特集>は【ジュエリー、それは人生そのもの!】。人生の節目に悩んで選び抜いたジュエリーがその人のスタイルになり、いずれは相棒のように頼もしい、人生の伴走者になるとPreciousは考えます。巻頭の口絵ではスペシャルゲストに俳優の綾瀬はるかさんを迎え、至高のジュエリーを纏っていただきました。内からあふれ出る輝きを抱きながら、40代、さらなる人生の新章へ。ジュエリー使いのお手本としている方のエピソードもお見逃しなく。中特集では、夏の家時間が満たされる「暮らしのアイディア」をお届け。多忙な毎日を癒やしてくれる植物の置き方や涼感たっぷりのオブジェ選び、安眠習慣への誘いなど、寛ぎの場所としての「家」について改めて考えます。そのほか、「肩掛け」のエレガンス、大人モードな「ポロシャツ」気分、絶品「うなぎ」を召し上がれ!など充実のコンテンツでお送りします。
ぜひお手に取っていただき、ご活用いただけたら幸いです。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

お近くの書店やオンライン書店などで、『Precious』2025年8月号を是非、お買い求めください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 『Precious7月号』小学館、2025年