「酸橘」ってなんと読む?「さんたちばな」ではありませんよ!さわやか~!
明日・5月15日は『ヨーグルトの日』という記念日です。
食菌の研究で1908年にノーベル生理学・医学賞を受賞したロシアのメチニコフ博士のお誕生日で、博士の研究により、ブルガリアに長寿者が多いのは、常食されるヨーグルトに含まれる乳酸菌のためであることが突き止められ、「ヨーグルトは体に良い」という意識が世界的に広まりました。朝食には必ずヨーグルトを頂く、という方も多いのでは?現代の日本で、当たり前のようにさまざまな種類のヨーグルトが手に入るのは、こうした先人の功績によるものなのですね。
ヨーグルト、感謝しつつ、おいしく頂きましょう。
本日は「乳酸菌」の「酸」という字の入った難読クイズをお送りします。
【問題1】「酸橘」ってなんと読む?
「酸橘」という日本語の読み方をお答えください。
ヒント:果汁が食酢としてもよく使用される、ミカン科の常緑低木です。
<使用例>
「レモンやライムの代わりに酸橘でお菓子を作っても、上品な酸味が美味しいのよ!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 酸橘(すだち) です。
「柑橘(かんきつ)」の「橘」は「たちばな」とも読みますので、「酸(す)」と「橘(たちばな)」で「酸橘(すだち)」です。
さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「枸櫞酸」ってなんと読む?
「枸櫞酸」の読み方をお答えください。
ヒント:柑橘類や梅干しなどに含まれる酸味成分で、薬局に行くと、お掃除用のこれも売っています。
<使用例>
「重曹と枸櫞酸を混ぜて発砲させると、排水溝のお掃除にも使えるわよ。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 枸櫞酸(クエンさん) です。
「枸櫞(クエン)」とは、いわゆる「シトロン」と呼ばれる、香りの強い、レモンの仲間の柑橘類の漢名です。
「枸櫞酸」、エコなお掃除剤としても注目されていますが、食用のものとお掃除用のものは成分が違ったりしますので、お気をつけくださいね。
本日は、5月15日『ヨーグルトの日』のトリビアをお送りしながら、「酸」という字の入った難読クイズで
・酸橘(すだち)
・枸櫞酸(クエンさん)
などの読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:一般財団法人日本記念日協会ホームページ
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱