初夏の季語「幟」ってなんと読む?「はばおり」ではありませんよ!

新緑の美しい今の季節は、暦(こよみ)の上では「初夏」になります。本日は、「初夏の季語」から、難読クイズをピックアップしました。

【問題1】「幟」ってなんと読む?

この時期の季語「幟」のの読み方をお答えください。

ヒント:単語の節句には、家紋や武者絵を描いたこれや、ある魚の形のこれを飾ったりします。現代の実用品として、お店の広告宣伝用にこれを掲示したりもします。

<使用例>

「銀行の右手の、入り口に水色の幟を置いてあるお店が目的地よ。」

「○○○」と読み仮名3文字です。
「○○○」と読み仮名3文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に!!
正解は↓に!!

正解は… 幟(のぼり) です。

こんな字を書くのですね。
こんな字を書くのですね。

さて、2問目も「初夏」の季語ですよ!

【問題2】「牛角力」ってなんと読む?

「牛角力」の読み方をお答えください。

ヒント:ポイントは「角力」の読み方です。「角力」だけだと「かくりょく」とも読みますが、出題のような「牛角力」や「沖縄角力」など、接頭に別の言葉がつくと別の読み方になります。

<使用例>

「牛角力って、新潟が有名らしいわね。牛の横綱とか、あるのかしら?」

「○○○○○」と読み仮名5文字です。
「○○○○○」と読み仮名5文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に!!
正解は↓に!!

正解は… 牛角力(うしずもう) です。

「角力」は「すもう」とも読みます。

牛同士が角を突き合わせて勝負するのを見守るエンターテイメントです。

現代人はつい、焼き肉店を連想してしまいそうな字ですよね。

「角力」だけだと「すもう」または「かくりょく」と読みますが、

「角力(かくりょく)」と読む場合も、意味は「力比べ。すもう。」で、ほぼ「=すもう」です。

5月ごろからが、牛角力(うしずもう)のオンシーズンということで、初夏の季語になっています。

本日は、今の季節・「初夏」の季語から、

・幟(のぼり)

・牛角力(うしずもう)

などの難読クイズをお送りしました。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:『きごさい歳時記』(NPO法人きごさい)
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小出 真朱