APECでも盛り上がりを見せた、ベトナム中部・国内第3の都市ダナン。日本からベトナム航空の直行便で約6時間、しかも時期によってはフライトが往復4万円台と、実は身近な存在です。

フォーシーズンズ リゾート ザ ナムハイ ホイアン ベトナムは、ビジネス街から離れた、約1キロ続く静かなゴールデンサンドビーチに佇んでいます。

到着後、コンシェルジュの笑顔の次に目にするのが、海へと続く三段のインフィニティプール。100メートルくらい先の海まで、一直線に視界が開けたスケール感のある眺めには、一瞬にして心奪われます。

エントランス近くにある、コンシェルジュデスクのある建物からの眺め。三段のプールの先に海が!

心穏やかに過ごせる、風水を巧みに取り入れたリゾート

敷地の全体像は熱帯の樹木に囲まれて見えないのですが、このインフィニティプールを中央に、U字型に配列されたヴィラ群が海に向かって5つ配置されたレイアウトになっています。実はこれ、風水を生かしたレイアウトだとか。

かつてのGHMのザ・ナムハイが、今年フォーシーズンズに。真新しいリゾートとは異なる、こなれたいい風合い

フランス人建築家が手掛けた100棟のヴィラもまた、風水を取り入れた間取りで、他には見ないユニークなデザイン。部屋の中央の一段高いひな壇スペースに、バスタブと掘りごたつ風のデスク、窓に向かってベッド、リビングと続き、ひな壇の背後にはバスルーム、そして屋外シャワー。ドレープで目隠しできますが、バスタブが部屋の中心にあります。最初は斬新なレイアウトに戸惑いましたが、場所によって気分が変えられる不思議な効果があるようです。(1ベッドルームヴィラ US$650~/泊、3ベッドルーム オーシャンビュープール ヴィラUS$2,450~/泊)

広さ80平方メートルの1ベッドルームヴィラ。一段高い場所にバスタブやソファ、デスクがあり、その前後にベッドルームやバスルームを配置 
1ベッドルームヴィラのリビング。プライベートガーデンやアウトドアソファ付き
リビングとベッドルームが別棟になった、250平方メートル以上のプール付きヴィラ。1~5ベッドルームまであります

クリスタルボウルでしめくくる、安息のスパ

このリゾートに癒されるのは、風水ばかりが理由ではありません。「ザ ハート オブ ザ アース スパ」は、蓮池のほとりの8棟のヴィラで、「安定性、創造性、公平性」というベトナム禅僧の教えに基づいたトリートメントが受けられます。各戸には432ヘルツに調律したクリスタルボウルが用意され、心地いい波長に包まれます。

8戸のトリートメントルームそれぞれに、池に浮かんだリラクゼーションエリアが。施術後はここでのんびりと

毎夜、スパではクリスタルでできたシンギングボウルの音色に心響かせ、願いを書いたランタンを池に浮かべる「グッドナイト 地球におやすみのキス」のセレモニー(無料)を開催。夜の池に浮かぶ幻想的なランタンが願いを天に届けてくれそう。

クリスタルでできたシンギングボウル。奏でられる音の輪に包まれるような不思議な感覚が

ベトナムの食文化も学ぶ、クッキングアカデミー

知的好奇心を満たすプログラムも各種そろっています。おすすめは「ナムハイ クッキングアカデミー」。ハノイの高級料理からホイアンの屋台フード、伝統的な宮廷料理など、ヘルシーなベトナム料理をシェフから教えてもらう料理教室です。

長年、米粉のクレープや麺をつくっているおばあさんから教わります

ただし、単に料理の手順を学ぶだけではありません。シェフと共に敷地内で35種のハーブや野菜を育てている自家菜園で実際に摘んでみたり、麺工場へ出かけて麺打ちの手ほどきを受けたり、一歩踏み込んだ内容になっています。料理が完成したら、みんなで試食。レシピやエプロンなどのプレゼントもあります。メニューは日替わりなので、毎日参加する人も!

菜園や麺工場からリゾートへ戻り、クッキングアカデミー棟で調理をスタート

3か所ものユネスコ世界遺産の拠点となる立地

また、ダナンは3つのユネスコ世界遺産に訪れることができるロケーション。東西貿易の影響を受けた古都ホイアンまでは車でわずか15分、4~14世紀につくられたヒンドゥー教のミーソン遺跡へは1時間15分、そして旧王朝の首都フエへは約3時間。いにしえのベトナムへ思いを馳せつつ、海辺のリゾートで癒される日々はいかがでしょう。

宵闇にランタンの光が溢れる、世界遺産の古都ホイアン

まだまだあるホテルのお楽しみ 

朝食の卵料理は放し飼いの鶏の卵を使用。6種類のメニューがあり、こちらはトリュフ・スクランブルエッグ
レストラン&バーは4か所。プールサイドの「ラセン」では、ベトナムのストリートフード気分を味わえるテーマナイトも
週3回、フォーシーズンズ リゾート ザ ナムハイ ホイアン ベトナムにて夕方に行われる「キャンドル・セレモニー」。厳かな雰囲気です

取材協力/ベトナム航空

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この記事の執筆者
ダイビング雑誌の編集者を経てフリーに。海外旅行専門誌でもビーチを担当。月に1~2回、海外を中心に国内外のビーチリゾートへ通うこと、かれこれ四半世紀以上になる。女性誌の旅記事、ライフスタイル誌の連載、ウェブの連載ほか、共著に『奇跡のリゾート 星のや竹富島』など。世界のビーチガイド「World Beach Guide(http://www.world-beach-guide.com ) 」主催 好きなもの:海でボーッとすること、ボディボード、ダイビング、ビーチパーティー、Jazztronik、H Zettrio、渋谷Room
公式サイト:古関千恵子ホームぺージ
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COOPERATION :
ベトナム航空
WRITING :
古関千恵子
EDIT :
安念美和子