デニムに引けを取らない、丈夫なコットン素材のチノクロースを使ったチノパンは、味わい深いヴィンテージアイテムに育て上げられる。この一本は、アメリカを代表するコメディ俳優であり映画監督の、ウディ・アレン氏がメガホンを取った『アニー・ホール』に由来し、ポロ ラルフ ローレンの膨大なアーカイブのひとつをアレンジしたモデルだ。
1970年代、名優が愛したパンツが、ここによみがえる!
ポロ ラルフ ローレンのチノパン
当時、映画に出演する俳優の衣装すべてをラルフ・ローレン氏が担当。ナイトクラブの芸人役のアレン氏が着用していたチノパンのディテールを活かしながら、ラインをアップデートした。あのダボダボっとした懐かしいシルエットのチノパンが、再現されたのである。1977年に公開された映画から『AH-77』としたモデル名が意味深い。
約40年前のチノパンが、決して古びることなく、今でも新しく感じられる。ゆったりとしたシルエットに男の哀愁すら表現するチノパンは、洒落者なら必ず1本は持っていたい。
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
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- STYLIST :
- 武内雅英(code)