「相対」って「そうたい」以外になんと読む?読み方で意味も変わります!
明日、6月30日は、『アインシュタイン記念日』です。
物理学の認識を根本的に変革することになる「相対性理論」に関する最初の論文を、アインシュタインがドイツの物理学雑誌に提出した日が1905(明治38)年6月30日で、
その後の多大な影響と功績から、この日が記念日になったのだそうです。
当時のアインシュタインは、スイス連邦特許局の、無名の一技師で、26歳という若さでした。仕事のかたわら、自らの探究心を燃やし続け、世界をゆるがすほどの「気づき」を啓蒙した若者…とても夢がありますよね!
この年、アインシュタインはその後の物理学の世界に多大な影響を及ぼす、3つもの論文を発表したことから、1905年は『奇跡の年』と呼ばれています。
さて、本日の1問目は「相対性理論」にちなんだ漢字クイズです。
【問題1】「相対」って「そうたい」以外になんと読む?
「相対」の「そうたい」以外の読み方をお答えください。
ヒント:正解の読み方だと「直接向き合うこと。差し向かい。」「合意の上で事をおこなう事」という意味になります。
<使用例>
「大事なお話なので、やはり相対でお伝えしたくて…。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 相対(あいたい) です。
「相対(そうたい)」の意味は「対立する関係にあること。また、向き合っていること。」「あるものが他のものと関係しあって成立すること。」という意味、
「相対(あいたい)」は「直接向き合う」「合意の上で行う」という意味、
熟語の構成を大雑把にとらえると、
「相対(そうたい)」では「対立する関係の相手同士」、
「相対(あいたい)」は「対等な関係の相手同士」、
と考えられる言葉です。
さて、2問目も「相」の入った難読クイズです。
【問題2】「相好」ってなんと読む?
「相好」の読み方をお答えください。
ヒント:「顔つき。表情。」という意味の言葉です。
<使用例>
「彼って普段は一貫してクールだから、ふと相好を崩すと、ギャップにときめくのよね!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 相好(そうごう) です。
「相好を崩す」とは、「表情が変わってニコっとする。顔をほころばせる。」という意味の慣用句です。
本日は、6月30日『アインシュタイン記念日』に関するトリビアと合わせ、
・相対(そうたい/あいたい)
という言葉の、読み方、意味の違いと、
・相好(そうごう)
という、誤読しやすい言葉についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『tenki.jp』ウェブサイト
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱