「爾」ってなんと読む?これを「知れ」という有名な格言があります!
明日、7月3日は、『波の日』という記念日です。海やサーフィンへの関心を誘う記念日だそうです。
本日はこれにちなんで、1問目では「波」という漢字の入った、超難読クイズに挑戦していただきます!
【問題1】「弖爾乎波」ってなんと読む?
「弖爾乎波」の読み方をお答えください。
ヒント:「言葉の使い方。話のつじつま。」「助詞・助動詞・用言の活用語尾などの総称。漢文を訓読する時補読する文字。」「特に、助詞の総称。」などの意味を持つ言葉です。
<使用例>
「このメールの文章、弖爾乎波の使い方がおかしいんじゃない?意味が通ってないわ…。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 手爾乎波(てにをは) です。
この問題に正解できた方、拍手喝采です!
「弖爾乎波(てにをは)」、会話や文章など、毎日のコミュニケーションで必ず使う要素ですが、こんな風に表記すること、ご存知でしたか?
馴染みの薄い、難しい漢字が入っていますが、2問目ではこの中から「爾」という字を取り上げましょう。
こちらも、なかなかの難易度ですよ!
【問題2】「爾」ってなんと読む?
「爾」の読み方で、1文字で単語として成立する、3文字の読み方をお答えください。
ヒント:対等、またはそれ以下の人に用いられる、二人称の人代名詞です。
<使用例>
「私、自分の気持ちに蓋をしていたみたい。『爾みずからを知れ』とはよく言ったものね。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 爾(なんじ) です。
「おまえ」や、ちょっと古い言い回しですと「そち」というような言葉に言い換えられる、自分と対等もしくは目下の相手に用いる代名詞です。
例文に出した『爾みずからを知れ』という格言は、古代ギリシャの神殿に刻まれていた、ソクラテスの言葉、と言われています。
本日は、7月3日、『波の日』にちなんで、
・弖爾乎波(てにをは)
・爾(なんじ)
など、超難読漢字クイズに挑戦していただきました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『精選版 日本国語大辞典』(株式会社小学館)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱