日本各地で育まれてきた高度なものづくりの技術と、若き匠たちの美意識や情熱が結びついた「新時代のジャパンラグジュアリー」を体現する逸品を、ギフトという形で提案しているスタイリストの河井真奈さん。

今回ご紹介いただくのは、ギフトの王道ともいえる“タオル”をありきたりではない贈りものに変えるべく、河井さんがプロデュースした「imahare towel box」です。

ボックスに収められているのは、愛媛県・今治で1930年に創業したタオルメーカー「ハートウエル(HARTWELL)」が手がける良質なタオル。贈る人・贈られる人のニーズを分析し、「美しい」「長持ち」「便利」「清潔」という4つのコンセプトにマッチしたアイテムが厳選されています。

本記事では、そのなかから「美しい」というコンセプトに基づき選ばれた「美肌」と「美髪」のためのタオルシリーズ「CUOL」にフォーカス。

河井さんがこのコラボに込めた想いと共に、その魅力を教えていただきます。

河井真奈さん
スタイリスト
(かわい まな)女性誌、CM、ドラマのスタイリング、トークショー、商品開発アドバイザーなど幅広く活躍。2016年、ギフトに特化したWEBサイト「futo」をローンチし、2019年6月には初の実店舗を南青山にオープン。著書に『絶対 美人アイテム100』(文藝春秋)、『服を整理すれば、部屋の8割は片付く』(立東舎)。https://futo.jp/

若い女性スタッフの「自分が本当にほしいもの」を長年の技術力で実現

「今や誰もがよく知る『今治タオル』。でも、それをどんなメーカーが作っているのかは知らない人が多いのではないでしょうか? 愛媛県今治市は、およそ120年前からタオル産業が受け継がれてきた名産地。糸づくりや染色、織り、縫製などタオルに携わる工場が100社近くも集まっています。

今回、私がコラボレートすることになったのは、1930年に創業した『ハートウエル』です。タオルを織る工場に加え、染色工場・縫製まで自社で構えているため、一貫したものづくりが可能。有名ブランドや高級ホテルなどの製品も手がけているほど、高い技術をもっています。

また、機能性商品や縫製品の製作にいち早く着手してきた開発力も強みのひとつ。それが顕著に表れた商品が、『CUOL』シリーズです。

美容に特化し、肌や髪の摩擦ダメージを研究した『CUOL』。その発案者は、企画部に所属する木村早耶香さんでした」

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「CUOL」を企画した木村早耶香さん

「以前はPR会社に勤めていたという木村さん。ハートウエルという会社を知り、『こんなに素晴らしい技術や志の会社はもっと世の中に知られるべきだ!』と強く感じ、転職を決意したそう。

そして、木村さん自身が年齢を重ねることで肌の乾燥を感じるようになったことから、『自分に合う化粧品を選ぶように、タオルも個人個人の肌にあった優しいものを選択肢として用意したい』と考えたのが企画のスタートに。

日々、知見豊富な熟練の職人たちと話し合い、研究と試行錯誤を繰り返しながら『CUOL』を実現しました」

乾燥や揺らぎを感じてきた、大人の肌や髪に寄り添う「優しいタオル」

「私たちの日常において必須アイテムと言える“タオル”。かつては色や柄が優先されていたように思いますが、今治タオルが注目されるようになり、品質への関心、そして近年では機能性への関心も高まってきています。

『CUOL』の“タオルではじめるスキンケア”と“タオルではじめる美髪ケア”で追求されているのは、摩擦の軽減と高い吸湿性です。その使い心地のよさには私もびっくり!

素材や織り方までこだわり抜き、その効果を実証するために、研究機関において学振形摩擦試験機を使用した実験も行ったという努力の賜物。木村さん、そして職人のみなさんの情熱が込められていることがわかります」

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「CUOL」と一般的なタオルの摩擦力を比較した実験結果。上は“タオルではじめるスキンケア”を使用し、肌を模した寒天に対してタオルを10往復縦方向に摩擦した試験を実施。下は“タオルではじめる美髪ケア”を使用し、浸水させた毛髪に対してタオルを約400回往復摩擦させる試験を実施したもの

「“タオルではじめるスキンケア”は、細くしなやかな糸をタオル全体に採用しているため、表面の凹凸が小さく、なめらか。摩擦による刺激が一般的な製品と比べ約1/2に低減され、肌へのダメージを大きく軽減します。

また、擦らずとも水分を十分に吸収するので、人の手による擦り拭きの摩擦ダメージも予防できるという、どこまでも肌想いの処方となっています」

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「CUOL」“タオルではじめるスキンケア”のフェイスタオル

「“タオルではじめる美髪ケア”は、中が空洞で保水量が多いコットン糸と静電気を抑える性質のある竹レーヨン糸を採用。両糸とも低摩擦、高吸水の繊維のため、摩擦による髪へのダメージが軽減されます。キューティクルが傷みにくいので、ヘアカラーの退色抑制も期待できるそう。

さらに自社調べとして、一般的なタオルと『CUOL』のタオルで、同回数髪の毛の水分を拭き取った後、ドライヤーでの乾燥にかかる時間を計測したところ、『CUOL』を使用したほうが約20%短縮したという結果に。髪の水分をよく吸い取ることで日々のドライヤー時間を減らし、熱による頭皮や毛髪へのダメージも抑えられます」

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「CUOL」“タオルではじめる美髪ケア”のスリムバスタオル

「ふんわりとしているだけでなく、なめらかさもある感触。顔や髪に当てるだけでぐんぐん水分を吸収していくスピード感。まさに、『一度使ったら手放せない!』というアイテムです」

“ありきたりのギフト”で終わらせないためのパッケージを

「これほどまでに品質がいいものだけれど、見た目にはその“良さ”が伝わりにくいというのが、タオルの難しさ。また、昭和の時代からギフトの王道アイテムであるだけに、プレゼントする際にどこか“ありきたり”な印象がぬぐえないというのが残念でなりませんでした。

そこで私が企画したのが、オリジナルボックスを作ること。高級感を醸し出し、贈る人の想いを伝え、開封する喜びをお届けするパッケージに収めれば、“ありきたりな贈り物”のイメージを刷新できるのではないかと考えたのです。さらに、箱の中には、タオルの技術と相手を想うメッセージカードも入れることにしました」

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「imahare towel box」のオリジナルボックス

「ボックスカラーは4色あり、例えばパウダーグレー(白)は結婚祝いや出産祝いに、ダークグレーは男性や香典返しなどに、パープルはお見舞いやファッションに敏感な方に、イエローは元気を届けたい方に…と、贈る相手の好みや用途でセレクトしていただけます。

また、蓋は別々になったものをかぶせる仕様ではなく、一体型のマグネット付きフラップスタイル。平らに折りたたむことができるので、お好きな用途で再利用もできるサステナブル・ユースも意識しました」

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かさばらないから、すぐに捨てずに取っておきたいと思えるデザイン

「今治タオルの新しい価値を切り開く願いを込めて。また、贈る人・贈られた人の『“今”を晴れやかにする』という想いを込めて名付けた『imahare(今晴れ)towel box』。

いつでも喜ばれる。いくつあっても喜ばれる。誰からも喜ばれる…そんな贈りものになってほしいと願っています」

「imahare(今晴れ)towel box」美肌と美髪

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手前中央の美肌ウォッシュタオル(ミント・BOXパープル)¥1,650など、¥1,650~¥5,500で各種展開

「CUOL」のタオルを「美肌」と「美髪」のコンセプトで分け、オリジナルボックスに収めています。サイトからタオル&ボックスの組み合わせを選べるほか、あらかじめ設定された組み合わせ以外のオーダーも可能です。

詳しくはこちらから

「imahare towel box」がお披露目になるポップアップイベントも開催!

2021年7月8日(木)~21日(水)の期間、河井さんがオーナーを務めるギフトセレクトショップ「futo」が「五感で楽しむ夏の贈りもの」をテーマにしたポップアップイベントを開催。

7月9日(金)からは「imahare towel box」がデビューし、店頭に並ぶそう。ぜひこの機会に、手に取って確かめてみては?

<futo POP UP EVENT詳細>

  • 期間/2021年7月8日(木)〜21日(水)
    会場/ギンザ シックス2F シジェームギンザ 銀座店内
    営業時間/10:30~20:30 ※ギンザ シックスの営業時間に準ずる
    住所/東京都中央区銀座6-10-1
    TEL:03-6263-9866

今回は、今治タオルメーカー「ハートウエル」が手がける高機能タオル「CUOL」と、スタイリスト河井真奈さんが企画した「imahare towel box」をご紹介しました。

ギフトに込めたポジティブな想いを、より明快に素敵な形にするという河井さんの試み。実用的なものを贈りたいけれど、おしゃれさにもこだわりたいと思う方は、ぜひチェックしてみてください。

※掲載した商品の価格は、すべて税込みです。

※外出時には新型コロナウィルスの感染対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。

問い合わせ先

Gift Concierge futo 南青山shop

TEL:03- 6427-5113

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この記事の執筆者
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EDIT&WRITING :
谷 花生