愛犬とクルーズできるクイーン・メリー2の甲板

ニューヨークとサウサンプトンを結ぶ、キュナードの大西洋横断航路を定期運航している豪華客船「クイーン・メリー2」は、およそ1億3,200万ドルという巨額を投じて大規模改装を実施し、2016年夏、改装が完了しました。

装いも新たにニューヨークに入港した豪華客船は、80年前にニューヨークに初めて姿を現した初代「クイーン・メリー」のデザインをモチーフに、現代的な要素も取り入れて、内装やおもてなしの内容を刷新。クルーズ業界で独自の揺るぎない地位を築き、豪華客船と大西洋横断旅行の伝統を大切に守り続けています。

改装作業には、客室の刷新に加えて、初となるひとり旅のゲスト向けのシングル客室の増設、ケンネルの拡張、新しいダイニングエリアやパブリックスペース、高級絨毯の55,200㎡分の新調など、クルーズの旅をますます充実してくれるリニューアルが施されました。

アールデコ・ムーブメントの全盛期だった1930年代に建造された、初代「クイーン・メリー」にインスピレーションを得たデザインが随所に採用され、ブリティッシュ・エレガンスのシンボルともいえる、伝統を反映した内装を採用しています。

クイーン・メリー2の全景

今回の改装で、愛すべきペットの犬や猫が乗船できる世界で唯一の客船として、ケンネルサービスも拡充されたことも、ゲストにとってうれしいサービスのひとつ。

飼い主向けのラウンジやペットのプレイグラウンド新設のほか、大規模な屋外エリアには英国風の伝統的な街灯柱や米国の歩道でおなじみの消火栓などを設置し、英国から乗船した愛犬も、米国から乗船した愛犬も、見覚えのある風景のなかで安心して散歩できるように配慮されています。専任の管理責任者であるケンネル・マスターが毎日、乗船中のペットの食事、散歩、遊びなどの世話をしてくれます。

レストランでは、1840年まで遡る各地の魅力あふれる豊富なワインコレクションを堪能したり、英国を代表する高級ブランドやインターナショナルブランドのショッピングを楽しんだりと、クルーズ業界随一の多彩なエンターテインメントやレジャーを取りそろえ、洗練されたクルーズの旅を常に追求しているクイーン・メリー2に今後も注目です。

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Precious.jp編集部 
2017.9.1 更新
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クレジット :
写真/Diane Bondareff/AP Images for Cunard 文/渋谷香菜子