「五十」の「ごじゅう」以外の読み方は?「五百」よりは認知度が高そうです!

明日・7月23日からいよいよ、東京オリンピックが開幕しますね。

開催についてさまざまな議論がありましたが、出場するアスリートの皆さまの鍛錬の尊さは変わりません。

節度を守りつつ、応援の気持ちを贈りたいですね。

さて、本日はオリンピック=五輪にちなんで「五」という字に関する難読クイズをお送りします。

まずは、小手調べの1問目から。

【問題1】「五十」って「ごじゅう」以外になんと読む?

「五十」の「ごじゅう」以外の読み方をお答えください。

ヒント:「数の50。また、50年。50歳。」「数の多いこと。」などの意味を持つ言葉です。

<使用例>

「昔の五十路と今の五十路は、感覚が全く違うわよね!」

「三十」「四十」にも、同様の「十」の読み方があります。
「三十」「四十」にも、同様の「十」の読み方があります。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に!!
正解は↓に!!

正解は… 五十(いそ) です。

こちらは正解率が高かったのでは?
こちらは正解率が高かったのでは?

「50歳」のことを指す言葉「五十路(いそじ)」は、現代でもしばしば使用されますね。「路」がつかなくても「五十(いそ)」と読むのです。

さて、2問目は類似問題ですが、難易度が上がりますよ!

【問題2】「五百」って「ごひゃく」以外になんと読む?

「五百」の「ごひゃく」以外の読み方をお答えください。

ヒント:「数の500。」「数の多いこと」などの意味を持つ言葉です。

<使用例>

「皆で協力して自粛している時期なのに、あの駅に五百の人出があるのは、なぜなのかしら?」

ヒント2:八百
ヒント2:八百

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に!!
正解は↓に!!

正解は… 五百(いお) です。

「八百屋(やおや)」「八百万(やおよろず)」のように、「百(お)」と読みます。

「数字の500」という意味での使用より「数の多いこと」の代名詞的に使用されるほうが多い言葉です。

たとえば、「池で鯉にえさを上げたら、五百(いお)の勢いで集まって来たわ」や、

ちょっと気の早い例ですが、秋の紅葉で彩られた山の景色を指し「五百重(いおえ)の錦(にしき)」などなど。

日本的で美しい響きですので、お手紙などでも使いこなしたいですね。

***

本日は、東京五輪の開幕にちなんで「」の字の入った難読クイズで

・五十(いそ)

・五百(いお)

など、日本的な響きの読み方をおさらいいたしました。

この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
BY :
参考資料:『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
ILLUSTRATION :
小出 真朱