【目次】
- ベイクドカラーって、どんな色?
- ベイクド「ピンク」なら大人もチャレンジしやすい
- ベイクド「レッド」でぐっと大人顔に
- ベイクド「オレンジ」で上品な華やかさを演出
- ベイクド「イエロー」で派手すぎないお洒落を味わう
- ベイクド「ブルー」が品の良さと感度の高さを両立
- ベイクド「グリーン」で落ち着いた雰囲気へ
- ベイクド「パープル」でほんのり色香をまとって
- ベイクド「ブラウン」で穏やかに引き締め
- ベイクド「アンバー」ならこなれ感ばっちり
ベイクドカラーって、どんな色?
「焼いた色」という意味のベイクドカラーは、原色に焼き色をつけたような色のことです。原色は強い色だけに着回しするのがやや難しいですが、鮮やかすぎないベイクドカラーは、様々なアイテムとマッチさせやすい高い着回し力を備えているのがポイント。
それでは、おすすめの9つのベイクドカラーコーディネートをお届けします。
ベイクド「ピンク」なら大人もチャレンジしやすい
ピンクを取り入れるのはちょっぴり気恥ずかしい、と感じている人も、ベイクドピンクならチャレンジしやすいはず。糖度控えめで大人らしい印象なので、品の良いフェミニンスタイルへと導くことができます。
まろやかな白と合わせて優雅にきめて
ベイクドピンクのボウタイブラウスに、ホワイトパンツを合わせ柔らかな雰囲気へ。シャープなホワイトではなく、オフホワイトを選んだことで色の調和が生まれ優雅にきまります。マットな光沢を放つレザー調素材のブラウスが、ほんのりモードを醸してこなれた印象に。
ブルーをかけ合わせメリハリをたっぷりつけて
コーデュロイとベイクドピンクでぬくもり感じるパンツに、相反する寒色のデニムジャケットを合わせ色のコントラストをたっぷりと。ジャケットはショート丈を選ぶことで、楽々脚長効果を手に入れることができます。
ブラウン合わせで一体感を作る
ベイクドピンクのワンピースに、相性の良いブラウン小物をかけ合わせれば一体感ある着こなしに整います。すっきり脚出しできるミニ丈ワンピースと、膝までのロングブーツのバランスが良好。大人らしさを乗せたいので、ヘアはぴたっとタイトにまとめスタイリッシュに。
ベイクド「レッド」でぐっと大人顔に
印象の強いレッドも、ベイクドカラーを選べば着回し力を上げることができ、さらに深みのある大人らしさを手に入れることができます。トップス、ボトムス、アウターで取り入れた着こなしをそれぞれチェック。
抜けのあるベージュ合わせでバランスよく
ベイクドレッドで統一したシャツとキャップの組み合わせで、顔周りの着映え効果はばっちり。そんなベイクドレッドを引き立てるべく、ボトムスは抜けのある柔らかなベージュデニムパンツとサンダルを選ぶのが吉。仕上げに白カーディガンをさらっと肩巻きすれば、立体感が盛り上がります。
モードなベイクドレッドパンツで垢抜ける
シンプルトップスもみるみる垢抜ける、ベイクドレッドパンツの力。ベージュとくすんだレッドで大人らしさを際立てています。センタープレスパンツとプリーツバッグを選び、縦長効果を添えるとgoodバランス。
フェミニンワンピースが見違える
小花柄とオフホワイトがフェミニンなワンピースも、ベイクドレッドのナイロンジャケットをレイヤードすれば小洒落た雰囲気に。色を統一したバッグは、上半身高めの位置にセットすると視線が上がってスタイルアップが叶います。足元に真っ白なスニーカーを迎え、軽やかにフィニッシュ。
ベイクド「オレンジ」で上品な華やかさを演出
くすんだトーンのおかげで、華やかながらも決して派手にはならない上品さを両立することができるベイクドオレンジ。ベイクドカラーの中でも穏やかで優しく、控えめな色なので、合わせるアイテムを選ばないのが嬉しいです。
こんなカラーコートなら挑戦しやすい
定番カラーのコートにマンネリしているのなら、こんなベイクドオレンジはいかが? 着回しやすさを備えながらも、新鮮さを味わえるのが高ポイントです。オーソドックスなデニムパンツ合わせでも、こんなに絵になる着こなしに。
ツヤを宿してしなやかなフェミニンスタイルを作る
エクリュのざっくりニットプルオーバーに、ベイクドオレンジのスカートを合わせ優しい配色を意識。ツヤ素材のスカートを選んだことで、しなやかな美を追求することに成功。ふわりと広がるスカートなので、足元は黒のソックスブーツできゅっとコンパクトにまとめメリハリを授けるのが正解。
暖色コーデはロング×ロングで縦長ラインを作る
キャメルとベイクドオレンジという優しげな暖色コーディネートは、ロングコートとロングワンピースを組み合わせることで縦長ラインを強調し、スタイルアップに繋げて。大ぶりのゴールドネックレスやアニマル柄ブーツがスタイリッシュさを添えます。
ベイクド「イエロー」で派手すぎないお洒落を味わう
ぱっと目を引く生き生きとしたイエローも、ベイクドカラーを選べば派手になりすぎず、けれどしっかり存在感を放つお洒落が楽しめます。マスタードのようなぴりりとした辛口なエッセンスがこなれた表情を後押し。
黒合わせでスパイシーに着こなして
印象を華やかに演出するベイクドイエローのブラウスに、黒ショートパンツとロングブーツを合わせスパイシーに着こなして。ラフにまとめたヘアスタイルとコンテンポラリーなイヤリングとの融合で、顔周りのお洒落も抜かりなく。
いつものデニムに鮮度を宿す
慣れ親しんだブルーデニムパンツは、ベイクドイエローのジャケットを合わせることでアップデート。さらにレザー素材を選ぶことで、存在感をもう一押し。足元には、ベイクドイエローと馴染みの良い明るいブラウンを選ぶと良バランスです。
ベイクドイエローパンツなら無難にならない
黒Tシャツとダークブラウンジャケットというクラシカルな組み合わせも、ボトムスにベイクドイエローのパンツを持ってくることで無難にまとまりません。シアー素材のパンプスが、モダンな印象を助長。
ベイクド「ブルー」が品の良さと感度の高さを両立
ネイビーのような上品さを持ちながら、ネイビーよりも今どきなニュアンスを醸せる洒落たベイクドブルー。ネイビーの延長で使えるので、ベイクドカラーに初めてチャレンジする、という方にもおすすめのカラーです。
白と組み合わせて颯爽と
品の良いベイクドブルーのジャケットは、デニムパンツとスニーカー合わせでテイストミックスに。下半身全てシャープな白で統一することで、軽やかさが引き立って颯爽と歩く姿が絵になります。
ブルーでまとめて清々しく
エレガントなベイクドブルーのサテンプリーツスカートは、スウェットプルオーバーで外すと今っぽい表情に。トップス、パンプスそれぞれ淡いブルーで統一し、一体感のあるグラデーションスタイルをメイク。
ネイビーと掛け合わせ僅かな色の差異を楽しむ
ベイクドブルーで統一したトップスとアウターの組み合わせに、ネイビーのスカートを合わせ絶妙な色の違いをつけ、奥行きを演出。ストライプが入っているので、馴染んでぼんやりしてしまう心配がありません。落ち着いた配色には、シャンパンゴールドのバックパックをアクセントとしてオン。
ベイクド「グリーン」で落ち着いた雰囲気へ
もともとナチュラルな印象のグリーンは、ベイクドカラーを選べばさらに落ち着きのある大人らしい表情へと持っていくことができます。ワンピース、トップス、ボトムスで取り入れたコーディネート例をピックアップ。
街中で映える深いグリーンワンピを主役に
深みのあるベイクドグリーンのワンピースを主役にすれば、その絶妙カラーで街中で映えること間違いなし。Vネックとゴールドのロングネックレスが相まって、切れの良いシャープさもクリアします。緑と反対色である、真っ赤なルージュが好アクセント。
カジュアルワンツーは配色と小物でクラスアップ
スウェットプルオーバーとデニムパンツのリラックスコンビも、シックなベイクドグリーンできゅっと引き締めればカジュアルになりすぎません。さらに黒の太ベルトやビジュー付きのブルーパンプスできちんと感を添えれば、着こなしのクラスアップに成功。
優雅なグリーンで気品ある佇まいへ
その深みのあるカラーで、優雅さを演出するベイクドグリーンパンツを使って凛とした佇まいへ。明るい色のアウターを投入しメリハリをつけながらも、アウターの色味もほんのりくすんだものをセレクトすることでまとまりよく。
ベイクド「パープル」でほんのり色香をまとって
熟成されたワインのような、ほんのり色香漂うベイクドパープルなら、マチュアな大人の魅力を振りまくことができます。そんなカラーの印象が際立つ、大人らしさたっぷりなコーディネート術をお届け。
黒合わせでとことんシックにまとめて
ベイクドパープルのジャケットに、黒のフレアパンツと小物を掛け合わせ、シックな出で立ちへ。クロップド丈のパンツを選んで足首を覗かせたことと、親しみやすい白カットソーを迎えれば抜け感もクリアできます。
センシュアルなベイクドパープルを親しみやすく
色香のあるベイクドパープルも、穏やかなブラウンコーデュロイパンツ合わせなら親しみやすくまとめることができます。ブラウンも落ち着いた色なので、大人らしさを上乗せできるのも高ポイント。インナーとシューズに白を迎え、それぞれの色を引き立てて。
はっとするような色合わせで視線を奪う
一枚で簡単に着映えが実現する、ベイクドパープルのジャンプスーツを活用。鮮やかなグリーンバッグを投入すれば、視線を奪う華やかな配色コーディネートが出来上がりです。
ベイクド「ブラウン」で穏やかに引き締め
まるでチョコレート焼き菓子のようなベイクドブラウンを活用すれば、着こなしに緩やかな引き締め効果を添えることができます。黒ほど強くないので、品の良さと引き締め効果を両立したいときにおすすめ。
暖色でまとめて柔らかく見せて
ベイクドブラウンのニットトップスに、イエローのチェックスカートを合わせたきれいめコーディネート。上下ともすっきりシルエットにこだわったことで、スマートな見た目が叶います。バッグも同じ暖色で統一し、まとまりの良さを意識。
ベイクドブラウンで品の良さを上乗せ
白ブラウスと黒スカートだと色のコントラストが強くなりすぎますが、ベイクドブラウンを選べば柔らかさが加わり、ブラウスの優雅さを引き立てることができます。ビジュー付きの黒小物をトッピングして、華やかに。
丸み袖×ベイクドブラウンのバランスがgood
ベイクドブラウンという静かな色合いを利用して、丸み袖がアクセントになるロングコートをセレクト。エクリュのリブニットワンピースとの組み合わせで、上品な佇まいへ。白サンダルとゴールドのクラッチバッグでメリハリを授ければ、目を引く美人スタイルが完成です。
ベイクド「アンバー」ならこなれ感ばっちり
ほんのり黄み帯びたブラウンであるアンバーは、ベイクドカラーでニュアンスを上乗せすればこなれ感ばっちりです。黒、白といったベーシックカラーに組み合わせるだけでも、上級者のような小粋な佇まいが手に入るので、是非参考にしてみてくださいね。
レイヤード術で垢抜け確定
ベイクドアンバーのシャツワンピースと黒スキニーパンツを重ねれば、ワンツーで様になる着こなしが完成。スウェード素材とレザー素材のように、それぞれ特徴のある素材を選び立体感とモード感を醸して。
エレガンスにモダンをトッピング
白のフレアスリーブブラウスに、ベイクドアンバーのタイトスカートを合わせメリハリシルエットを形成。ベイクドカラーというニュアンスのあるカラーと、ツヤを湛えたレザー素材のセレクトが、モダンさを添えて洒落感を引き上げます。
周りと差のつくスーツスタイル
生真面目な印象のジャケット×パンツのスーツスタイルも、ベイクドアンバー、そしてコーデュロイ素材を選べば周りと差のつくお洒落が楽しめます。目を引くアイテムなので、インには親しみ慣れた白Tシャツを迎え外しを加えて。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香