「数数」って「かずかず」以外になんと読む?よく使う言葉ですよ!
明日・8月24日から、パラリンピックが開幕しますね。
パラリンピックの協議種目数、みなさま、ご存知でしょうか?
オリンピックが33競技339種目なのに対し、パラリンピックは22競技539種目…と、
競技数はオリンピックより少ないですが、種目数がぐんと多いのです。
選手の障がいの種類や程度によって、細やかに種目が分かれているからだそう。なるほど、納得ですね!
…本日の1問目は、まず「数」という字の入った難読クイズです。
【問題1】「数数」って「かずかず」以外になんと読む?
「数数」という日本語の「かずかず」以外の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「何度も。たびたび。」という意味の言葉です。
<使用例>
「こうしたケースは、特にまれというわけではなく、意外と数数起こっております。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 数数(しばしば) です。
意味合いとしては納得ですが、この字でこう読むとは知らなかった!という方、多いのでは?
日本語を深掘りしていくと、数数(しばしば)こういうケースに出会いますよね(笑)。
さて、2問目も、同じ漢字を二つ重ねる難読クイズです。
【問題2】「限限」ってなんと読む?
「限限」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「それを限度として、それ以上、またはそれ以外には余地のないこと。また、そのさま。」という意味の言葉です。
<使用例>
「アスリートの限限の勝負には、ドラマと感動があるわよね!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 限限(ぎりぎり) です。
「限」という字には「限(きり)=ものごとの区切り。または、限度。」という読み方があり、これを重ねたのが「限限(ぎりぎり)」です。
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本日は、8月24日に開会するパラリンピックのトリビアとあわせ、
・数数(かずかず/しばしば)
・限限(ぎりぎり)
など、二つの漢字を重ねる日本語の意外な読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:東京2020パラリンピック競技大会公式ウェブサイト/『東京2020パラリンピック』(NHKウェブサイト)/『精選版日本国語大辞典』(株式会社小学館)/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱