「行状」を「こうじょう」と読んでいる方、いませんが?要注意です!
明日、8月28日はアメリカの現代史上名高い『ワシントン大行進(The Great March on Washington)』が行われた日です。
1963(昭和38)年、公民権運動家で牧師のマーティン・ルーサー・キング・ジュニア氏らの呼びかけに賛同した20万人もの人が、人種差別撤廃を求めて、ワシントンDCを行進しました。
『I have a dream.』で始まった、キング牧師の17分に及ぶ演説は、多くの人の胸を打ち、今も語り継がれていますよね?
本日は『ワシントン大行進』にちなんで「行」という字の入った難読クイズをお送りします。
【問題1】「行状」ってなんと読む?
「行状」という日本語の正しい読みかたをお答えください。
ヒント:「日常の行いや品行」などの意味を持つ言葉です。
<使用例>
「あの方に認めてもらうには、行状を改める必要があるんじゃない?」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 行状(ぎょうじょう) です。
この「行状(ぎょうじょう)」という言葉、意外と「こうじょう」という誤読例が多いようです。お気をつけくださいね。
…さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「行脚」ってなんと読む?
「行脚」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「徒歩で各地を巡り歩く事」などの意味を持つ言葉です。
<使用例>
「私の祖父母は旅行が趣味で、元気にあちこちを行脚しているようです。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 行脚(あんぎゃ) です。
「全国行脚」「諸国行脚」など、しばしば聞く表現ですが、「行脚」のみですと「あんぎゃ」という読み仮名がすぐに思いつかず、戸惑ってしまう方もいらっしゃるようです。しっかり覚えておきたいですね。
もとは「僧が修行のために諸国を巡り歩くこと」を指し、そこから「徒歩で各地を巡り歩くこと」という意味でも使用されるようになった言葉です。
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本日は、8月28日『ワシントン大行進』の行われた日にちなんで、
・行状(ぎょうじょう)
・行脚(あんぎゃ)
など、「行」という字の入った、読み間違いやすい日本語をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:米国大使館ウェブサイト
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱