「未申」ってなんと読む?「みしん」ではないですよ!
明日、9月3日は、未来生まれの大人気キャラクター『ドラえもん』のバースデーです。
2112年生まれのドラえもん、2021年現在はまだ生まれていないことになりますが、子どもや日本人のみならず、世界中にその存在を知られ、愛されていますよね。幼少期からずっと、心の友人のような存在になっている…という方も多いのではないでしょうか?
現在、『ドラえもん公式サイト ドラえもんチャンネル』で、のび太くん手描きの、ドラえもんのサプライズ誕生日会の招待状が掲載されていて、なんともほっこりした気持ちになります。
今年は、ドラえもんのバースデーと同じ9月3日に開館した川崎市藤子不二雄・F・ミュージアムも10周年だそうで、『ドラえもん』をはじめとした電子版の作品集や、大人にとっても魅力的な限定グッズなどが販売されるようですよ。
本日は「未来」からやってきてくれたドラえもんにちなんで、「未」の字の入った難読クイズをお送りします。
【問題1】「未曾有」って何と読む?
「未曾有」という日本語の、正しい読み方をお答えください。
ヒント:「これまでに、まだ一度もない事」という意味の言葉です。
<使用例>
「まあ、古今未曽有の大事件ね!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 未曾有(みぞう) です。
「未曾有(みぞう)」は、「未(いま)だ曾(かつ)て有らず」という意味合いです。
難読単語としては定番で「みそゆう」「みぞうゆう」などの誤読例がしばしば見受けられます。お気をつけ下さいね。
さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「未申」ってなんと読む?
「未申」という日本語の、正しい読み方をお答えください。
ヒント:「方位を十二支にあてて呼ぶ時の、未と申の中間にあたる方角。西南。」などの意味を持つ言葉です。
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 未申(ひつじさる) です。
「未」という字、そういえば、干支では「ひつじ」ね、と改めてお気づきの方もいらしたでしょう。ドラえもんのポケットとまではいきませんが、懐の深い字ですね(笑)。
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本日は、9月3日、『ドラえもん』のバースデーにちなんで、
・未曾有(みぞう)
・未(いま)だ
・未申(ひつじさる)
など、「未」というのさまざまな読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『ドラえもん公式サイト ドラえもんチャンネル』/『精選版日本国語大辞典』(株式会社小学館)/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱