雑誌『Precious』10月号では、企画「優しき存在感で周囲を照らす『エンパワメント・ブラウス』の美学」を特集。
Precious読者の間でも多大なる人気を博した日本版リーガルドラマ『SUITS/スーツ1・2』で、大手弁護士事務所の代表・幸村チカを演じた女優の鈴木保奈美さんが華麗に着こなす秋のブラウススタイルをご紹介しています。
「ジェントル・エレガント」な凛とした心意気に溢れる『エンパワメント・ブラウス』、今回は保奈美さんがまとうブラウスのコーディネートや、自信を授けるブラウスの数々を一挙にお届けします。
■1:モノトーンでクールに、ディテールで華やぐスマートな品格エレガンス
着る人には自信を、周囲には明るさをもたらす華やかで優しげなブラウスは、ムードメーカー的な存在感。
ビジネスファッションの王道でもあるモノトーンスタイルは、女性リーダーなら地味に見せないというだけでなく、もう一歩踏み込んだ華やかさを手に入れたい。刺繍やレース、装飾など、「ヴァレンティノ」らしい繊細なクチュールの手法が駆使されたホワイトのオーガンジーブラウスで、存在感を主張して。
シルクの艶とドレープの陰影が生む豊かな表情でブラックがディープに艶めく
シンプルなブラックを選ぶなら、シルククレープ生地の上品な艶と、波打つドレープが生み出す立体的なシルエットで優雅なものを。
20世紀の偉大なクチュリエ、ジャン・パトゥの哲学を引き継いだ「パトゥ」のブラウスは、美しいシルエットに凝ったタックディテールが映える。いちばん上までボタンを留めて、イエローゴールドトーンのメタルブローチをあしらって華やかに。
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■2:甘さのあるブラウスをシックなかっこよさで着こなすニューフェミニン
優しさも強さも、女らしさもかっこよさも、自分基準で取り入れて「ジェントル・エレガント」に着こなして。
アイレットレースを襟や前立て、袖口にあしらったロマンティックなコットンブラウスを合わせた、ハウンドトゥースチェックのブリティッシュなパンツスーツスタイル。テイストに明快なコントラストを効かせて、「ジェントル・エレガント」なマインドの着こなしが完成。
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「エンパワメント・ブラウス」こそ女性リーダーのユニフォーム
鈴木保奈美さんが演じる弁護士事務所の女性リーダー「幸村チカ」のトレードマークだった、「ジェントル・エレガント」な華のあるブラウスルック。
色や柄も臆せず知的に着こなしたそのスタイルは、強くしなやかな生き様と、エレガントで柔らかな物腰をあわせもつチカの役柄と重なるように、芯のある女性らしさが漂う着こなしで働く女性たちの共感を得ました。
ドラマで保奈美さんの専属スタイリストを務め、Preciousでも活躍する犬走比佐乃さんは、一方で、女性の経営者やエグゼクティブのパーソナルスタイリングも多く手掛けています。女性リーダーから聞くリアルな声は、チカの女性像やファッションをつくるうえで、大いなるヒントになったと言います。
「多くの女性リーダーたちが口を揃えるのが、きれいな色や華やかな服を着ていると、特に、女性の後輩からほめられてうれしいという感想。聡明で華やかなビジネススタイルに、若い世代の女性が刺激を受け、親しみや憧れを抱くことは、まさに変わりゆく今の時代を象徴する、大切な事象のひとつと感じています」(犬走さん)
今、ブラウスこそが、着る本人のみならず、周囲まで「エンパワー」してくれる、女性リーダーの新しいユニフォームなのです。
■3:よく見るとハートという、意表をつくプリントに大人の遊び心が溢れて
ネイビー×レッドの「I Love Paris(アイ ラブ パリ)」プリントで、上品なシルクジョーゼットブラウスをキッチュなムードに。
ストイックなエレガンスの漂う比翼仕立てのシルエットと、ドット風のハート柄を組み合わせた絶妙なバランスに魅了される。
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■4:「夜」をイメージした深みのあるネイビーの艶に香る静謐なインテリジェンス
変化の時を経た今だからこそ、着心地のよさも、控えめに終わらない華やぎも、ポジティブに取り入れたブラウススタイルを。
ラグランスリーブの着心地のいいプルオーバーブラウスは、華やかなボリューム感を演出するバルーンスリーブが特徴。厚みのあるシルクサテンのセミマットな光沢に品のいいエレガンスが漂って。
ボクシーなシルエットをペーパーバッグウエストパンツにインした着こなしに、星モチーフのダイヤモンドネックレスでプレイフルな輝きを添えて。
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少し攻めの心意気で選ぶ、華やかな「艶」と「ボウ」|自信を授けてくれる「エンパワメント・ブラウス」で軽やかに羽ばたく!
デイリーにも特別な日にも、オフィスで働くときも表舞台に立つときも、頼りになるブラウス。ベーシックカラーの無難な無地をつい選びがちですが、「エンパワメント」目線で選ぶなら、今シーズンはこの2タイプからトライ!
■1:秋のキレイ色で艶やかに麗しく「光沢ブラウス」
自然な光沢を浮かべる、とろみのあるシルクサテンやしなやかなハリをもつシルクツイルのブラウスは、それだけで十分エレガントですが、この秋はキレイ色に注目。
色鮮やかなカラーにリッチなドレープが陰影をつくるから、華やかさが倍増します。
1. の「バグッタ」のブラウスは、フレッシュな明るさをもらたすミモザイエロー。襟元と袖口にギャザーをふんだんに施したことで、量感のあるエレガントなドレープが生まれて。ボウタイは後ろ結びでも、半周させてフロントでも結べる長さ。
2. の「キートン」のブラウスは、上品にあか抜ける、こっくりとしたテラコッタブラウン。とろみとコシの相反するタッチをあわせもつ人気素材「ウエイト100グラムシルク」で仕立てたモックネックブラウスは、ロングカフスが手首を華奢に見せてくれます。
3. の「エンポリオ アルマーニ」のブラウスは、聡明さを印象づける、澄んだ秋空のようなスカイブルー。愛らしく上品なラウンドカラーと、前立てのラッフルフリルが優美なムードを印象づけます。
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■2:パターン柄で優雅に華やぐ「ボウタイブラウス」
シーンを問わず活躍するボウタイブラウスですが、ベーシックカラーの場合はパターン柄がおすすめ。
無地だとフォーマル感が増すので、デイリーに装うにはコーディネートに工夫が必要ですが、パターン柄なら黒ボトムを合わせるだけでも決まります。
1. の「マックスマーラ」のブラウスは、サイズグラデーションに個性が光る華やかなドット柄。白地にグレーのドット柄を施したシルクブラウスは、大きめのボウと、肩口にギャザーを寄せたボリュームスリーブが華やか。
2. の「ドゥロワー」のブラウスは、シアーな生地に浮かび上がるフローラルモチーフが。フローラルパターンのカットジャカードを織り込んだシフォン生地を使用し、リボン開きのカフスがレディなアクセントに。
3. の「ブルネロ クチネリ」のブラウスは、クラシカルな趣でレディな気分になれるグレンチェック。ダークトーンのグレンチェック柄やウールボイル素材の知的トラッドなエレメントで、フェミニンなボウに奥深い妙味を演出。
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※掲載した商品は、すべて税込価格です。
問い合わせ先
- ヴァレンティノ インフォメーションデスク TEL:03-6384-3512
- ブシュロン クライアントサービス TEL:0120-230-441
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- サンローラン クライアントサービス TEL:0120-95-2746
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- マックスマーラ ジャパン TEL:0120-030-535
- PHOTO :
- 長山一樹(S-14/人物)、新垣隆太(パイルドライバー/静物)
- STYLIST :
- 犬走比佐乃
- HAIR MAKE :
- hiro TSUKUI(Perle/ヘア)、福沢京子/メイク
- MODEL :
- 鈴木保奈美
- EDIT&WRITING :
- 下村葉月、遠藤智子(Precious)