「寄生木」ってなんと読む?「きせいぼく」では怖すぎますね!
明日、10月4日は、『お取り寄せの日』という記念日です。
10月4日が選ばれたのは「と(10)りよ(4)せ」の語呂合わせと、10月は美味しいものがあふれる季節で、4は「食」に通じる、という考えからだそうです。
昨今は外出自粛が続いた影響で、お取り寄せで美味しいものをいただく方が多いようですね。新たな食材やメニューにトライするべく、改めて吟味してみてはいかがでしょうか?
本日は、「寄」という字の入った難読クイズをお送りします。
【問題1】「寄生木」ってなんと読む?
「寄生木」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「他の樹木に寄生し、栄養をもらって育つ植物」の事です。
<使用例>
「家族の分まで家事労働をしている主婦を寄生木扱いするなんて、本当にナンセンスだわ。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 寄生木(やどりぎ) です。
「寄生木(やどりぎ)」という言葉は、「寄生植物」全般の代名詞として使われるほか、画像のような「ヤドリギ科の常緑小低木」も指します。「寄生(きせい)」という言葉ですとちょっとドキッとしますが、樹木と共生している寄生木は、寄り添うマリモのようで、可愛らしいですね。
さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「寄居虫」ってなんと読む?
「寄居虫」という生き物名の、4文字の読み仮名をお答えください。
ヒント:浅海に棲む甲殻類です。
<使用例>
「寄居虫が住み替えるところ、見てみたいわね!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 寄居虫(やどかり) です。
「寄居虫」…字の内容は、確かにヤドカリですね。
※「寄居虫」の表記は、もともとヤドカリの古名「寄居虫(ごうな)」と読まれていましたが、最近の辞書では「寄居虫(やどかり)」の読みを採用しているものも複数出ております。
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本日は、10月4日『お取り寄せの日』にちなんで、「寄」という字の入った熟語から
・寄生木(やどりぎ)
・寄居虫(やどかり)
などの読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)/『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱