「木戸銭」ってなんと読む?「きどぜに」ではなく…何に使うお金?
明日、10月8日は『木の日』という記念日です。
漢数字の「十」と「八」を組み合わせると「木」になる…なるほどですね!
本日は「木」という字の入った難読クイズをお送りします。
【問題1】「木戸銭」ってなんと読む?
「木戸銭」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「興行を見物するための入場料。」という意味を持つ言葉です。
<使用例>
「ねえ、おばあちゃまが木戸銭を持ってあげますから、来月、一緒にお芝居を見に行かない?」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 木戸銭(きどせん) です。
昔は、芝居小屋などの入り口は木戸が多かったため、そこで支払うお金、という意味で、「木戸銭(きどせん)=工業見物の入場料」という言葉ができたようです。
例文のように、ご年配の方は今でもお使いになる傾向のある言葉ですので、ぜひ覚えておきましょう。
さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「木偶」ってなんと読む?
「木偶」という日本語の、読み仮名2文字の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「何の役にも立たない人」「あやつり人形」「木彫りの人形」などの意味を持つ言葉です。
<使用例>
「社長は今や、A専務の木偶のような状態なのね。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 木偶(でく) です。
「木偶(でく/もくぐう/ぼくぐう)」どの読み方でも意味は同じですが、「木偶の坊(でくのぼう)」という言葉があるように、「木偶(でく)」という読み方が、難読ながら、最もポピュラーです。
一般的には「木偶(でく)」と読む例がほとんどでしょう。
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本日は、10月8日、『木の日』にちなんで、
・木戸銭(きどせん)=興行見物の入場料
・木偶(でく/もくぐう/ぼくぐう)
などの日本語についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)/森林・林業学習館ウェブサイト
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱