「仮病」ってなんと読む?「かりびょう」ではありませんよ!
明日、10月12日は、日本初の、インターネット専用銀行であるジャパンネット銀行が誕生した日です。
いつごろの事だと思いますか?
今から21年前、2000(平成12)年の10月12日です。今年、成人を迎える方は、生まれた時から日本にインターネット専用銀行がある世界で育っているのですね。
口座の申し込みから振り込み、解約など、あらゆる手続きをネット上で完結できるこの銀行の誕生後、他の多くの銀行も、インターネットバンキングに注力しはじめました。
お金だけでなく、今では、ビジネスの資料やプライベートの思い出の写真なども、ほとんどクラウドシステムを介した仮想ストレージで管理できますよね。
本日は「仮想」の「仮」という字の入った難読クイズをお送りします。まずは初級問題から。
【問題1】「仮病」ってなんと読む?
「仮病」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「病気にかかっているふりをすること。」という意味の言葉です。
<使用例>
「面倒なお誘いを断りたいんだけど、仮病ではわざとらしすぎるかしら?」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 仮病(けびょう) です。
「仮病(けびょう)」という言葉、「けびょう」でデジタル変換するとスムーズに出て来ますが、いきなり漢字だけ見ると混乱してしまったのか、先日「かりびょう」と誤読された方に遭遇しました。新たな病名だと思ってしまったのでしょうか?ご注意くださいね。
…さて、2問目のクイズは、難易度が上がりますよ!
【問題2】「仮初」ってなんと読む?
「仮初」という日本語の、正しい読み方をお答えください。
ヒント:「その場限りのこと。」「ちょっとしたこと。」「軽はずみなこと。」「本気でないこと。」などの意味を持つ言葉です。
<使用例>
「仮初でもいいから、そろそろ新たな恋に出会いたいわ!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 仮初(かりそめ) です。
「仮初(かりそめ)」、「初」を「そめ」と読むケースは他にもありますが、新年に関連する「書初め(かきぞめ)」や、生まれて初めてを意味する「お食い初め(おくいぞめ)」など、特殊なシチュエーションで使用することが多いため、「仮初(かりそめ)」をスムーズに読めた方は少ないのではないでしょうか?
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本日は、10月12日、日本初のインターネット専用銀行が誕生した日のトリビアをご紹介しながら、
・仮病(けびょう)
・仮初(かりそめ)
などの言葉の読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱