ファンならずとも観ておきたい世界最高峰のバレエ団&アーティストによる公演チケットを、発売前に確保できる「第27回 バレエの祭典」プレミアム・シーズン会員募集が、2016年8月22日から開始されています。

オレリー・デュポンの「ボレロ」©AFP=時事

今回は人気のパリ・オペラ座バレエ団に加え、イングリッシュ・ナショナル・バレエが初登場。2017年2月に予定されている、パリ・オペラ座が誇るエトワール、オレリー・デュポンによる名作「ボレロ」をはじめ、3月初旬のパリ・オペラ座「ラ・シルフィード」、7月初旬~中旬のイングリッシュ・ナショナル・バレエ「海賊」「コッペリア」ほか、7月下旬にはパリ・オペラ座バレエ団と英国ロイヤル・バレエ団のスターたちが一堂に会す、夢のような合同ガラも実現。

左/オレリー・デュポン photo:Anne Deniau 
右/スティーヴン・マックレー(英国ロイヤル・バレエ団)

全5公演8演目、すべてが見逃せないこれらの公演チケットを、一般発売前に優先的に確保するプレミアム・シーズン会員は、S席、A席、B席で鑑賞できる3種の会員のほか、「バレエ・ロイヤル・シート会員」に注目を。

イングリッシュ・ナショナル・バレエ「海賊」 photo:Laurent liotardo

劇場が王侯貴族のものだった時代の名残として、現在でもヨーロッパの有名オペラハウスには、ロイヤル・シートが存在しています。かつてロイヤル・シートに座る人々は、芸術を支援するパトロンでもありました。そこで往事の伝統にあやかり、「バレエの祭典」期間中にファンドレイジング(寄付金募集)に賛同すると、「バレエ・ロイヤル・シート会員」としてスペシャルな特典を楽しめるのです。

S席会員の会費のほかに、公演をサポートするための寄付に協力することで、S席のなかでも優先的に希望の席が用意されるだけでなく、パリ・オペラ座公演期間中に出演者を交えたパーティに参加できるほか、イングリッシュ・ナショナル・バレエのゲネプロ(最終舞台稽古)の見学も可能に。

古き良き時代の芸術の支援者のように、パトロンとしてバレエ公演に関わることで、ただ“観る”だけではない喜びが味わえる、このメンバーシップ。現代において、バレエを、舞台を、芸術を愛する者として、ぜひ参加してみたいものです。

第27回「バレエの祭典」プレミアム・シーズン会員券

・対象公演:2017年2月~9月(全5公演8演目)
・会費:バレエ・ロイヤル・シート会員¥384,000、S会員¥134,000、A会員¥118,000、B会員¥102,000(全て税込、一括払い・1口あたりの価格)
・S・A・B会員特典:①対象公演の席を一般発売前に優先的に確保 ②対象公演のプログラムを無料進呈 ③指定公演のクラスレッスンに招待 ④NBS主催公演の優先予約 ⑤NBSニュースの送付
・ロイヤル・バレエ・シート会員特典:上記に加え、①パリ・オペラ座バレエ団の出演者を交えたパーティに招待 ②イングリッシュ・ナショナル・バレエ公演のゲネプロ見学 ③幕間ドリンク・サービス ④プログラムに会員名を記載

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Precious.jp編集部 
2017.9.1 更新
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クレジット :
文/吉川 純