「武士」の「ぶし」以外の読み方って?…ご存知ですか?
本日はさっそく、1問目の難読クイズに挑戦していただきます。
【問題1】「士」って読み仮名4文字だと、なんと読む?
「士」の、日本語の単語として成立する4文字の読み仮名をお答えください。
ヒント:「武士」と同義の言葉です。
<使用例>
「『士』という言葉は、現代では、日本人の凛とした美しさの表現として、よく使われるわね。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 士(さむらい) です。
正解できましたか?
「侍(さむらい)」という表記がポピュラーですが、「士」も一文字で「さむらい」と読むのです。
画数の少ないシンプルな「士(さむらい)」の表記、日本的なロゴマークやネーミング、キャッチコピーに、効果的に使えそうですね。
実は明日・11月11日は、『サムライの日』という記念日に制定されています。漢数字の「十一」を組み合わせると「士(さむらい)」の字になりますよね?「日本男子にきものの格好良さを再認識してもらい、きもの文化の継承と普及を促進する」ことを目的とした記念日だそう。
男性のきもの姿は、洋装のお洒落とは全く別の凛々しさがありますよね。ご家族やお親しい方におすすめしてみてはいかがでしょうか?
さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「武士」って「ぶし」以外になんと読む?
「武士」という日本語の、読み仮名4文字の、正しい読み方をお答えください。
ヒント:「武士(ぶし)」と同義です。4文字の読み仮名の、2文字目と3文字目は、同じ音が入ります。
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 武士(もののふ) です。
「答えを見て、その言葉を思い出した」という方もいらっしゃるでしょう。「武士(ぶし)」や「さむらい(侍/士)と同義の、古風な言い回しです。
意図的に「武士」と書いて「さむらい」と読ませる例などもたまに見かけますが、あくまで意訳的な解釈であり、「武士」の読み仮名としては「ぶし/もののふ」になります。
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本日は、11月11日『サムライの日』にちなんで、「士」にまつわる難読漢字
・士(さむらい)
・武士(ぶし/もののふ)
など、日本人の豆知識として、ぜひ覚えておきたい読み仮名をおさらいしてみました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
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- 参考資料:一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/『精選版日本国語大辞典』(株式会社小学館)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱